進研学習会ブログ

おやじから一言 2017 10月号

2017.10.17

伊藤です。 「おやじから一言」は模試の度に中3生に発信しているメッセージ&独り言です

いやー早いですね~。何がって?時間の話だ。一日、一日が早く感じないか?もうすぐ10月も終わるぞ。今年もあと2ヶ月ちょっとしかない。いやー、早いよ。年齢を重ねてくると時間が経つのが早い。君らだってそうじゃないか。小学生の時の1年間と今の1年間とでは時間の進み方が違うだろ。これがどんどん早くなるのよ。はー怖いわー。毎年、大みそかの「紅白歌合戦」「ガキの使いやあらへんで」を見る度に「本当に1年って早いよねー」と女房、父、母とうなずくのが恒例である。きっと君らの親も同じはずだ。
10月9・10・11日の3日間秋休み講習がありましたな。中3会員のほとんど全員が参加してくれた。数学の円周角は分かったかな? 相似、三平方とセットで出題されることが多い。基本的に脇役的な存在なのだがすごく大事である。テレビに出ている人で言うと… 大杉蓮(おおすぎれん)
とか、濱田岳(はまだがく)のような存在かね~。(auのCMに出ている金太郎)
 auのCMでの金太郎はどのような存在だ? けっこう重要だろ?数学界の濱田岳のような存在が「円周角」なのである!参ったか、バカ野郎ども!はーはー、息がきれるぜ。だから今回習ったことは忘れるんでねーぞ。
模試の話だ。前回はこんな感じだったな。
●新みやぎ模試 9月度

 
全体 59 53 57 50 58 277
69 70 73 65 75 353
SS 55 57 57 57 58 58

県平均+76点とは上出来である!現高校3年生、大学2年生の代もウチの塾生はなかなかの偏差値をたたき出していたが、それに迫るくらいの平均点である。450点以上も4人いた。SS45以下は6人だけ。全体的にはまずまずの結果だと思っている。個別に見ていけば、上がっていない者たちもいるので、本日16日から行われるあなたとの二者面談でしっかりと伝えていきましょう。
そんで緊張の今回の結果は、
●新みやぎ模試 10月度
 

 
全体 60 42 52 50 61 265
72 61 63 64 74 333
SS 57 59 56 57 56 58


まあまあだな。5科では前回と同じSS(偏差値)58だな。数学県平均+19点は立派だね。理科は県平均が高かったから、塾平均が74点でもSS56にしかならなかったなー。工藤先生は「もっと難しい問題を出してくれー」と嘆いていました。
今回の模試は7月から数えて4回目だ。夏休みの学習の成果が出てくるこの10月模試で自己ベストのSSをたたき出したのはこいつらだ、エライゾ!チュッ!
●今回自己ベストのSSをたたき出した者たち ※ここでは名前非公表

名前(学校) 7月 8月 9月 10月
AAAAAA 南光台 65 60 64 68
BBBBB 南光台東 59 59 61 64
CCCCC 南光台   61 60 63
DDDDD 南光台東   61 59 62
EEEEE 西山   56 61 62
FFFFFF 八乙女 56 57 60 61
GGGGG 南光台東   57 55 61
HHHHH 八乙女 53 58 59 60
IIIIIIIII   八乙女 54 57 57 60
JJJJJJ 西山 50 52 53 54
KKKKK 台原 47 50 50 53
LLLLLL 台原 51 48 51 53
MMMMM南光台 43 43 44 50
NNNNN 八乙女 39 42 43 44

まあ、3回しか受験しなかった者もいれているので14名にもなってしまったが、それでもたいしたもんだ。もちろんジャイアントコーンプレゼント!次回、1でも良いからさらにアップしてほしいね。次に今回県ベスト100に入った皆さんでーす!
受験者数は4580人。

名前 中学校 得点 順位
OOOO 八乙女 451点 15位
PPPP 西山 437点 43位
QQQQ八乙女 427点 80位
RRRR南光台 425点 100位

