応援の力
2025.06.14
伊藤です
先日の高校総体、サッカーの話。公立高校で唯一ベスト4に残った泉高校。ウチの塾には泉サッカー部の3年生がいる。
東北学院に惜敗し決勝戦には出られなかったが、その生徒はやりきった感が顔から出ていた。「先生、泉のサッカー部でベスト4は初めてなんですよ。スゴイですよね。」と興奮気味で話してくれた。「いやー、スゲーよ。公立でベスト4はなかなかないよ!」と、数分間会話は続いた。
その生徒とは別に泉サッカー部の1年とも話した。「明成に勝ったのがスゴイよね。新聞見てて、ビックリしたよ。何がうまくいったの?」との問いに、きっと「ウチの実力っすよ、楽勝でした!」などというコメントが来るのかと思っていたが、そうではなく、「いやー、応援だと思います。スゴかったです。」と、何回もうなずきながらその後も泉の応援に来てくれた人たちのことを細かく話してくれた。
オリンピックなどのインタビューでもよくこのようなコメントを聞く。自分の力にはもちろん限界があるが、あと一押しという時に踏ん張れるかどうかがものすごく大きいのだと思う。まして、高校生、中学生ならばなおさらである。
今日から中総体。今日からの3日間、それぞれの会場では応援の力によって背中を押され、いつも以上のプレイをする者たちが多くあらわれるんでしょうね。
週末はいつも雨……?
2025.05.28
いつも塾のブログを見ていただき、ありがとうございます。
進研学習会の鈴木です。
今年の5月は毎週末になると天気が崩れるという周期になっているみたいですね。
今週末の5/31(土)と6/1(日)も天気予報では雨マークがついています。。。
5月は、中学校の「修学旅行」や「野外活動」、小学校の運動会や小5の「野外活動」など、さまざまな学校イベントが予定がありました。
平日実施が多かったようで、それらの多くは結果的には天候に恵まれたようでした。
週末の休みを楽しみに日々を過ごしている(?)我々大人にとっては、残念な残念な天気予報が続いております。
先週末の5/24~25もその前の週の5/17~18もさらに前の5/10~11も…天気予報は雨マークでした。
我が家のイベントとして、各週末に以下の予定がありました。
①5/11(日)→母の日
②5/17(土)→小学校の運動会
③5/25(日)→こども会イベント(イワナの掴み取り)
…
……
①の母の日は、天気が回復したため、「カーネーションとケーキ代わりのシュークリームとプチごちそうの夕飯」の買い物に、3時間かけて行ってきました。
②は残念ながら雨天延期となりましたが、翌日には天気が回復したため日曜日に開催され、無事に応援に行くことができました。
③前日の夜の時点でも天気予報は雨マークでしたが、ギリギリ天気が回復し、無事に開催されました!!
… 午後から映画(マインクラフト/ザ・ムービー)を家族で見に行きました。
※ 子どものGW頃からの希望を叶えました
… 1日に複数のイベントをこなすと、、、疲れますね(汗)
今週末は特に予定はありませんが、さて、天気はどうなるんですかね?
6月に入ると部活や勉強が忙しくなりますので、体調管理に気をつけつつ元気にお過ごしください。
小学校の修学旅行などの予定もあるようですので、天候に恵まれることを願っております。
どこで勉強をする?
