進研学習会ブログ

おやじから一言2023vol.4

2023.11.06

これは塾長伊藤がみや模試が終わるたびに中3生に発行しているもので、今回のVOL4は10月下旬のものです。
 
10月も下旬になりすっかり「the秋」という空気ですな。朝晩はけっこう寒くなってきたし、乾燥しているよね。あのバカみたいに暑かった夏がなんか遠い昔のような感じがしております。我が家では渋柿を1600円分ほど買ってきて干し柿にして吊るしたところです。秋真っ最中でございます!
10月22日の「進学情報Can」はどうだったでしょうか。今年の入場者数は880人以上ということで、スタッフ一同喜んでおります。
このCanは学習塾協会北海道東北支部が主催していて、各私立高校からの参加費で情報誌や会場費、各小・中学校へのポスター、案内送付料をまかなって開いているものなのよ。今回はどの公立・私立のブースも人が切れることなく大盛況だったみたいで、キミらも説明を聞くのにちょっと待ったのではないでしょうか。有益な情報は得ることができたかな? ほとんどの公立高校は説明会が夏休みに1,2回だけなので今回のCanが最後でした。しっかりと公立の先生からいろいろなお話は聞けたでしょうか?
さて、今回得た情報をもとに私立受験校を来月までには決めなければなりません。どの私立高校をどの入試方式で受験するのか。一般なのか推薦なのか特待なのか、、、? 
ちょっと話が脱線しますーーー
もし、今回Canに行き損ねてしまった者で、ぜひ話を聞きたい!という人はちょっと遠いが下記の日程で大崎会場のCanが行われます。
11月5日(日)14:00~16:00
   古川商工会議所
たしか、私立は明成、常盤木以外は参加しますので、もし聞きたいのであれば母ちゃんに連れてってもらってくれ。当日、大崎会場には鈴木先生がいるので、目があったら微笑んでください。
話を元に戻そうーーーーーー
「私は公立第一志望です」 と言ってもその学校に落ちれば私立になってしまう訳だし、私立は私立でも自分の成績的に難しい高校を受験するのならば、スライドして下のコースになってしまう訳だ。親からのアドバイスももちろん大事にしなければならないが、通うのは自分なんだから、やはり自分の気持ちを第一にしてほしいな。ワシはこの職業が長いので、今まで高校をやめた生徒を何人も知っている。何でその高校をやめたのかを一人ひとり聞いたわけではないが、やめた者や周囲からの声などから推察すると①考えていた学校と違う ②留年決定 というこの2つの理由で学校をやめる人の割合は7 割以上じゃないかな。大昔、それこそワシがこの業界で働き始めた平成初期のころは経済的な理由で普通高校をやめて定時制(夜間)に通うことになりました。やっぱり二高に行きたいので泉をやめて再チャレンジします、などの高校中退理由があったが、今はそんな話は聞かない。やはり前述の①②の理由がほとんどだ。②の留年決定はおそらく本人がサボりにサボってしまった結果なのだから仕方なし。当たり前だが高校側もできるだけ留年させたくはないので、定期テストの得点の平均が赤点(40点以下)の場合、2月下旬にめちゃめちゃ簡単な追試をしてくれたり、あるいは前期中間・期末、後期中間・期末の問題から出題します!とガッチリと範囲を言われての追試。一部の私立ではレポート提出で単位認定します。ハイ進級OKです、とか。どの高校も留年はさせたくないのよ。当たり前よ。留年すればほぼだいたいの生徒はその高校をやめることになるしね。このスマホ社会の中でその手の情報はアッという間に広がるよね。「〇〇先輩、△△高校やめたみたい。赤点連チャンで留年したみたいよ。中学の後輩と同じクラスは耐えられないよね。」 また高校側にとってもこの手の噂はマイナスだしね。まあ、よほどサボらなければ留年ということにはならない。何年か前に松陵1年の者の母ちゃんから2月に、〇〇が留年するかもしれない大事な追試が3週間後にあるので、勉強を手伝ってほしい、という依頼があったことを思いだした。そんで、無事数学を70点以上取って進級しました。たしか、その時はワシが通常授業が終わってからの個別だったので、授業開始が22時で終わりが24時とか、そんな感じで7,8回授業したな―。懐かしいぜ。まあまあ、昔の話は置いといて、要するに留年しないように普段のテストで頑張っていれば問題はないのよ。
①の方の「考えていた高校と違う」というのはある程度は事前に足を運んでいればなんとなくつかめるところもある。「こんなに勉強させられると思わなかった。18時過ぎまでとは聞いてないよ」イイエ、そんなことは事前にパンフや説明会で話を聞いているハズです。「部活に入りたいけど入りたい部活がどこもガチでしかも休みが週1日月曜だけ。そんなの聞いてないよ。」イイエ、説明会とかでこちらから聞けば教えてもらえたはずです。というように事前に自分が調べようと思っていれば調べられることは結構ある。それをおろそかにしてしまうと生徒と高校のミスマッチが起こってしまう。学校をやめないにしてもつまらない高校生活を送ることになってしまう。それでは高校側にとってもキミらにとっても本意ではないよね。高校選びは君らの人生にとってかなり大事な選択であることは間違いない。来年からの高校生活3年間をしっかりとイメージして受験高校を考えてちょうだい。進学した高校をやめるようなことにはなってほしくないからね!
さて、10月度のみやぎ模試の結果から二者面談を行っているわけだが、ここでは私立受験校のことと家庭学習についての話がメインである。中にはやってもなかなか成績が上がらないという人もいるのだが、成績が上がるには最低2ヶ月は継続した学習が必要だと思っている。そう簡単には上がらんぞ。毎日継続した学習こそがジワジワと実力を押し上げてくれるのだ。逆に多少サボったからといってもすぐには成績は下がらん。サボり始めて1,2ヶ月が経ってガックリと下がるもんだ。筋トレやダイエットと同じだな。1,2週間では何の変化もない。何でもそうだが、続けることが大事。ここからは平日3時間、休日6時間くらいはやってほしいね。
さて、そろそろ10月度模試の結果といこう。その前に9月の振り返りだ。
●新みやぎ模試 9月度
 
