進研学習会ブログ

おやじから一言 VOL.4

2025.10.27

10月10日(金)にキミらは担任の先生から通信票が渡されましたな。どうだったでしょうか?自分が思っていたような数字だったかな?ほぼこれで内申点が決まりですな。後期中間テストが終わるとあらためて通信票が渡され、それが受験校の内申欄に載ることになる。今、学校で習っていることは結構大事なところで、特に数・理は入試にとても出題されやすい単元だ。塾の授業も学校の授業もしっかりと聞いてくれよ。公立高校では入試時に内申点は、2,3割が考慮される。これは学校によって違うので、宮城県教育委員会のHPから各高校の「求める人物像」を見てももらえれば、書かれているのでチェックしてくれ。内申点が2,3割ということは入試時の得点が7,8割を占めるわけなので、やはり広い範囲での家庭学習を進めなければならない。しっかりやってくれよ。
さて、キミらは中3になって模試を7月から毎月受けているが、その問題と学校の定期テストの問題のレベルの差をどう感じているだろうか。きっと「模試は難しいよ」「あんな難しい問題はやったことない」というような感想を持つ人は多いだろう。ワシも確かにそう思う。ただ、入試もそれなりに難しい問題が出題されるので、しかたがない。公立高校の入試問題は1教科55点の平均点が良し、とされている。5教科だと275点だな。実際、宮城県の入試問題もそんなもんだ。ワシは平均点が300点を越すと、今年は問題が簡単だったなー、という感想を持つし、250点を下回ると、いやー難しかったなー、と思うものだ。模試もその公立入試の平均点を意識して作られたものなので、やはり平均点は275点を狙って作られているのだ。だから、そのような広い範囲で難易度も高い問題に慣れていかなくてはならんのだ。そのためにも語句・公式などの覚えておかなければならないような暗記系は頭にしっかりと入れて置かなければならない。いつまでたっても二次方程式の解の公式が覚えられないようでは話にならん。さらに、その暗記したことが問われたときにパッと答えられる瞬発性があるかどうかが次の課題となる。暗記したことを自信を持ってスグにアウトプットできるか。このようなことを身につけるには、自分が知っていることを友だちに教えたりすれば良い。人に教えるにはまず自分の頭で整理できていなければならないよね。話す順番も大事だしね。ぜひ、実践してくれ。
ワシはこの塾という現場で教えてかなりの年数になるので、それなりに受験ハプニングというものを見てきた。天候によるハプニングでは、私立入試日にとんでもない大雪になってしまい、大パニックになったことがある。朝から交通マヒ。バス、自動車全く動かず。しかも交通事故があっちこっちで起きてしまったのだ。各私立高校ではラジオで「本日の入試は午後〇時から行います」と訴えていたが、まあそんなことは届かないね。昔はインターネットというものが発展していなかったので、受験者にお知らせする手段がなかったんだな。ほとんどの受験生たちは、バス、自家用車を降り徒歩で私立高校に向かったのだ。ワシもその日、朝早くからクルマに乗っていたのだが、事故車が車線をふさいでしまい、全く動かなかったことを覚えている。その日は塾の授業の日で「絶対に塾に来いよ、すぐに次の入試があるんだからな。」と集団ゼミの者たちに前週の授業で言っていた。生徒たちは19時過ぎになって続々と塾に来た。ツツジの受験者たちは18時過ぎに入試が終わり、雪が落ち着いたとはいえビチャビチャの道路を歩き、直接塾に来たのだ。「よく来たなー、お前たち!だけど、疲れているだろうから、帰る奴は帰れ。授業を振り替えるよ。残る奴は残れ、授業を続けよう。」というようなことを言った記憶がある。いやー、ガッツあふれる者たちが多かったよ。今は超温暖化だからね。そんな心配はほぼないね。まあ、ちょっと余談でした。
さて、そろそろ今回10月模試の結果といこう。と、その前に9月模試の振り返りだ。
●新みやぎ模試 9月度