2025.05.14
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
進研学習会の佐藤です。
みなさんはGWはどのように過ごされたでしょうか。
一昨日や昨日の生徒に話を聞きましたが、中学生や高校生の運動部のみなさんは中総体や高総体に向けて練習に励んでいたようです。もうすぐ大きな大会が始まりますね。ケガ無く本番を迎えられるよう祈っています。
また、遠くへ出かけたという声もちらほら聞こえてきました。おじいちゃんおばあちゃんのお家に遊びに行ったり、観光地を訪れたりと様々でした。心も体もゆっくり休めたでしょうか。
今回は、「どこで勉強をするのが捗るのか」について一言お話したいと思います。
私事で恐縮ですが、GWで富山県に行ってきました。
車で片道8時間ほどかかりましたが、、、路面電車に乗ってみたい、それから「富山市ガラス美術館」を訪れてみたいという憧れがあり、思い切って行きました。
「ガラスの街」として知られる富山市にあるガラス美術館は、世界的に有名な建築家である隈研吾氏が設計した美術館で、その斬新なデザインと、国内外のガラスアート作品が展示されていること、特にデイル・チフーリ氏の作品が人気を集めていることで非常に有名な美術館です。
ガラス美術館には富山市立図書館も入居していて、そこでは多くの方が本を読んだり勉強をしたりして過ごしていました。宮城県の図書館よりも勉強をする学生の割合が(GW中なのにもかかわらず)とても多かった気がしました。写真にあるように、多くの観光客で賑わっている施設内ですが、図書館側ではみなさんが静かに過ごしていて、多くの方の気遣いやマナーがあってこそ美術館と図書館が共存できるのだと感じました。また、学生限定の勉強スペースも30~40席ほど用意されていました。
一つ言えることは、図書館やカフェで勉強する学生が多いのは、周囲に一生懸命勉強している人がいる環境の方が自分も頑張らなくてはいけないという気持ちになり勉強が捗るのではないか、ということです。もちろん、自分に最適な勉強する場所というのはそれぞれ違うかもしれませんが、割と多くの方にとって良いのが図書館ではないでしょうか。
勉強する場所を変えるだけで、気分がリフレッシュされたり、やる気が引き出されたりすることは意外と多いものです。
図書館やカフェのように、周囲に「勉強している人がいる環境」は、自分の集中力を後押ししてくれます。
「ここなら集中できる!」という場所は人それぞれ違います。
でも、もし最近なんだかやる気が出ない、家だと集中できない…と感じているなら、一度環境を変えてみるのも一つの手です。
富山で見た、素敵な図書館の中で一心にノートに向かっていた学生たちの姿が、今も印象に残っています。
みなさんもぜひ、自分にとっての「ベストな勉強場所」を見つけてみてください。
公立入試の合格発表
2025.03.14
伊藤です
3月13日(木)15時 公立高校の合格発表! 15:08第一報が来た。「受かりました。ありがとうございます。」
今年は例年以上に調査書点(通信票5段階)が足りない生徒が多く、評定3.3、3.5で泉高校普通を受けた者たちなどヒヤヒヤしていました。また、模試の判定がCばかりなのに仙台三高普通を受ける者、入試前日に熱が出てしまい金曜日の追試を受験した者などもいて、本当にドキドキでした。しかし、なんとかその者たちは皆合格してくれ、塾に来た時には素晴らしい笑顔でガッツポーズをとっていた者もいました。17時15分集合。合格だるまの目入れの義、体験談を書く。その後、こちらで用意したジュース、お菓子などを食べながらの歓談が19時頃まで続きました。良い表情です。
毎年、全員合格を目標にしていますが、仙台の北地区は三高、泉、仙商など高倍率のところが多く、今まで一回も達成した年はありません。今年も残念な結果になってしまった生徒がいます。しかし、高校受験は通過点であり、今回の入試のための勉強を通じて様々なことを学んだと思います。良かった点、反省点をしっかりとまとめ・整理して高校での勉強に役立ててほしいものです。そして大学受験で今回の悔しさを吹っ飛ばすくらいのリベンジを果たしてほしいですね。
中3の皆さんへ 高校は社会に出るための知識や人との付き合い方を学ぶところです。たくさんの友だちを作って、たくさん学んでほしいですね。良き友、良き師に出会い、充実した3年間をおくってください。高校を卒業する時に3年間を振り返ったとき、よく笑ったなー、よく失敗したなー、あのときは泣いたなー、〇〇先生によく怒られたなーというようなことを思えるような3年間にしてほしいですね。それがThe・青春です。
高校入学後に部活を頑張りたい、という人はなまった身体を鍛え直さなければいけません。勉強を頑張りたい、という人は数Ⅰ・Aの勉強を始めましょう。高校入学までにやれることはあります。自分で考えて準備していきましょう。
公立高校入試を終えて
2025.03.05
鈴木です。
昨日、宮城県内の公立高校で入学試験が一斉に行われました。
※昨日→3/4(火)
一週間くらい前から火曜・水曜は天気が崩れるという予報が出ていて心配でしたが、結果的に降雪は昨日の夜から今朝にかけてということで、昨日の入試当日の朝には影響がありませんでした。本当によかったです。
受験を終えて帰りに塾によってくれた生徒たちや、電話をいただいた保護者の方からも、「まずは無事に受験を終えることができて良かった」という言葉をいただきました。
受験生本人はもちろん大変ですが、それを支えている家族の皆様も本当に大変な思いをして受験当日を迎えられています。
生徒たちが無事に受験を終えることができたのも、ご家族の皆様の支えがあってこそです。
本当に、本当にお疲れさまでした。
受験の合否発表の前に、各中学校で卒業式が行われます。
内心のドキドキを抱えつつですが、生徒たちには大きな区切りである「卒業式」で『別れの涙』を流してきてほしいと思います。
そして、来週の発表では『喜びの涙』を流してほしいと思います!

