進研学習会ブログ

おやじから一言2021 VOL5

2021.11.22

伊藤です
 
もう11月の下旬にさしかかってきましたな。ワシは紅葉狩りが好きなので今シーズンは3回ほど行きましたな。鳴子、秋保、遠刈田、七ヶ宿。年齢が上になってくると自然の美に惹(ひ)かれるようになる。本当に不思議だ。君らのほとんどは紅葉も桜もあまり興味がないよね。でもあと数十年もすればきっと山の深―い緑だったり、海の青さなどに惹かれる時が来るだろう。
昨年の初雪は確か12月だったが、例年仙台では11月に初雪が降る。その後大人たちは急いでタイヤを冬用に代えるのだ。本当に冬はもうすぐそこまで来ているのだ。君らのカッコウもだんだん冬らしくなってきたよね(一部の感覚神経が鈍い人は除く)。ワシなんかはバイクに乗るのでガッチリ冬モードである。君らの中でそろそろ学校に行くときに手袋、マフラーあるいはネックウォーマーをつける者が出てくるハズ。冬はもうすぐじゃ。
今月はいよいよ私立受験校を決めなければいけない。公立が第一志望だから私立は考えていません、という者はもうさすがにいないとは思うが受験校はちゃんと考えたか?受験するということは来年その高校に通う可能性があるわけで、親と一緒にしっかり考えて決めてほしい。まあこのことは今まで何回か言ってあるから大丈夫かと思うが。また私立を第一志望にしている人はきちんと調べた上で、その高校を第一志望として推薦なり特待で受験するんだろうけど本当にそれで良いのかい? 私立推薦、特待はまず落ちることはない。ということはその高校に決まる、ということだ。そこから変更することはできない、だからしっかり考えなければならんのだ。部活が目的であればまだ良いのだが大学への推薦入学を狙ってその高校を選ぶのならばなおさらだ。本当にその高校で良いのかを今一度考えよう。まだ少しだけ時間はある。悔いのない選択をしてほしい。
さて、君らももう中3生なワケなので、ちょっとお金の話をしよう。よく君らから「私立はお金がかかるからダメ、と親から言われてます」という話を聞くが、本当のところどうなのか。
まず、すべての高校生とは言わないがほとんどの高校生は国から就学支援金というものが支給される。(※これは確か公明党の公約の一つだった) 親の収入により年額約40万円または12万円が支給される。(※親が高収入だと支援金はなし)だいたいの家庭では年額40万円の方だと思う。これは公立高校の年間約12万円を越えるもので実質公立高校はタダなのである。まあ修学旅行代(2年間で11万円位)の他PTA関連、副教材、模試代等で3年間で4~7万円程度。3年間でこんな金額で済むのだから、やはり安い!激安!ドン・キホーテも真っ青、というところだ。一方私立高校は授業料、その他で3年間で160~200万円。就学支援金を3年間で120万円をもらうとしても、それを差し引いて40~80万円。もちろん特待生で入学するのであれば、もっと少ない。公立と比べると私立高校の設備面、進路指導、生徒との距離の近さは公立より上だと思う。キミらの親御さんでもし「公立でも、私立でも好きなところに行って良いよ。」と言ってくれているのなら、本当に感謝しなければならんぞ。昔と違い、今は大学進学希望者がとても多い。おそらく今、進研に通っている中3会員の7、8割は大学に行くんじゃないのかな。んじゃあ、そこで大学にかかる費用もちょっと教えよう。
私立大学文系は4年間で400万円位、理系(工業系)で560万円位、医療系(看護、理学療法等)だと750万円位かかるのだ(ちなみに専門学校だと2年または3年間で180~550万円、薬学科だと6年で1100万)。国公立大だと理・文ともに4年で250万円位だな。国立大は文学部だろうが医学部だろうが変らんのだ。お得!
これからの7年間の合計で最も費用が高くなるのが私立高校(就学支援金年額約40万円として)、私立大(医療系)で総額800万円位。逆に最も安くなるのが公立高校、国公立大で7年で250万円位。実際にはこれに高校時に制服代、教科書代、修学旅行費、部活動にかかる費用、大学時には交通費や食事代がかかる。7年間でだいたいプラス100~200万円、もし大学生になって一人暮しとなると4年分の仕送り代として300~400万円がさらにプラスだ。「オーノーウ!」「あんびりーばぼー!」の声が聞こえてきそうだ。本当にお金がかかるのよ、だから私立大なら地元限定よ!という親が多いのはわかるでしょ。それでも今は昔と比べると就学支援金という制度があるので安くなったと思うね。また、学生支援機構(旧育英会)からお金を借りやすくなったので、実際には上記の金額より負担が減りますな。と、言っても大学生になっての奨学金は実際には借金なので、社会人になったら返さなくてはならないけどね。さあ、どうでしょう。みなさんにかかる費用はかなりの金額だということが分かってもらえたでしょうか。親からしてもらったことは自分が親になったら自分の子どもにしてやってほしいですね。
さて、そろそろ10月度の振り返り。
●新みやぎ模試 10月度
 
