進研学習会ブログ

平成30年度 公立前期発表

2018.02.15

伊藤です。

1月31日に平成30年度公立高入試前期選抜が県内すべての公立高校で行われた。この試験には進研学習会からは22名が挑んだ。仙台南地区の平均倍率は2.02倍、仙台北地区の平均倍率は1.95倍。南地区は昨年と同じだが北地区の倍率は昨年の1.82倍より上がった。

2月8日(木)16時 発表!!
塾には16時03分位から結果を知らせる電話が鳴った。毎年のことだが、17時位までの電話はほとんどが合格者からの電話である。「いや良かったなー、最後頑張ったよね」「えーお前受かったのー」「きっと最後の1人だよー」などとこちらも興奮してしまう。やはり合格の知らせは気持ちが良い。しかし、全員が受かるわけではないので、不合格者からの電話には後期までの時間がないこと、過去問をどんどん進めること、落ち込んでいるヒマはないことを伝えた。ラスト3週間で伸びる奴は「志望校に絶対に入ってやる!」という強い信念を持った者たちだ。 絶対に受かってやるという気持ちを持ち、頑張ってほしい。
結果 合格15名 不合格7名

今回残念ながら落ちてしまった7人は十分に後期で受かる実力を持っている。前期でダメだったとはいえ、内申点は後期受験者の平均よりは持っているわけだから、下を向く必要は全くない。むしろ今回ダメで後期で受かった者は、きっと前期ですんなり受かった者よりよっぽど大きな意味を持つ経験を得ることになるハズだ。 

毎年2月上旬には、後期受験校でどの高校を受験するのかを迷っている会員保護者の方を対象に、教育相談を行っている。後期受験校は基本的にはご家庭で決めてもらっている。南光台の●●や△△という学習塾のように後期受験校を安全校に誘導したりはしていない。今年は14人の会員保護者から教育相談の要望があり、1人60~80分という時間で行った。ここで私が心がけているのは、内申点と最近3回の新宮城模試の平均偏差値、1月偏差値から相関表を用いての合格率を具体的に出すだけにして、あとはそれぞれのご家庭で話しあってもらうようにしている。相関表は前年の倍率によるものなので今年の倍率を予想して判断しなければならない。しかし、私は神様ではないので今年の本出願の倍率が分かるはずがない。でも長年の経験からある程度は予想できる。はっきりしている部分はきちんと説明し、私の予想で言っていることはあくまで予想として伝えるようにしている。あとはお家で決めてください。本人の希望するところを受験させるのか、親御さんの希望する高校を受験させるのか…。 親の収入、兄弟の数、第何子なのか。考えることは山ほどある。この子が末っ子なんです。上は国立大と公立高校に行っています、というところは「私立でも構いません。上の子の学資保険200万に手をつけていませんから。」ということで生徒の希望するところを自由に受けさせているところもあれば、上が県外の私立大工学部で2番目が今公立高校に通っているのですが、この子が看護師になりたいと言っているんです。福祉大に行きたいらしいのです。※私立大看護科年180~200万円×4年。私立大工学部150~190万円。ですから、この子は絶対公立じゃなければだめなんです。気持ちは痛いほど伝わる。各家庭それぞれで事情は様々である。その本音の部分を吐き出してもらえるよう、ワシ自身が信用を得なければならない。しかし、それが難しい…。
まあ、何にせよ中3受験生は全員受験校が決まったわけで、ここからもうひと踏ん張りしてもらいましょう!後期入試までのわずかな期間ではあるが、我々も伝えるべきことをしっかり伝えていかなければならない。インフルエンザはいまだこの地域ではやっている。健康に留意しながらもガッチリ勉強して、良い受験、悔いが残らない受験にしてほしい。


 

 

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