昨日の入試本番に向け、その前日の3/3(月)に塾で「公立高校入試 激励会」を開催しました。
毎年入試直前にこの会を実施していますが、『教科担当から一言』『受験前日の心構え』『当日の注意点』など、入試本番への激励の言葉を我々から贈りました。
冗談もちらほらと入れての会なので、随所に笑いをちりばめつつ進行しましたけど……。
すでに進路が確定している生徒(有志)にも参加してもらい、受験前日で緊張している生徒たちに温かい激励の言葉を贈ってもらいました。
KMくん、IYさん、協力してくれてありがとね♪
3/13(木)の15時に合格発表です!
当日の夕方には塾で『ダルマの目入れの儀』を開催します。
できれば全員合格して、全員で目入れの儀を行いたいです!!
…
……とはいえ、全員合格の経験が無い私としては「一人でも多く」と願うばかりです。
(もちろん全員合格を切に願っています!!!)
進研’s諸君の入試の手ごたえはどうだったのかな?
私が担当した社会で考えると、、、結構イケたのでは?と個人的には手ごたえはあるのですが。。。
まぁ、結果を待ちましょう!
受験生の皆さん、お疲れさまでした☆
公立高校入試2週間前
2025.02.19
鈴木です。
公立高校入試当日まで、残り2週間となりました。
体調管理に十分に注意して、入試当日を万全の調子で迎えてほしいものです。
入試前の水曜補講も、本日と来週の2回のみ。
私立入試以降、公立高校の過去問をどんどん解き進めてもらっていますので、水曜補講では、わからなかった問題の質問をたくさんしてほしいと思っています。
また、2/23(日)の午後には、先週と同じく「受験直前!中3特別補講(仮)」を開催しますので、どんどん参加してくださいね。
※午前中は集団ゼミ受講者用の『英・数』の授業があります
2/16(日)の午後の中3特別補講(仮)の様子



多くの公立中学校で、先週までに後期期末テストが行われ、今は生徒たちに結果を聞いているところです。
テスト前は、みんな一生懸命勉強しているようでしたが、テストが終わった後でも同じ熱量で学習をし続けることができるかが、今後の結果に大きく影響します。
今回の結果が良かった人も微妙だった人も、その結果が、前回のテストから今回のテストまでの生活の中のどのポイントによってもたらされたのかを考察・検討し、今後の生活や学習やテストに向けた取り組みにそれらを生かしていけるようにしてください。
・学校の授業中の集中力が高かった
・テスト前、いつもより早めに対策勉強に取り組んだ
・学校のワークを多く周回した
・いつも通りの生活をしていた など
※仮に「いつも通り」と感じていても、実際は何かが違っていた可能性はあります。それに気づくことができれば、次回に繋がりますよね。
2/7より、新中1を対象に「中学準備ゼミ」が始まりました。
中学入学後に学習する「数学」と「英語」の先取り学習の講座です。
「英語」を小学校で習うようになったため、完全に英語にふれるのがはじめてという人はいなくなりました。
一方で、「数学」は初めて学ぶという人も多いため、子どもたちにはちょっと新鮮に感じられるようですね。
週に1時間ずつの授業ですので、家でしっかり復習して、きちんと身につけていってほしいです。
職業柄、2月後半から3月にかけては、どうしても「受験」に意識がとられてしまいますね。
中2生には特に、中3の様子を見ながら“来年の今頃の自分の姿”を想像してほしいです。
…
……
まだまだ寒さが厳しい(今朝、私が住んでいる大崎市の最低気温は-9.9℃)ですが、天気予報に「花粉注意報」が出始めました。
憂鬱な日々がまた始まります。。。
スギ花粉の無い世界に行きたい……
おやじから一言 1月号
2025.01.29
いやー、私立の推薦・特待入試が1月15日、合格発表が16~20日にありましたな。推薦入試出願者のみなさん、おつかれさまでした。また合格した人たち、おめでとうございます。特に推薦入試で合格した人たちはこれで4月から通う高校が決まりましたね。私立推薦は落ちることがほぼないとはいえ、合格の連絡には心のもやもやも晴れたのではないでしょうか。スッキリしたことだろうね。ここで勉強をゼロにすることなく、英語、数学だけでも中学の復習をするなり、高校の先取りをするなりしていってほしい。
推薦合格者(進学決定)
AAAくん |
