おやじから一言2020 VOL.5
2020.11.24
この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
はい、こんにちはー。きみらが11月度模試を受けたのが11月3日だった。前から言っている通り今月末、あるいは来月初めに学校で三者面談が行われ、そこで私立受験校が決定する。その前に我々との二者面談、親との教育相談。今回11月の模試の結果はとても大事であることはみんなも承知しているハズだ。先月の10月模試の二者面談のアンケートで「私立の説明会、オープンキャンパスなどに行ったことがある学校をすべて書いてください」というのがあったが、全く行っていない、オンラインでも参加していない、という人が思ったよりも多かった。
「俺、公立しか興味ねーから、私立はどこでもイイっす。」などと思っている奴はいないと思うが、もしいたら体育の授業中にバスケットボールが顔面にあたることを祈る。確かに僕は公立が第一ですから、と言う者が多いとは思うが私立は受験するわけでそこに行く可能性は0(ゼロ)ではないのでやはり真剣に考えてほしいですな。11月でも私立によってはまだ個別相談会という形で土曜日や平日夕方におこなっているところがあるので、興味はあるがまだ行ったことがない、という高校があるならその学校のホームページを見てほしい。もしまだやっているようなら、行って話を聞いてほしいね。
今月3日の模試の結果から現在教育相談の真っ最中である。君らが納得したうえで「私立ではここに行きたい!」「高校では○○をやりたいから△△高校に行きたい!」など積極的な私立受験校選びであることを期待している。またそうでなければいけないよね。
君らが模試を受けた翌日、つまり11月4日だが泉ヶ岳に初冠雪というニュースが流れた。平年より2日早いという。日中はほどほど暖かいとはいえ、朝晩が寒くなったよねー。先週近所にあるビバホームに行ったらズラーとファンヒーター、こたつ、ホッカイロなんかが入口付近の目立つところに並んでいた。夕方16時30分にはもう真っ暗だよね。冬至までどんどん日照時間が短くなる。今年の冬至は12月22日らしい。そのころには私立受験校はすでに決まっており、WEBで願書を送信し、受験料を払い終わっているんだろうね。その時期にならば中3範囲の単元がほぼすべて終わり、私立の過去問演習、冬期講習…。まあ予定はぎっちり詰まっていますな。毎年思うのだが、泉ヶ岳に雪が降ると「あーまたこの時期が来たなー、受験ですなー」と思う。忙しくなるなー。と思いつつ、ふと自分自身のことも考える。タイヤもスタッドレスにしなきゃなんねーな―、とか雪かき壊れていないかなー、融雪剤まだあったかな、クルマのガラスの解氷スプレーは? などと大人は何かと冬準備のことを考える。我が家は11月から4月中旬までのワシの休みの日の夕食はほぼ「鍋」になるので、新製品として今年はどんな「鍋の素」が売り出されるのだろう、とスーパーに行った時に探すのが楽しみなのである。話はワシの話にそれてしまった。君らはこの中3の11月から3月までのことはきっと頭に残るんだろうね。何年か経って「中3の冬は勉強したな―、きつかったなー。でもよくあれだけ頑張れたなー」とニヤニヤしながら思い返せることができれば良いね。
そうそう、忘れないうちに知らせておかなければいけないことがあったので、それを書こう。私立受験校の過去問を購入してほしいのだ。最低でも3年分はやってほしいね。今書店にいったら学参コーナーに私立の過去問が山積みになっている。できれば紺色がメインの表紙になっている東京学参のものを購入してほしい。ドミニコと明成以外は発行されているようだ。書店で売り切れ、取り寄せというのならばネットでも購入できる。遅くても12月7日までには買っておいてくれ。ドミニコ・明成受験の生徒は他メーカーでも私立過去問を出してくれているのでそちらで購入してくれ。東京学参は解説が良いのでお勧めなのである。公立過去問も東京学参がおすすめなので、一緒に買っておいた方が良いかも。2月には書店からなくなり、取り寄せもできなくなるからね。
「先生、○○高校に行ったとき昨年分の過去問をもらってきたんですけど、それで良いですか?」と聞いてくる奴がいるが最低でも3年分は必要。ちょっとお金はかかるがやはり合格のために購入してほしいですね。12月になったら実戦的な問題に取り組むことになる。実戦的な問題って、今やっている問題と何が違うの?と思う人たちもきっと多いと思う。実践的な問題とはつまり入試っぽい問題、模試なんかがそれに近いよ。簡単に言えばこの定理とあの定理を使うような問題が一つの問題に含まれている混合問題である。なに?まだピンとこないとな?数学の一次関数で言えば2つの直線が点Pで交わっていて、その2直線とX軸との交点をA,Bとする…。まあよくありがちな問題だわな。ここまでは完全に一次関数なのだが、ここで三角形PABをX軸を軸として1回転させた時の立体の表面積、体積を求めよ。となると中1の2月に習った立体図形の問題になるよね。このようにいくつかの単元がミックスされた問題が実践的な問題なのだ。英語で言えば長文がそうだよね。中1から中3の文法が混ざって出てくる。こういうものが入試によく出る。私立過去問は必要なものなので必ず購入しておいてくれ。
