進研学習会ブログ

暑すぎる夏…

2025.07.28

鈴木です。
夏期講習会が始まって1週間が経過しました。

毎日が暑すぎます!!
先週の月曜日から昨日までの気温が…
『月35.2℃、火36.1℃、水36.3℃、木36.1℃、金36.2℃、土36.4℃、日34.7℃』

……誰かの朝の検温結果ですか!?

今週後半は少し落ち着くという噂ですが、それでも予想最高気温が30℃前半。。。
厳しい暑さが続いています。
「異常気象だ!!」と言いたいところですが、今後これが当たり前になってしまうのかと思うと…不安しかないですね。

こんなヒドイ暑さが続く毎日ですが、生徒たちは元気に授業に参加してくれています♪

中3生では、先週末から高校のオープンスクールで欠席という声が聞かれ始めました。
何百人という中学生が高校に集まるわけですので、それもまた大変ですよね。
志望校を決めていくうえでも、この夏のオープンスクールはとても大事です。
しっかり高校の様子を見てきてほしいものです。

夏期講習会も今日から中盤戦。
予習と先週から出ている宿題をしっかりと進めてください。
小テストなどで抜けている知識に出会ったら、しっかりと復習して身につけてください。

体調管理がとても難しい日々が続いています。
皆さんも水分補給と塩分補給を意識して、この暑すぎる夏を何とか乗り切っていきましょう。
そして、この暑さに適応できる進化をとげていきましょう♪

2025おやじから一言 VOL.1

2025.07.25

毎年、中3模試の結果が出るたびに、塾長伊藤が中3生に渡している「おやじから一言」。7月から1付きまでの月1回の発行で生徒達に配っているものはA4の用紙両面です。ここではAAAとかと生徒名をぼやかしていますが生徒に配布しているものはもちろん実名で書いております。

この「おやじから一言」は伊藤が新みやぎ模試の結果や中3生のみんなについての感想をつぶやく、という超ロングのツイッターみたいなものである。
第1回となる今回7月の「おやじ~」は書くことが毎年決まっているので、半分以上は去年、おととしと同じであることを始めに言っておこう。
さて、始まり始まり―
まずは運動部の人で県体に出場したみなさん、お疲れさまでした。
南光台中卓球部 AAAA、BBBB、 八乙女中テニス部 CCCC、南光台中剣道部 DDDD EEEE FFFF、 東北学院中バスケット部
結果は南中剣道部が予選リーグ惜敗、南中卓球部2回戦惜敗、八乙女中テニス部 県2位東北大会出場! 東北学院中バスケット部県優勝東北大会出場!
とても良い経験ができましたな。
今回の経験を、今後の生活や勉強に活かしてくれることでしょう。期待していますぞ。
この「おやじ~」は新みやぎ模試の結果について書くわけなので7月からは月1回の発行になる。文章は伊藤が自宅で酒を飲みながらキーを打つことが多いので、常体、敬体が混在するが、その程度は許してくれ。
毎年、第一回の「おやじ~」は伝えることが決まっている、と前述した。それは「成績が上がる」という意味について、そしてこれからよく耳にすることになる「偏差値」についてである。さて、話していこう。
「成績が上がる」とはどういうことなのか。君らも君らの父ちゃん母ちゃんも勘違いしている人が多いのでここでしっかりと理解してくれ。
学校の点数が上がれば、成績が良くなった、という人がいるが、本当にそうなのか。前回50点、今回55点。成績が上がった、と言える?? これだけではわからないのよ。だって平均点とか順位などの情報がないからだ。前回は平均点が40点のときに50点取った。今回は平均点が60点のときに55点だった。これでは成績が上がった事にはならないな。前回は平均点より10点高かったのに今回は平均点マイナス5点。これはガッチリ下がっていることをしている。この場合、得点は高くなったが成績は下がっているのだ。「得点が上がる」と「成績が上がる」は別なのである。まず、そこを抑えてほしい。
「成績が上がる」は「偏差値が上がる」という意味と同じであると考えて良い。んだば、偏差値とは何ぞや? 偏差値はSSと書いて表現することが多い。偏差値は受験生全体の中で自分がどの位置にいるのかがわかるとても便利なものなのだ。
まず、君たちに尋ねよう。ゆっくり読んでくれ。前回の数学のテストで70点を取った。その時の平均点は65点。今回は75点だった。平均点は68点だ。これって上がったの?下がったの?それとも横ばい? わからないでしょ。前回よりも5点多く取ったとはいえ、平均点も3点上がっているし…。答えは「これだけではわからない!」です。なんかインチキくせーなー、と思うかもしれんが、本当にそうなのだからしかたがない。平均点から自分の得点の間に受験者全体のどれくらいの人がいるかが大事なのよ。と言っても、じゃあどうやって調べるのよ?となるよね。そこで偏差値というものが活躍する。単純に偏差値の数字が上がっていれば上昇。下がっていれば下降なのである。超カンタン! 成績が上がったか下がったかは偏差値を見れば一発でわかるのだ。前回5教科の偏差値が45だったのが今回は48。これは「上がった」ことになる。もし今回が44ならば「下がった」ことになる。点数を見るよりは偏差値を見た方が上がったか、下がったかがわかりやすいのだ。超便利!志望校判定もこの偏差値に左右される。廊下の掲示板に貼ってある「宮城県高等学校合格基準偏差値」だが、これに載っている数字が大事。例えば泉高校普通科の合格基準偏差値は55となっている。この偏差値をとれば合格率60%とという判定が出る。入試では、内申点も考慮されるので、より精度の高い判定を出してもらうには、模試を受ける際に内申点を書く欄があるので、そこに自分の内申点を書けば良いのだ。
まあとにかく、内申点ももちろん大事だが、廊下に貼ってある「合格基準偏差値」の自分が受けたいと思っている高校の偏差値が超大事なのだ。
「得点が上がる=偏差値が上がる」と思われがちだが、そうではないことは説明したな。ここでいかに成績を上げるつまり偏差値を上げることが難しいかを説明しよう。