鶴谷中 |
榴ケ岡 総進 |
BBBくん |
鶴谷中 |
生文 未来 |
CCCくん |
南光台東中 |
榴ケ岡 総進 |
DDDくん |
台原中 |
尚絅 総進 |
EEEくん |
台原中 |
尚絅 総進 |
FFFくん |
台原中 |
尚絅 総進 |
GGG |
台原中 |
榴ケ岡 TG |
HHHくん |
台原中 |
東北 スポーツ |
IIIさん |
鶴谷中 |
明成 食文化 |
また、公立併願型の特待入試も15日に行われたわけだが、こちらは全員が合格する試験ではなく、特に東北学院の特進は厳しかったですね。半分くらいしか合格しなかったらしい。また、東北高校の公立併願は3教科の得点により特待のランクが決まるというものなので、合格するにはするのだがどのランクで合格するのかが大事になってくる。南中のM君が見事S奨学生で合格。メジャーのダルビッシュ、スケートの羽生くんと同じS奨学生(笑)。そんで南中のNさんが東北文理βがB奨学生、Oくん南光台中が東北文理βのC奨学生、Pさんがウルスラタイプ2にC奨学生。私立高校の公立併願奨学生入試で見事に奨学生を勝ち取ったな。素晴らしいことです!
さて、ほとんどの皆さんは今月30日、2月3日の私立一般入試に向けて受験するわけで、すぐに私立過去問の見直しだな。1回目の過去問演習で間違った問題だけでも見直さなければならないぞ。特に東北学院、尚絅のような人気校を受ける者たちは間違った問題だけでなく、過去3年分くらいはガッチリと復習しなければならん。スライドすることなく、受験したコース・科での合格を掴み取ろう。
前にも何かで言ったと思うが、キミらが社会に出てバリバリ働くのが10年後、15年後。きっとAIや自動運転が発展し、今の社会とは違うものになっていることだろう。人口減少にも歯止めがかからないから、なおさらシステムが発展していく。スーパーのレジを見てもそうだろう。昔はレジのおばさんがズラーッと並んでいたけど、今は人が少ないからセルフレジが多いよね。システムが発展すると、仕事が減っていく。10年後にはキミらは何の仕事をしているのだろう。何かはやっているのだろうが、そこで自分がやりたいことをやって納得のいく収入を得ている者はどれくらいいるのだろうか。かなり少ないと思う。社会に出て何をしたいのか、何ができるのかを考えない奴は、希望の仕事に就けないような気がする。仕事はやはり自分にとってやりがいがあった方が良いに決まっているし、それなりに収入も得たいのは当然だ。しかし、今の時代は役に立たない人には厳しい時代だ。AIはとても頭の良い人にとってはすごい武器になる、しかし誰でもできる仕事を奪うこともできてしまう。高校や大学での勉強はとても大事。ワシの大学時代は超アナログな昭和なのでやる気と元気と行動力をいかに会社にアピールできるかが就職できるかどうかに直結した。今とは全く違う。君らはきちんと考えて、勉強して、行動に起こすようにしていかなければならんぞ。好きでもない、やりがいのない低賃金の仕事につくのはイヤだよね。勉強だけでなく、いろいろなことに気付ける人になってほしい。
さてそろそろ今月1月度模試の発表といきますか。その前に前回12月模試の振り返りだ。
●新みやぎ模試 12月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
計 |
全体 |
53 |
49 |
51 |
63 |
61 |
277 |
塾 |
52 |
54 |
59 |
67 |
65 |
297 |
SS |
50 |
53 |
54 |
52 |
52 |
52 |
んだんだ、こんな感じだった。さてそれが今回は、、、、
●●新みやぎ模試 1月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
計 |
全体 |
54 |
50 |
46 |
56 |
53 |
259 |
塾 |
57 |
59 |
60 |
64 |
62 |
302 |
SS |
52 |
54 |
56 |
54 |
54 |
55 |
あら、全体的にけっこう良いね。自己ベストの偏差値を出しているのが5人、自己ベストタイの人が4人いるな。良いぞ。さあ、今回自己ベストの偏差値を叩き出した奴らを紹介しよう。ザ・ベスト・オブグレイテストスタディマンチャンピオンの発表です!