さて、そろそろ11月模試の結果を発表だ。いつも通り前回10月模試を振り返ろう。
10月度
国 | 数 | 英 | 社 | 理 | 合計 | |
全体 | 51 | 53 | 46 | 48 | 55 | 253 |
塾 | 47 | 59 | 48 | 51 | 61 | 263 |
SS | 47 | 53 | 51 | 51 | 52 | 51 |
いやいや、こんな感じだった。それでも半分近い人たちが自己ベスト、あるいは自己ベストタイ(過去のベストと同じ)の偏差値をたたき出してくれたので、そういう人たちのことは本当に認めているぞ。頑張ったよね。そんでこれが今回。
11月度
国 | 数 | 英 | 社 | 理 | 合計 | |
全体 | 56 | 54 | 53 | 53 | 56 | 272 |
塾 | 55 | 62 | 56 | 56 | 59 | 288 |
SS | 49 | 53 | 51 | 51 | 51 | 51 |
むむー、私立受験校決定の材料になるのが今回の模試だったわけだが、全体的には横ばいという感じだったな。国語はあと1点で県平均でしたね。次回は絶対に越えてくれよ。それでもこの11月という時期で自己ベストの偏差値をたたき出したものが9人もいた。これはすごいことだ。また、自己ベストタイの者も4名(AAA64、BBB62、CCC46、DDD40)いた。健闘したな!
今回自己ベストのSSをたたきだした連中はこちらでござる
名 前(学校) | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 |
EEEE (台) | 60 | 64 | 62 | 62 | 68 |
FFFF (鶴) | 57 | 57 | 58 | 60 | 63 |
GGGG (台) | 57 | 57 | 58 | 59 | 63 |
HHHH (台) | 57 | 57 | 59 | 61 | 62 |
IIII (八) | 55 | 57 | 56 | 59 | |
JJJJ (幸) | 49 | 53 | 56 | 52 | 58 |
KKKK (幸) | 43 | 40 | 41 | 41 | 46 |
LLLL (八) | 41 | 44 | 44 | 45 | |
MMM (南) | 35 | 36 | 37 | 38 | 41 |
次は12月6日(日)だ。全員会場で受験ということになる。本番に近い形でどれだけ自分の力を出せるかが問われる。朝の受付時間がとても早いので、気をつけてくれ。8時頃には会場に着くようにしましょう。
さて、繰り返しになるが、12月になったら私立受験校が決まるわけなので、ここから自分の受験する私立の過去問をやっていかなければなりませんな。そうそうほとんどの人が私立を2つ受けると思うが、優先順位を最初に決めておいてくれよ。スライド合格があるところを受験する人たちだぞ。例えば東北創進と榴ケ岡特進を受ける場合、東北創進、東北文理、榴ケ岡特進、榴ケ岡総合などスライドを考えると、合否が何通りか出てくる。優先順位を決めておかなければならない。東北が創進で合格、榴ケ岡が総合で合格、その時どっちに一時金を納めるのか。きちんと今から順番を考えておこう。それによって公立受験校も変わる可能性があるしね。私立受験が2月2・4日。ここから約2ヶ月ちょっとだね。まずはそこで勝つための準備だな。試験範囲の確認。コロナで私立高校の出題範囲が狭くなっているところがほとんどだ。募集要項を見てくれ。そしてそれに基づいて試験範囲の学習をさっさと終わらせる。公立が第一志望で私立は眼中にありませんぜ、という人は公立の試験範囲で考えてくれ。そんで次に私立過去問をやりつつ、冬期講習の予習だな。ここからの1ヶ月でやらなければならないこと、考えなければならないことはたくさんある。迷ったり悩んだりすることがあったら、我々にすぐに言ってくれ。さあみなさん!受験校全勝目指して頑張るべ。限界ギリギリまで頭に詰め込んでいこうぜ。特に○○は詰め込め!今のままでは4月からフリーターになっちまうぞ。
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