全体 56 34 45 50 51 236
56 36 44 51 52 240
SS 50 51 50 50 50 50
 
そうそう、最悪、劣悪でした。数学36点というのも10月で会員平均偏差値50というのも、ウチの塾では過去に記録がないほどワーストでした。どの教科もほぼ平均点。いくら集団授業の内容が中3のまだ習っていない予習範囲とはいえ、自宅でお勉強をしているのならばもうちょっと取れるでしょ。先月のおやじ~に書いたように、「量」をこなしていますか?平日塾がない日で4時間、休日で7時間以上。11月下旬といったら、もうこれくらいはやってほしいですね。量をこなしていくとムダが見えてくるようになる。そのムダを取っていくと質が上がるのだ。何でもそうだが、えー例えばインスタントラーメンにたくさんの種類の野菜やキノコ、肉を入れておいしく作りましょう。といった作業をするときに1回目よりは2回目、3回目の方が段取りよく作業が進むはずだ。お湯を沸かしているときに野菜、肉とかを切っておこう。どんぶりも出しておいた方が良いな。お湯でも入れて温めておいた方が良いな。すぐに食べられるようにハシを準備だな。 回数をこなすということはムダが減る。つまり効率(質)が上がるのだ。スポーツも料理も勉強も仕事も同じだ。繰り返すことによって磨かれていくものなのだ。さて、それでは11月模試の結果だ。
●新みやぎ模試 11月度
 
全体 60 41 52 46 53 252
60 44 56 49 53 262
SS 50 51 51 51 50 51
 
ぬぬー、ちょっと元気がないなー。どの教科も前回同様のほぼ平均点位ですな。今回の模試は私立受験校を決めるとても大切な模試であったことは前から話していることだ。もうちょっと取りたかったなー、という人がほとんどだったんじゃないのかね。模試の見直しをしてくれよ。数学はかなり難しかったよね。解答を見て理解できたか?無理だよね。それでもワシのところに質問をしに来た者は2人だけだった。もっと水曜日の質問の日「補講」を利用してくれよ。バンバン質問してくれ。また、理科、社会の暗記系は自分で進めておいてくれよ。12月からは単元ごとに学習をしていくというよりは、総合問題を演習していく時期である。まあ、最適なのは私立の過去問だよ。これを読んでいる頃にはもう二者面談が終っているだろう。私立高校受験校が決まったよね。決まったら今度は過去の入試問題を書店で買おう。買うだけで良い。やるのは12月になってから号令をかけるのでそこからでOK。高校によっては書店で売り切れになっちゃうので、購入だけはしておいてほしい。おすすめは「東京学参」紺色の表紙よ。ただ、ここのメーカーは仙台の私立高校すべてを扱っているわけではないので、ネットで確認してくれ。もし、東京学参がなかったら別のメーカーのものを買ってくれ。最低でも3年分は入っているものを買ってね。そうそう、ついでに公立高校の過去問も買っておいた方が良いだろう。こちらもおすすめは「東京学参」だ。無くなるのが早いので、遅くとも1月中には買っておいてくれよ。
もうすぐ12月5日。新みやぎ模試だ。次こそは何が何でも自己ベストの偏差値を取ってやる!という強い意志を持って頑張ろう。そうそう、今回11月模試で自己ベストの偏差値をたたき出した奴らはこいつらだ!えらいぞ!チュッ!
名前(中学) 7月 8月 9月 10月 11月
AAAA 八乙女 63 62 64 61 65
BBBB 南光台 47 52 56 53 58
CCCC 南光台   53 53 53 58
DDDD 鶴谷 46 49 47 45 50
EEEE  鶴谷 46 45 47 48 50
褒美にお菓子をプレゼント!
勝利のお菓子はうめーぞ。ポリポリ食ってくれ。
 
 

 

寒くなってきました

2021.11.10

鈴木です。

11月になり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
帰宅途中の路上温度計で一桁前半の気温をよく目にするようになってきました。

……そろそろタイヤ交換時期ということなのでしょうか?

毎年、タイヤ交換時期を迷ってしまいます。
イメージとしては、宮城県は11月後半から12月前半に一度雪が降るものの、その後はしばらく晴天が続き、1月や2月にパラパラと雪の日があるというところでしょうか?
昨年のように正月前後にドカっと大雪(?)ということもありますが、太平洋側の気候ということもあり、宮城県はあまり雪が多くありません。
安全を考慮すれば早めに換えたいところですが、タイヤの減りなどを気にしてしまうと、結局12月になってから(1度積雪を経験してから)ということになりそうです。
 ※ フラグが立たないようにせねば…


さて、11月になり、中学校の後期中間テストが始まりました(一部終わりました)。
今年の中3生は今週がテストという学校が多いようです。
一方で、中1生や中2生は学校によって日程がまちまちで、今月初めにテストが終わっている学校もあれば、12月初めがテストという学校もあります。
なんとも塾としては「テスト対策」が設定しづらいスケジュールです(汗)

結果、毎週土曜日にテスト対策の補講を実施しています。。。


高校生の定期テストは、あまり高校による違いはありません。
ただ、修学旅行がある高2生と他の学年とで日程が異なるため、こちらも塾としては「テスト対策」の設定がしづらくなっています。

結果、3日ほど日程を組みました。




今年も残り50日程度。
あっという間に新年を迎えてしまいそうです。

とはいえ、11月・12月は塾が忙しい時期。
冬期講習に向けた準備はもとより、「中学生・高校生のテスト対策」「中3生の進路面談」「塾生の保護者との教育相談」と、やるべきことが多々あります。

落ち着いて一つ一つ準備と実践を進めていきたいものです。


今日はいつも以上に『肩が凝っている』気がします。
疲れが溜まってきているのでしょうか…?

ゆったり温泉とか、美味しいもの(できれば肉!)を食べにとか、行きたいなぁ…


 

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