おやじから一言2021 VOL.1
2021.07.31
この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
さて、みなさんはこの「おやじからの一言」は知っていたかな?
兄ちゃん、姉ちゃんがウチに通っていたならば、机の上にあったものをチラッと見たことがあるかもしれない。この「おやじから一言」は伊藤が新みやぎ模試の結果や中3生のみんなについての感想をつぶやく、という超ロングのツイッターみたいなものである。この「おやじ~」はH15位から書いているもので途中「スキヤキバクッ」など名前が変更になった年が何年かあるが、結局この「おやじから一言」という名前が最もしっくりくるということでこの名前に固定された。
この「おやじ~」は新みやぎ模試の結果について書くわけなので7月からは月1回の発行になる。文章は伊藤が自宅で酒を飲みながらキーを打つことが多いので、常体、敬体が混在するが、その程度は許してくれ。そうそうこの「おやじ~」は君らに対するメッセージなワケで君らの親に対するものではない。したがって親に見せる必要がない。また、あくまで伊藤個人の超ロングなツイッターなので読むのも読まないのも自由。読まずに捨てるのも自由である。
毎年、第一回の「おやじ~」は伝えることが決まっている。※毎年VOL1は内容の6割がほぼ同じ
それは「成績が上がる」という意味について、そしてこれからよく耳にすることになる「偏差値」についてである。さて、話していこう。
「成績が上がる」とはどういうことなのか。君らも君らの父ちゃん母ちゃんも勘違いしている人が多いのでここでしっかりと理解してくれ。
学校の点数が上がれば、成績が良くなった、という人がいるが、本当にそうなのか。前回50点、今回55点。成績が上がった、と言える?? これだけではわからないのよ。だって平均点とか順位などの情報がないからだ。前回は平均点が40点のときに50点取った。今回は平均点が60点のときに55点だった。これでは成績が上がった事にはならないな。前回は平均点より10点高かったのに今回は平均点マイナス5点。ガッチリ下がっているよね。この場合、得点は高くなったが成績は下がっているのだ。「得点が上がる」と「成績が上がる」は別なのである。まず、ここを抑えてほしい。
「成績が上がる」は「偏差値が上がる」という意味と同じであると考えて良い。んだば、偏差値とは何ぞや? 偏差値はSSと書いて表現することが多い。まず、君たちに尋ねよう。ゆっくり読んでくれ。前回の数学のテストで78点を取った。その時の平均点は65点。今回は72点だった。平均点は60点だ。これって上がったの?下がったの?それとも横ばい? わからないでしょ。前回よりも6点下がったとはいえ、平均点が5点下がっているし…。答えは「これだけではわからない!」です。なんかインチキくせーなー、と思うかもしれんが、本当にそうなのだからしかたがない。平均点から自分の得点の間に受験者全体のどれくらいの人がいるかが大事なのよ。と言ってもさっぱりわからんだろう。そこで偏差値というものが活躍する。単純に偏差値の数字が上がっていれば上昇。下がっていれば下降なのである。超カンタン! 成績が上がったか下がったかは偏差値を見れば一発でわかるのだ。前回5教科の偏差値が45だったのが今回は48。これは「上がった」ことになる。もし今回が44ならば「下がった」ことになる。点数を見るよりは偏差値を見た方が上がったか、下がったかがわかりやすいのだ。便利だな。志望校判定もこの偏差値に左右される。廊下の掲示板に貼ってある「宮城県高等学校合格基準偏差値」だが、これに載っている数字が大事。例えば泉高校普通科の合格基準偏差値は55となっている。この偏差値をとれば合格率60%とという判定が出る。入試では、内申点も考慮されるので、より精度の高い判定を出してもらうには、模試を受ける際に内申点を書く欄があるので、そこに自分の内申点を書けば良いのだ。
まあとにかく、内申点ももちろん大事だが、廊下に貼ってある「合格基準偏差値」の自分が受けたいと思っている高校の偏差値が超大事なのだ。
「得点が上がる=偏差値が上がる」と思われがちだが、そうではないことは説明したな。ここでいかに成績を上げるつまり偏差値を上げることが難しいかを説明しよう。