図1(省略)

この図を見てくれ。時間が経てば学力はつく。当たり前だ、勉強してアホになる奴はそうそういない。縦軸に学力(偏差値)、横軸に時間(1ヶ月、2ヶ月など)をとったグラフで考えたときに、宮城県で真ん中の生徒が常に偏差値(SS)50なのだ。SS50の生徒の傾きとA君の傾きは同じ(差が一定)なので、SS55で始まったAくんはずーっと55のままなのだ。B君は緩やかに学力は上がってはいるもののSS50の生徒と差が少しずつではあるが広がっている。これは下がっていることを意味している。SS49、48、47…、勉強していくらかでも力がついているのに、他の人たちと比べてそのスピードが遅ければ偏差値は下がるのだ。
ウチの夏期講習受講生全員の偏差値が上がるかというと、そうではない。さっきのグラフを考えたら、そんなわけないことが分かるだろ。そんなに甘いものではないことがわかってきたと思う。宮城県で真ん中の生徒がすべて基準になることを覚えておいてくれ。君の3時間の勉強が君が受験したいと思っている高校を受験する人たちの3時間と比べてどうなのか? 同じか?偏差値(SS)40の者と50の者が同じ時間を勉強したら、当たり前だがSS50の者の方がはかどるのは当たり前だ。成績を上げるためには無理をしないと上がらんぞ。
次の図のC君のように宮城県でど真ん中の生徒よりも傾きを大きくしないと偏差値は上がらないのだ。

図2(省略)

このようにグイッと上げていかないとだめなのだ。 普通の人たちと同じようにやったって偏差値は1も上がらないからな。成績を上げるというのは本当に大変なことなんだ!ただ、普通に勉強していれば上がるとは思うなよ。我々から言われたことをそのままやったからと言って上がるのはほんのちょっとだ。いかに自分からテーマをもってやっていくかが大事なのだ。だって忙しいもん、などと言い訳ばかりを考えている奴は上がるはずがない。言い訳ばかりを考える奴はそれがクセになっているからね。上がるはずがない。
今回の模試の結果を見て、ダメだ!とうなだれた奴も多いだろう。しかし、夏休みは始まったばかり。約1ヶ月24時間がフリータイムだ。やるか、サボるかはキミしだいだ。前述したがこちらからの課題だけでは上がらんぞ。
自分の志望する高校に行きたいと思うなら、何かを犠牲にするなり、我慢するしかないのだ。自分が受験生であることを自覚し、積極的に学習する姿をぜひ見せてくれ。
さて今回の結果を見てくれ、進研学習会の7月度模試ではかなり悪い方の成績だ。
●新みやぎ模試 7月度

全体 60 46 43 53 59 261
53 49 44 52 59 258
SS 46 51 50 50 50 50

いやー、ひどいもんですな。まああまり、くどくど言うのはやめよう。ワシが言いたいことのほとんどは書いたつもりだ。あとは君らがどのように思って行動するかが大事になってくる。我々が出す宿題は君らにとって必要なものと思って出している。英単語やら漢字やらは武蔵丸で練習してもらおう。まだやったことがない人たちも多いが良い経験だ。めんどくせーな―と思ってやるのか、自分に必要なことと思ってやるのか。気持ち一つで差が出るのだ。
夏期講習はとにかく欠席を少なく、出された宿題は次回のその教科の授業日に出す。武蔵丸が出されたら笑顔で受け取る。
今までと同じ考え方、同じ学習量では偏差値は上がりませんぞ。
テーマは「無理する夏」に決定!

お電話でのお問い合わせ 022-274-4511 【受付時間】月~土 13:00~22:00
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
進研学習会