全体 59 41 50 53 43 246
53 45 52 52 45 247
SS 47 52 51 50 51 50

んだんだ、こんな感じだ。県平均プラス1点とは残念。さあ、今回はどうでしょうか。

●新みやぎ模試 10月度

全体 61 47 44 54 54 260
58 49 45 56 54 261
SS 48 51 50 51 50 50

横ばいですな。しかし、君らの国語力は乏しいですな。毎回、こんなもんだもんね。国語力は語い力(知っている言葉の量を増やす)、論理力(理由を考える。つじつまが合うのかを考える。感想ではなく事実関係を追う)が大切なのだが、その力を今からつけるには時間的に厳しい。しかし、漢字・文法・古文・作文とかであればまだ伸びるはずだ。読解が苦手な人はこの分野に絞るのも一つだぞ。
さて、今回のアイス券プレゼントの対象者は中3になって3回以上の模試を受験していて、今回の偏差値が自己ベストを叩きだした者たちだ!

名前(学校) 7月 8月 9月 10月
AAA(南) 52 52 54
BBB(南) 46 46 53
CCC(南) 48 46 49
DDD(南) 46 46 48
EEE(南) 37 37 40

特別賞(爆上がり!)
FFF(八)   37 → 45
こちらもアイス券プレゼントします。
みなさん、現在塾での二者面談を行っているが、ワシが話をした者たちで私立受験校についてあいまいな者たちが何人かいた。まあ、今の時期だから1つはしっかりと決まっていなければならんな。ちょっと考えているのが3つ、4つある、というのならば、そこから我々がいろいろなヒントや考え方を与えることはできる。それから家庭の人たちと十分に議論してもらって、最終的に1校または2校にすれば良い。と言ってももう10月も下旬にさしかかってきているので、急がねばならん。11月は学校の後期中間テストもあるしね。家庭で話し合える時間を作っていかないといかんぞ。そんで、11月1日(土)はみや模試だ。その後、また二者面談を行う。その時はかなり具体的に私立受験校についての話となる。公立が第一志望です、と言っても私立を受けるわけだからね。何回も言うが私立受験校をしっかり家庭で話し合っておいてくれよ。どの高校のどのコースを何で受けるのか(一般・推薦・専願・公立併願特待など)を決めないといかんぞ。
私立を一般受験で受ける場合、内申書の5段階評価の部分はあまり評価されない。まあ、もちろん推薦入試とかだと内申書がほぼすべてなのだが、一般入試では欠席日数とか検定、学校での活躍等を見られるだけだ。ほとんどは入試の得点で決まるのだ。私立の過去問だが12月初めからいくのが普通ですな。11月中には私立受験校が決まるので、12月初めには自分の受験校の過去問を購入しておこう。遅くとも11月3日くらいまでには書店やネットで購入しておいてくれ。こちらが「さあ、明日から始めてくれ!」と号令をかけた時に「まだ買ってません」ではガクッとなってしまう。
さあ、季節はすっかり「秋」である。1ヶ月前はあんなに暑かったのにな。本当にこの1ヶ月で気温は下がった。だんだんと紅葉の季節になってきましたな。果物もおいしいよね。キミらの服装もほとんどが長袖だ(一部を除く(笑))。その服装ももっと重いものに変わっていくんだろうね。スグに12月になっちまうぞ。受験勉強も大切だが、キミらの学校生活も大切だ。中学生活も3月半ばで終わる。5ヶ月もないね。沢山の思い出を残そう。大事な友だちとは違う高校に進学しても、つながっていたいよね。今ではLINEとかいろいろとつながっていられるけど、自分に何かアクシデントがあったり悩みがあったりしたときに連絡をとって、スグに会って話ができるような友だちは良いよね。4月になって高校が違えば、会うこともめっきり減ってしまう、というかほとんどの人たちとは年に数回しか会わなくなってしまう。この人は自分にとって大切だ、と思える人とは残りの5ヶ月間で楽しい時間を過ごしてほしいものです。友だちと一緒の写真もたくさん撮っておこう。
必ずチェック ⇒「宮城新教育」のホームページ。パスワードは
「miyamoshi10」志望校の中での自分のおよその位置を確認! 11月1日より閲覧可能

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