名前(学校) |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
RRRくん (台) |
64 |
64 |
64 |
68 |
SSSくん(鶴) |
61 |
58 |
|
63 |
TTTさん(南) |
54 |
55 |
55 |
58 |
UUUくん(台) |
53 |
51 |
52 |
55 |
VVVくん(南) |
48 |
48 |
48 |
50 |
この時期に自己ベストとはスゲーよ。もちろんアイス券プレゼント。また今回は最後なので伊藤のオススメのせんべいも付けましょう。
さあ、すぐに私立の一般入試だ。南光台中のQは仙台高専の受験もあるから、やることがたくさんあるぞ。そんで2月3日の私立入試が終わったら、公立に向けての準備、まずは過去問演習から始めよう。
タイトル「マルちゃんとハヤカワ」
今から12、13年前の話だ。ウチの塾生で鶴谷中3年の愛称マルちゃんという者がいた。夜遅くまで塾に残って勉強していた。23時も過ぎていたので、帰りはウチの先生が家までクルマで送ってい った。自由ケ丘でかなり狭い道なので、奥までは行かずに家まで数十メートルのところで、マルちゃんをおろしたのだが、そこから家に向かう途中で電信柱にぶつかったのだ。ケガをしたわけでもないので、そのまま帰宅。これを見た運転していた先生が、後日「この前、電信柱にぶつかったけど、大丈夫だった?」との問いに、「夜は見えないんです。」とのこと。同じ鶴中の者に聞けばバドミントンの授業で空振りばっかりしているらしい。これはおかしい、ということでマルちゃんのお母さんに病院に行って検査を受けたほうが良いですね。とワシが電話で伝えた。入試が終わったら眼科に行くつもりでしたとの回答。電信柱にぶつかったことやバドの話しを伝えたところ、スグに眼科に連れて行った、目の病気は進行性の視野が狭くなる病気でやがては視力がなくなってしまう、という診断だった。治療といっても電気をかけるくらいで進行を少し遅らせる程度のものだった。治療が始まったのが中3の2月だ。広瀬高校に無事受かったが、目の病気は進行し高校2年生のときには視野が90%以上欠けていて、見えるのが数%というところまで進んだ。鶴中から仙台商業に進んだハヤカワはマルちゃんと仲が良かった。塾に来るときはハヤカワが連れて来てくれた。高2の修学旅行は行きたくないというマルちゃん。理由は白杖(はくじょう)を持っての行動はいろいろと制限が多くグループの人たちに申し訳ないから、というものだった。それでも修学旅行後に話を聞けば楽しかったらしい。隣でハヤカワが「ジェットコースター系は目が見えない分、見えている人より興奮するかもね。」なんて言っている(笑)。マルちゃんは広瀬から国立大学のつくば技術大学に進学した。目や耳が不自由な生徒が通える大学である。つくばのアパートで一人暮らしが始まった。目が見えない状態での一人暮らしはどれだけ大変だったことか。ハヤカワは仙台商業を出て就職した。ハヤカワは1,2ヶ月に一回、茨城県つくばのマルちゃんのアパートに行って、掃除をしてあげていた。「ホコリがスゴイんですよ、スミまで掃除機かけてないっすね(笑)、あと冷蔵庫の中の賞味期限が切れたものを廃棄、食器やフライパン、なべ、おフロも洗って来ますよ(笑)」高速道路を使っても4時間位、費用もガソリン代も含めれば8000円以上は片道でかかるだろう。マルちゃんはどれだけ助かったことだろう。ハヤカワも別に負担になっているような感じもなかった。ハヤカワのマルちゃんのつくばでの話を聞いたり、年に1回、マルちゃんが帰省時に塾に来てくれた時に話を聞いたりしていると、本当の友情ってこういうことなんだろうな、と思うのだ。真の友だちは見返りを求めない愛があって成り立つものだ。君らもこんな友だちが作れれば良いな。※マルちゃんは大学を出た後、大阪の目薬で有名な参天製薬に就職した。
今回が今年度最後のおやじから一言となりました。みんなが志望校に進学して胸をはって入学式に出られることを祈っています。公立入試まであと1ヶ月ちょっと。精一杯頑張りましょう。ここでの頑張れない奴は今後頑張ることができないぞ。悔いのない1ヶ月にしよう。
受験直前の心構え
2025.01.25
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