図1
この図を見てくれ。時間が経てば学力はつく。当たり前だ、勉強してアホになる奴はそうそういない。縦軸に学力(偏差値)、横軸に時間(1ヶ月、2ヶ月など)をとったグラフで考えたときに、宮城県で真ん中の生徒が常に偏差値(SS)50なのだ。SS50の生徒の傾きとA君の傾きは同じ(差が一定)なので、SS55ではじまったAくんはずーっと55のままなのだ。B君は緩やかに学力は上がってはいるもののSS50の生徒と差が少しずつではあるが広がっている。これは下がっていることを意味している。SS49、48、47…、勉強していくらかでも力がついているのに、他の人たちと比べてそのスピードが遅ければ偏差値は下がるのだ。
ウチの夏期講習受講生全員の偏差値が上がるかというと、そうではない。さっきのグラフを考えたら、そんなわけないことが分かるだろ。そんなに甘いものではないことがわかってきたと思う。宮城県で真ん中の生徒がすべて基準になることを覚えておいてくれ。君の3時間の勉強が君が受験したいと思っている高校を受験する人たちの3時間と比べてどうなのか? 同じか?偏差値(SS)40の者と50の者が同じ時間を勉強したら、当たり前だがSS50の者の方がはかどるのは当たり前だ。成績を上げるためには無理をしないと上がらんぞ。
次の図のC君のように宮城県でど真ん中の生徒よりも傾きを大きくしないと偏差値は上がらないのだ。
図 2
くどいようだが、このグラフのC君のようにグイッと上げていかないと「成績が上がった」ことにはならないのだ。 普通の人たちと同じようにやったって偏差値は1も上がらないんだからな。成績を上げるというのは本当に大変なことなんだ!ただ、勉強していれば上がるとは思うなよ。我々から言われたことをそのままやったからと言って上がるのはほんのちょっとだ。いかに自分からテーマをもってやっていくかが大事なのだ。だって忙しいもん、などと言い訳ばかりを考えている奴は上がるはずがない。(言い訳ばかりを考える奴はそれがクセになってるから、まあ上がるはずがない)
今回の模試の結果でガッカリした奴も多いだろう。というかもほぼ全員が大きくうなだれたはずだ。「あーもうだめだ。志望校下げなきゃ」なんて早くもギブアップ宣言が出ている奴もいるだろう。しかし、夏休みもまだ入ったばかりだ。あきらめるには早すぎる。受かるところを受けるのではなく、目標とする高校に何が何でも入ってやるぞ、という気持ちを持ってほしい。そして口ばかりでなく本気で勉強してほしいですな。志望校まで偏差値5も不足しているなら、塾のない日で家庭学習6時間、ある日で家庭学習3時間。これを1ヶ月も継続してくれれば次の次である9月模試あたりには偏差値5は上がっているんじゃないかな。無理です!なんて言わずにまずは机に向かって勉強を長い時間続けてみよう。勉強に飽きてきてしまっても机から離れずに粘るのだ。集中力が切れてしまっても机からは離れない。今回の模試の成績表を机の奥に入れて目を背けるのではなく、常に今の反省の気持ちを維持するためにも目の届くところに貼っておこう。これくらいのことをしないとまた次も同じような偏差値でガッカリ、というようなことになってしまう。
さて今回の結果を見てくれ、進研学習会の過去最低の記録を打ち出した結果だ。
●新みやぎ模試 7月度
国 | 数 | 英 | 社 | 理 | 計 | |
全体 | 56 | 49 | 40 | 52 | 44 | 241 |
塾 | 52 | 49 | 38 | 55 | 42 | 236 |
SS | 48 | 50 | 49 | 52 | 49 | 49 |
いやー、ひどいもんですな。まああまり、くどくど言うのはやめよう。ワシが言いたいことのほとんどは書いたつもりだ。あとは君らがどのように思って行動するかが大事になってくる。我々が出す宿題は君らにとって必要なものと思って出している。英単語やら漢字やらは武蔵丸で練習してもらおう。まだ、やったことがない人たちも多いが良い経験だ。いやいややるのか、自分に必要なことと思ってやるのか。気持ち一つで差が出るのだ。
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