進研学習会ブログ

春期講習 小5英語「書く」 スマホ

2024.04.02

伊藤です

春期講習も後半戦に入って参りました。新中1生は中学準備応用ゼミというのが始まり、累乗やら足し算、

引き算、かけ算、わり算が混ざった四則混合の問題に苦しんでおります。まあ、毎年のことながらたかが

計算なわけで数多くやれば誰でもできるようになるところです。小学生で計算ができない児童はやって

いないだけで、やればできるようになるのは間違いありません。しかし、分数が苦手という生徒は昔と比べて

増えているのは事実です。『3分の1+2分の1=5分の2』なんていう児童も毎年1人はいるものです。

そういう状態になるまで親が手を打たず、中学生になって「これからが勝負ね」なんて言ってもなかなか数学が

得意という状態にまではなりませんね。それでも他の教科がバッチリで数学だけに集中して勉強できるのならば

話は別ですが、そのような生徒はなかなかいません。しかも中学生になってしまうと部活も出てくるので、小学

生の時とは違って忙しくなってしまいます。やはり、計算、漢字、国語音読、英語音読は小学生のときから

習慣化したいものです。

この4月からの小学生の教科書改定では小5・6の英語では「書く」ことが含まれるようになります。今までは

「文章が読める、意味がわかる、文章を聞いて理解できる」までだったので、青陵中や東北学院中入試ではリスニ

ングしか出題できませんでしたが、今後はライティング(書き)が出題される可能性が出てきました。小5からコツ

コツと英単語を練習する児童と英語は中学になってからで十分なんて思っている児童とでは、中学入学時には大きな

学力差が生まれて当然ですよね。10年前と比べると小学生の学習内容はかなり増えて来ているはずなのに、なぜか

勉強時間はほぼ横ばいというデータがあります。私の実感としては減っている感じがします。スマホの出現がその

大きな理由です。無限のチャンネルで24時間見放題の「テレビ兼ゲーム」であるスマホには中毒性があります。

子供にスマホを与えるときは、しっかりとルールを決めてから持たせたいものです。持たせてからのルール決めは

子供からすれば後出しジャンケンのようなものです。また、スマホは不登校の長期化の原因にもなっています。

昔は学校に行かないと家にいてもつまらない、やることがない、という状況でしたが、今は家で一人でいるのが

楽しい、スマホさえあればゲームもできるしユーチューブ見放題だし、、、。

スマホは使い方しだいでは武器にもなるし麻薬にもなるものです。今では小学高学年からスマホを持たせる親が

多くなりました。クラブチームなどに所属していると、もはやスマホは連絡ツールとして必需品だと聞いています。

繰り返しになりますが、親がしっかりと「使い方を指導、家庭内のルール決め」を最初にしておくことが大事です。

知識を増やせる、疑問に思ったら即調べる、便利に使えるのがスマホです。そのような利用をさせたいものです。

 

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