進研学習会の佐藤です。
受験本番が目前に迫り、緊張感が高まっている方も多いのではないでしょうか。
この時期は、学力だけでなく、心の持ち方が結果に大きく影響する重要な時期です。
そこで今回は、私なりの受験直前の心構えについてお話しします。
1. 自分を信じる
受験直前になると「もっと勉強しておけばよかった」「まだ足りないのでは」と不安になることがあるかもしれません。
しかし、この時期に大切なのは、自分がこれまで積み重ねてきた努力を信じることです。
不安な気持ちは誰にでもありますが、「自分はやれる」と前向きな気持ちを持つことで、当日のパフォーマンスが大きく変わります。
2. 新しいことに手を出しすぎない
直前期に新しい問題集や参考書に手を出すのは避けましょう。
この時期は、これまで使ってきた教材を徹底的に復習することが効果的です。
特に間違えた問題や苦手な分野を重点的に見直すことで、短期間で効率よく実力を伸ばすことができます。
3. 試験当日をイメージする
試験当日の流れをイメージトレーニングするのも有効です。
会場までの道順、試験中の時間配分、休憩時間の過ごし方などを具体的にシミュレーションしておくと、当日に慌てずに行動できます。
また、試験中の心の持ち方として、問題が難しいと感じても動揺せず、「次の問題で挽回しよう」と切り替える力を意識してみてください。
4. 心と体の健康を整える
どれだけ勉強を頑張っても、体調を崩してしまっては本来の実力を発揮することができません。
睡眠時間をしっかり確保し、バランスの良い食事を心がけましょう。
また、ストレッチや深呼吸などでリラックスする時間を作ることで、過度な緊張を和らげることができます。
5. ポジティブな言葉を意識する
受験直前は自分自身にポジティブな言葉をかけることも重要です。
「きっと大丈夫」「ここまで頑張った自分を誇りに思おう」と自分にエールを送ることで、心に余裕が生まれます。
ネガティブな考えが浮かんだときは、意識的にポジティブな言葉に置き換えてみてください。
最後に
受験はこれまでの努力を発揮する場です。
直前期に焦る気持ちや不安が生まれるのは自然なことですが、
それをうまくコントロールすることで、当日の結果を大きく左右することができます。
自分を信じて、これまでの努力を最大限発揮してください。
皆さんの健闘を心から応援しています!
おやじから一言 12月号
2025.01.08
冬期講習初日に会員生徒に配布したものです。冬期講習でバタバタしてしまい、HPにアップするのをすっかり忘れておりました。
冬期講習がスタートした。講習会の予習はもちろん、私立過去問も並行してやらなければならない。大みそかも正月もない。当然、初売りもない。勉強あるのみ。嫌だなー、と思う人はその瞬間、受験生失格ですな
この辛さは期限付きである。公立一般入試までのたった70日そこそこの話しである。自分の偏差値を考えよう。今の状況で志望校に受かるのか…? 考えてみよう。
11月模試は11/1に行われた。そして12月模試は12/6だ。この約1ヶ月間、君たちはどう勉強をすすめたのだろう。きっと、それなりに頑張ったのではないだろうか。ワシから見ても頑張っているような感じはした。質問も多くされた。勉強のこと、志望校選択のこと、いろいろと相談された。授業中の真剣さもまずまずといったところ。しかし、会員平均でSSが上がってない。なぜか? とても単純な話だ。君たち以上に頑張った人たちがいっぱいいたからだ。君たち以上に真剣に受験というものを考え、学習をすすめた連中が多くいたのだ。これが受験である。以前から言っているように、みんなが頑張っているときに、自分も頑張るのは当たり前。しかし、これでは「普通」だ。偏差値なんて1も上がらん。逆にこのタイミングでサボれば下がるのは簡単だ。みんながやらない時にやる!これは上がる。しかし、これからの時期で「みんながやらない時」なんてあるハズがない。大みそか、元旦、2日休みなんてありゃしない。これが受験生だ。 もうすぐ令和7年。君たちが高校生になる年だ。まだ、ピンとこないよー、わかんないよ~、という奴がほとんどだろうが現実的に君たちはどこかの高校に通うことになる。第一志望の高校に進んでくれ。なぜならば、最もウキウキした気分で、最高の気持ちで入学式をむかえられるからだ。家族も喜んでくれる。みんなが祝ってくれる。