進研学習会ブログ

おやじから一言2021 VOL.3

2021.10.04

塾長の伊藤です

 9月も下旬になりすっかり秋らしくなってきましたな。君らの服装も長袖の人たちが大半になり、サンダル族の人ももう皆無といってよいでしょう。
 さて、みなさんは今、どのように家庭学習を進めているのだろう。ワシは10月までは「量」にこだわらなきゃダメだと思う。11月からは「質」が大事になってくる。11月は問題もグン!と難しくなり、分からない問題にある程度時間をかけて「解く」ということをしていかないとイカン。そうしないと私立の入試問題には通用しないのよ。おそらく英語、数学でてんやわんやになるのが11月。
そうなってくると理社の暗記単元、英単語、漢字、数学の公式なんぞは10月までにある程度終わらせておく必要が出てくる。夏休み後半のパーフェクトマスターの暗記テストを見ても、まだまだ知識不足という感じである。何を勉強すればいいのか分からん!などと言うのなら、理社の単語帳を作るなり、江戸時代だけは得意と言えるくらいの勉強を進めるなり、やらなきゃいけないことは満載である。
勉強が嫌いです!という連中であっても、高校へは進むんだろうから、少なくとも入試までは頑張らなければならん。でも「勉強は嫌いです」という人ほど高校選びは慎重にしないと高校に入ってから苦労することになる。勉強が嫌い・苦手な人は英数国理社の教科が少ない学科を選ぶのも考えてはいかがだろう。つまり「普通科」以外である。生文の美術・デザイン科、城南の科学技術科、仙台商業、明成の各学科、仙台工業の各学科、常盤木の音楽、宮城工業の各学科、宮農、、、まだまだあるよ。もちろん、その学科、コースに興味がある、ということが大前提である。単に英数国の授業から逃げる、という意味で言っているのではない。英数国より専門課程が多いところを考えるのも一つ。ちょっと考えてほしいですね。
 9・10月は私立高校のオープンキャンパスが開かれます。ちょっとでも興味がある高校には足を運んでおいた方が良い。ホームページで何となく見ているのとは全然違うぞ。ふむふむ、校舎はかなりきれいで設備もすごいな。
ありゃ、パンフレットではあんなに立派なのに、実際に見るとそうでもねーな。なんか先生たちが威圧的でやだなー。先輩たちがとてもフレンドリーそうでなんか良い感じ。とか様々な感想を持つだろう。これは行ってみないとわからないことだ。ぜひ、行ってくだされ。そうそうできればとても興味がある高校だけでなくチラッとでも興味があるならぜひ足を運んでほしい。イメージが変わるかもしれん。
 さて、さっき今の時期は「量」にこだわらなければならん、という話をしたが、もう少し話をさせてくれ。説教くさくなるが、まあこれはいつものことだから許してくれ。 今日は何月何日だべ?もう夏休みが終わって1ヶ月も経っているんだな。本当に早いものです。秋分の日が過ぎ、ここから日が短くなることをより実感するだろう。前回のおやじ~に名前を出した偏差値が上がった者たち9名について話そう。全員とは言わないがほとんどの人たちの目つきが変わったと思う。良くなったよ。やはり、下がりたくない、もうちょっと上げたいという気持ちが出てきたんだろうね。いくらかでも上がった者たちは変わるんだよ。そうやって勉強して結果が出た者たちは、勉強量が上がる。勉強量が上がると、ムダが見えてくる。例えばわかってる問題を繰り返しする。できることを繰り返しすることは自分が安心感を得たいという心理からそうするのだろう。学校の定期テストでそうするのであれば賛成だが、今まで習った範囲を急いで復習しなければならない君らにとって、わかっていることをさらにやるのはムダなことだと思う。どんどん学習の範囲を広げていってわからないところはさっさと我々に質問する。ありゃ、わかんねーな、と思ったら即、我々に質問!
効率よくやりたい、決められた時間でもっと質を上げたい、と思っている中3生はどんどん増えているぞ。そのような周りの変化に気づいた者たちは「なんか、〇〇って変わったな。勉強の話も多くなったし、模試のこともよく話題にしてるよね。俺もやらないと、、」 一方、周りの変化に鈍感なアホは全くきづかないので、「のほほーん、たりらりらーん」と毎日を過ごし、そろそろ勉強するか、と思ったときにはすでに遅し!まあ、そうならないように、カレンダーを見て、いつまでに何を勉強しておかなければならないのかを考えて実行してほしい。
さてそろそろ今回9月度の発表だ。まあとりあえず8月度模試の結果を振り返っておこう。
●新みやぎ模試 8月度
 