先月もランクインした者が3名いますな。PPPちゃんがガツンと入ってきましたな。OO、QQQ、RRRの安定感… ホッとしますな。
さて今回、残念ながら自己ワーストとなってしまった4名、また志望校判定がC、Dの者たちよ。公立高校の入試は内申と得点の相関で決まるので、今回の模試の結果だけで判断はできない。しかし、今回の結果を重く受け止めなければならない。何が足りないのか? 学習時間なのか、集中力なのか、計画性なのか、それともなんとかなるさ、という根拠のない自信なのか…。考えなければならんな。
次回は11月3日だ。とても大事な模試だぞ。その後、また二者面談、そんで君らの親に来てもらう教育相談。そして、各中学校で三者面談が行われる。そこで最終的に私立受験校が決定、公立前期受験を考えている者は決定。それがこれからの約50日間で決まるんだぞ。もたもたしてられんぞ。今やらねばいつやるのよ。必ず次の11月模試で結果を出してほしい。そのためにも模試の復習だ。土曜のサクセストライアルを受講している人はその復習もやってくれ。前にも言ったが、反省しない奴は前進しないからね。今回の模試の結果と解答の中身をきちんと見て分析せねばならんぞ。
  成績を上げるためにはどうすれば良いのか?そんなことは今まで耳にタコができるくらい聞いてきたはずだ。テストが終わったら復習する。予習は時間をかけてやる。学習時間を増やす。計画的にやる。わからないところは先生に質問する…。成績が上がらない人たちは、こんな当たり前のことを分かっていてもやらないのだ。結局、「欲」に負けてしまうのだ。メンドクサイ、と思うのだ。テレビを見たい、マンガを読みたい、スマホでゲームをしたい。そんな連中は勉強しない理由やできなかった時の言い訳は一生懸命に考える。中3の今の時期にやらない、しない、したくない、というのならばそれはそれで任せましょう。どうせ、言っても変わるワケがないしな。自分で自分を変えたい、と思わなければどうにもならん。ただ、言えることは、この入試という大イベントは自分を変えるチャンスであることは間違いない。このタイミングで勉強をする習慣をつけられないならば、高校ではおそらく無理だろう。今こそ「欲」に勝てる自分を作るチャンスだ。
成績が上がらない人たちの共通点を挙げよう。
・自分より下の人を気にする。成績、通信票のことだ。「○○ちゃんって、こないだの模試で数学22点らしいよ」
・計画してもやらない。計画したとしてもいつも最初から。「今日、数学の一次関数をやる予定だったけど、塾で思ったよりも多く宿題が出たから明日やろう。」「歴史を勉強するぞ。んじゃ縄文時代からね。」毎回、縄文から。
・復習しない 「1回やったし、先生が解説してくれたからわかったし…」
・わかるところしか勉強しない「今日も数学だけで終わってしまった…」
こんなことをしなければ、成績は上がるハズ。もちろん時間をしっかりとかけてやることが前提だ。
「1000枚のコピー用紙」
有名な話だ。(伊藤がちょいと中3用にアレンジした)
ここに1000枚のコピー用紙がある。これはキミ自身だ。
今日、やる気が出ないので1時間だけで、勉強終了。10枚捨てた。
宿題をやるのを忘れた。5枚捨てた。985枚になった。見た目に減った感じは全くない。授業中にとなりの人と少しだけ話した。1枚捨てた。授業が始まるときに机に教科書、ノートを準備していない。1枚捨てた。英単語の練習を毎日10分ずつやっていたが、今日サボってしまった。5枚捨てた。まあそれでも978枚だ。たいして減っていない。
しかし、毎日5枚ずつ100日捨てたとすると…。かなり減ってしまうことになる。今の自分の行動は、1枚の紙を捨てたことにならないか?そう考えてほしい。 なぜ、挨拶しないといけないのか?なぜ、うそをついてはいけないのか?なぜ、仲間はずれをしてはいけないのか?すべては、自分の可能性・社会性という白い紙を捨てることだからだ。 
 逆にいま苦しくとも努力をすると紙が1枚2枚と増えていく。相手の立場に立って考える。今日やれることは今日やる。机の上を整理した。1枚ずつ増える。今まで話したことがない人に勇気を出して話しかけてみる。友だちの努力を認める。1枚増える。毎日1枚や2枚の紙が増えても、だれも気づかない。でも、それを続けていけば、1500枚2000枚になる。 たった1枚、その1枚を大事にする人が将来、いろいろなことを考えられる人になれるのだろう。きっとなりたい職業に就き、夢をつかむのだろう。キミらにはそうなってほしい。

 

 

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