ちょっと緊張しつつも胸を張って入場。今までは校長の話しなんて右から入って左から出る、直通コースだったのが、「フムフムなーるへそ、校長先生のおっしゃる通り!僕は勉強に部活に青春するぞい。真面目に高校生活を、目標を持って、何事にもくじけず、そんでエライ人になるんだー。僕はなんでもできるんだー。まてよ、俺がかなり偉くなって、1000円札に俺の顔が載ったらどうしよう?」となる。そんな気分を一回位は味わってほしいのだ。まあ半分は冗談としても、やはり第一志望の学校に進むのは本人にとっても家族にとっても誇らしいことだし、とても前向きな気持ちで高校生になれる。これは素晴らしいことだよな。
さてさて、12月になり君らの私立受験校が決まったな。一般受験、推薦、特待生、公立併願特待生など受験方法はいろいろあるがそれも含めて決まったわけだ。私立が第一志望という者が8名もいました。例年よりも割合的には多いですな。その者たちはおそらくその私立高校に合格するだろう。ただ合格した後も他の公立受験者と同様に3月までは英数を中心に勉強しなければならない。理由は
カンタンでこの高校受験はただの通過点に過ぎないからだ。1月16日の私立推薦発表から勉強で手を抜いたらアッという間に他の公立受験者と「差」がついてしまう。まあ公立入試までガンガン頑張って公立が落ちて私立に進む者と1月中旬からボケーッとしてバカになっていく者とが4月の入学時に大きな差がついているのは当たり前の話だ。そうならないように公立入試の3月4日いや春休み終りまで、がっちりと英数の勉強をしてくれるよ。イマイチ目標がないとやる気が出ない、という人は英検の勉強をするのも良いな。大学受験の時に英検2級をもっていると優遇される学校もあるしね。
1月15日の私立推薦、特待入試を受けない人のほぼ全員が1月30日の私立一般入試が最初の入試になるな。まあ緊張するだろうね。いつもとは違う顔、違う制服が教室の中にたくさんあるわけなので、そりゃ緊張するのもわかるね。しかし、条件はみんな同じなわけで、その中でいかに集中して自分の世界に入れるかが大事なことなのだ。まあ、きっと緊張するといっても受付から教室に入って説明を受けるまでの数十分だけだとは思うけどね。本番が公立です!という人にとって、私立受験はいろいろな意味で練習なので、その緊張も含めてしっかりと体験してきてほしい。
さてそろそろ、今回12月模試の発表といきますか。前回11月の模試で自己ベストの偏差値を出したのはたった3名でしたね。もう時期が時期なのでなかなか自己ベストの偏差値を出すのはかなり難しいのは当たり前だ。さて今回は何名が自己ベストを出したのかな?その前に前回11月の振り返りだ。
●新みやぎ模試 11月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
計 |
全体 |
64 |
48 |
44 |
65 |
53 |
274 |
塾 |
63 |
53 |
53 |
67 |
59 |
295 |
SS |
49 |
53 |
54 |
51 |
52 |
52 |
んだ、んだこんな感じだったな。
そんでこれが12月だ。
●新みやぎ模試 12月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
計 |
全体 |
53 |
49 |
51 |
63 |
61 |
277 |
塾 |
52 |
54 |
59 |
67 |
65 |
297 |
SS |
50 |
53 |
54 |
52 |
52 |
52 |
むむー、横ばいですな。まあ、この時期だもんな。皆が必死にやっているから当たり前といえばあたりまえだな。だけど、ちびっとでも上がってほしかったですな。
今回の模試で自己ベストを出した者はゼロ。自己ベストタイは5人いたけど、ちょっと残念ですね。
ほとんどの人が前回11月偏差値とほぼ同じだったのだが、ここにきて自己ワーストの偏差値を出しちゃった者が3人もいる。本当にどうしちゃったのでしょうか?まあ、その3人のうち私立を推薦で受ける予定の者が2名なのでその2名についてはわかるね。私立の推薦は落ちないので、「自分の受験はもう終わり」ということで気持ち的にフィニッシュということなんでしょうね。もし、「そうじゃねーよ」というのであれば次回1月模試で結果を見せてもらいましょう。高校入学は一つの通過点でしかないわけで、私立推薦で受かるとわかっていてもここで手を抜いてはいかん。勉強に疲れているのは自分だけではないからね。まずは1月の模試で11月模試の偏差値までは戻してくれよ。