全体 53 49 44 59 47 252
46 47 44 57 42 236
SS 46 49 50 49 48 48
 
そうよね、8月からちょっと下がったのよね。ハイ、それでは今回10月の模試の結果です!
●新みやぎ模試 10月度
 
全体 59 47 42 57 50 255
58 45 37 58 47 245
SS 50 49 48 50 49 49
むむー、あまり変わらんな。細かく見れば前回は県平均から16点ダウン、今回は10点ダウンなので、いくらかの改善はあったが、イマイチですな。みなさん、模試の復習はしているかね?全部復習する必要はなし。模試の裏面に小問ごとに正答率が載っているよね。あれを見て正答率が高くて、自分がミスをした問題を重点的に復習するのだ。ざっくり言えば間違った問題の半分が見直しできればOK。数学40点ならば間違いが60点分、その半分の30点分だけで良いからしっかりと復習するのだ。次回同じような問題が出ても対応できるようになれば良い。まあ最低2回は繰り返してほしいよ。
今回のアイスプレゼントの皆さんはコチラです!中3の7月から今回10月までで3回以上の受験で今回が自己ベストの偏差値を叩き出したという者たちです。ちゃんとアイスを請求してくれよ。前回9月に名前が出た者でまだ請求していない人は早めに伊藤まで。
名前(中学) 7月 8月 9月 10月
AAAAA(台) 62 68 68 69
BBBBB(鶴) 43 47 48 49
CCCCC(南)   44 45 47
DDDDD(東) 41 43 44 46
EEEEEE(東) 37 42 38 46
FFFFFF(幸) 36 36 36 39
GGGGG(鶴) 35 33 35 37
 
以上7名、大したもんだ。ちゃんとワシのところにアイス請求をしてくだされ。次回は11月3日(金)です。もうすぐだ。少しでも得点は多く取りたいよね。だけど7月の「おやじから一言」に書いた通り、平均点が常に偏差値50なのよね。中3生全体が頑張る今の時期だと、平均点が上がりやすくなっちまう。それを許してしまうと、宮城県の公立高校のベストとされている5教科平均点275点から離れてしまう。だから毎月少しずつ難しくなっていくようになっているのよ。1日2時間程度の勉強では下がるのは当たり前。スマホばっかり見ているようではどうにもならん。もっと自分自身に負荷をかけながらやるしかない。ずっと、がんばり続けろ、といっているのではない。あと4ヶ月ちょっとの話である。やるしかない。スマホから手を放せ。
 
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