全体 54 42 43 42 56 237
48 43 41 51 57 240
SS 46 50 49 55 50 50
 
そうそう社会だけが良かったのよね。国語がズタズタ。
はい、そんでこれが9月でござる。
●新みやぎ模試 9月度
 
全体 57 44 42 52 51 246
60 45 44 55 60 263
SS 51 50 50 51 54 52
 
むむー、もうちょいといったところかな。まあ、前回と比べてSS2のアップはまずまずといったところだ。そんな中で全然伸びていない人たちは前述の通りしっかりと「量」をこなしてくれよ。さて8月模試と比べて上がった、下がったの割合を示そう。
前回同様、偏差値が2以上あがっている場合は「上昇」、±1以内ならば「横ばい」、2以上下がっている場合は「下降」とする。
上昇は50%、横ばい38%、下降12%。全体的にはまあまあの数字だと思う。しかし、横ばいと下降で半分の人たちがいることも事実。もう10月だ。あせってくれよ。時間はそんなにないぞ。
前回8月模試と比べて4以上SSをアップさせた連中はこいつらだ!エライゾ! ※7月から8月にかけて下がって、そして今回もとに戻った人たちは除いています。
名前(中学) 8月 9月 増加
AA 東 38 46 +8
BB 南 50 57 +7
CC 南 53 59 +6
DD 南 59 64 +5
EE 南 52 56 +4
FF 南 51 55 +4
GG 南 44 48 +4
また、7月から8月、9月へ2段階で上げて、7月と比べ9月が
SS6以上上がっている連中はこのお方たちでござる。
名前(中学) 7月 8月 9月
DD 南 56 59 64
CC 南 45 53 59
BB 南 45 50 57
EE 南 47 52 56
HH 南 45 49 52
ここに名前が載っている人たちは全員お菓子をプレゼントだ。名前が2つ載っている人は2つプレゼントだ!勝利のじゃがりこはうめーぞ、ポリポリ食ってくれ。
10月模試の結果で君ら一人ひとりと我々が二者面談を行う。そこで私立受験校や勉強方法について話をしていく。また11月模試が終わったらまた二者面談を行い、その後保護者の方との教育相談。ここまでを11月24日までには終わらせる。中学校の三者面談が11月22日位から始まるのでその前には私立受験校を決めなければならない。本当に時間がないよね。私は公立が第一だから私立はどこでも良い!なんて思っていると万一公立がダメで私立に行くことになったとき、後悔する可能性が高くなる。君らの親で「泉が第一なんだから別に私立のオープンキャンパスは行かなくても良いんじゃない。」なんてこという無責任なバカ親もいる。高校には決して親がいくわけではない。行くのは君らだ。ちらっと2,3回だけ行くのではない。高校は3年間通うのだ。どうしてもその学校が合わない。もう嫌だ、と思ってもどうにもならん。まあその学校をやめて通信制の高校にする、というスペシャルな方法はあるが、、、、。高校に通うのは君らなんだから私立のオープンキャンパス、それがもう終わっているなら個別相談会でもなんでもいいから行けよ。まずはHPを見てくれ。
 
ある日の伊藤と〇〇中のMさんとの会話
伊「期末試験、あさってだよね。もうワークブック終わった?」
M「はい、終わりました。あと社会が〇ページです。」
伊「じゃあ。終わってないじゃん」
M「でもほとんどは終わってます」
伊「それ終わったって言わないよ」
別な日のこと
伊「勉強しているか?してないだろ?」
M「やってます!昨日だって塾の予習やりました!」
伊「あとは?」
M「・・・・」
伊「それはやったウチに入んないの。はー(ため息)」
どうやら、Mはちょっとでもやれば「やった」ことにしている。ゼロでなければ「やった」ことになる。このような考えをしている者はM以外にもいるかもしれない。来年は高校生。常識的な考えをもってほしい。
 
お電話でのお問い合わせ 022-274-4511 【受付時間】月~土 13:00~22:00
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
進研学習会