あと数日で2025年になりますな。中学を卒業し、高校に入学する記念すべき年になる。どのような高校生活を送りたいのかをイメージしてほしい。部活、大学進学のための勉強、アルバイト、資格、、、。中学生と高校生とでは環境がかなり違ってくる。行動範囲、交友関係がかなり広くなる。テストの教科数もかなり多いしね〈6月の中間テストは9~10教科〉。どういう高校に進学して、どのような高校生活を過ごすかによって、いろいろな意味で「差」が広がっていく。ただ、どの高校に進学してもやはり40点という赤点ラインだと学校生活は楽しめないと思う。ずいぶんと昔の話になるがとても印象に残っている話がある。南光台中出身で春休みに遊びに来た私立〇高校を卒業したヤツがいて、ワシが「ツツジでなにかやり残したことない?」と聞いたら「テニス部の合宿に1回でも出たかった」「????」話を聞いていると、そいつは毎回テストで英語か数学で赤点(40点未満)だったらしく、夏休み・春休みのテニス部合宿の時期にその教科の補習授業に出ていたらしいのだ。だから、補習授業を受けてからチラッと合宿に半日だけの参加だったらしい。合宿と補習授業とではどの高校も補習授業が優先される。よってその者は毎回補習授業に引っかかっているから、合宿は半日だけ、という笑い話になってしまったのだ。やはり、高校生活を楽しむためにはある程度自分で納得できる得点をとっていないとダメだ。楽しめないよ。
高校での学習環境、生活環境はほんとうに様々でそれが自分にあっているかどうかは進学した本人でさえ、なかなかわからないものだ。しかし、自分の周りにいる人たちがどういう人なのかで受ける影響はかなり大きいものだ。レベルの高い高校に行けば勉強意識が高い者たちが多くなり、勉強・進学・将来に関する意識や情報、理由というものを持っている者が多くなる。部活でももちろんそうだ。上を目指す者たちが多い部ではそれなりに練習はきつくなるが部活によって得られる団結感や達成感は相当大きいし、社会人になってからもその精神は生き続けるものだ。君らがこれからの3年間をどういう環境でどういう仲間たちと過ごすのかはわからんが、自分とある程度同じ考えを持ち、リスペクトできるような友人たちがいる高校に行ければ良い3年間になると思う。
まずは冬期講習と私立過去問だな、インフルエンザも流行ってきているので、マスク着用をよろしく。
お 知 ら せ
新みやぎ模試12月度
・志望校別得点分布(公立第1志望のみ ・志望校別得点分布(第1~第4まで) 閲覧期間12/30~1/30 宮城新教育のホームページ “みや模試速報ver.6.0” からパスワード miyamoshiV6
2025年
2025.01.07
鈴木です。
新年、あけまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
冬休み期間も終わり、今日明日から学校が再開となるようです。
…
……でも、今年の冬はインフルエンザが大流行していますので、初日から全員揃ってスタートというのは難しいかもしれませんね。
我らが進研学習会は、1月9日(木)から新年度の通常授業が再開となります。
※一部、明日の夜に授業等がある生徒もいます
中3生の中には来週からさっそく受験が始まるという生徒が何人かいますので、くれぐれも体調管理に気をつけていただきたいものです。
できれば全員揃ってスタートしたいと思っています。
とはいえ、いくら気をつけても体調が崩れることは避けられない場合も多くあります。
なるべく万全の体調に近い状態で受験に向かえるように、無理せず日々を過ごしてください。
それに続いて高3生の共通テスト、中3生の私立高入試と、これからは受験ラッシュです。
※今年は中学受験の生徒がいません
2月になれば中学校でも高校でも学年末テストがあります。
「勉強を頑張ってほしい」と思ってしまう時期です。
無理せず&頑張る
うまく両立できると良いのですけどね♪
生徒だけでなく、我々講師陣も体調を崩してしまうわけにはいきません。
インフルエンザの予防接種は終えていますが、これで感染しないわけではありません。
はぁ~
無事に日々を過ごしたいです。