進研学習会ブログ

公立入試の平均点などについて

2023.04.29

鈴木です。

先日、宮城県公立高等学校の入試結果(平均点等)が発表されました。
【県平均】
国:70.9
数:45.6
社:68.0
英:57.1
理:58.8
計:300.4

うーん、やはり高いですね。
塾生たちに入試の得点を開示してきてもらって報告を受けているので、ある程度予測はできていましたが。。。
報告してくれた生徒たちの社会の“平均”が約90点(すばらしい!)だったので♪
みんな頑張っていたので結果が出て良かったです☆

今年の平均点が高かったということは…来年度の入試が厳しくならなければ良いのですけどね。
さて、どうなのでしょう?



来週5/1~5/6はGW期間で塾はお休みです。
中3生は受験生ということもあり、少しでも勉強に力を入れてほしいので…
社会ではGW用の特別宿題を出しました!

……宿題を課すにあたり、一人一人に宿題を頑張る必要があることを確認しました。
みんな「やらなきゃ!」と思ってくれていれば良いのですが。
今年は、「取り組むときの心の持ちようでその成果に大きな差ができる」ということをまだ自覚できていない生徒が多い気がします。
〔そんなことないよ!であってほしい!!〕




このGW前後から修学旅行や野外活動などといった、楽しいイベントが実施されています。
連休明けに予定となっている生徒の中には4月末の段階ですでに心が旅立っているという人もチラホラ。

せっかくの機会ですので、事故無く楽しんできてほしいものです。


私は明日からのGWをなるべく楽しむようにします!
日曜と次の土曜以外は天気が良いようですので、花粉も落ち着いたようなので野外で過ごしたいです。
こちらも事故の無いように気をつけます。
特に車の事故や違反の無いように気をつけます!

 

2023度の授業がスタートそんでGW

2023.04.22

伊藤です。

先週、新学期が始まり生徒たちの話題はそのころの生徒たちの話題は「やっぱりウチのクラス、はずれだわー」「担任が〇〇先生で良かったー」

などクラスの友だち、担任の先生の話題が多かったですね。ものすごーくその気持ちはわかります。私も遠い昔同じように思ったものです。

なんと言っても1年間同じメンバーですからね、ここでのアタリ、ハズレはものすごーく大きいです。まあ、それから1週間が経ちその手の

話題もなくなり、今は中2であれば野外活動、中3は修学旅行、中1は部活何に入るのか、というようなことを話しているようです。修学旅行は

中学生活最大のイベントです。楽しんできてほしいですね。天気も良ければなお良し、です。 

個人的なことですが、今年はGWの予定があまり入っておらず、ちょっと寂しいです。普段連休がないのでこのGWは楽しみにしていたんですが

3月になってからホテルの予約を取ろうにも、もう遅くめちゃ高いところしかなかったので断念。 それでも、2月に友人と予約したのが

1泊2日の110㏄Hondaカブ、会津若松ツーリングがあるのでそれだけを楽しみにしています。

昨日、ある生徒にGW、何か予定ある? なんて聞いたら「部活が3日とあとウチは毎年GWはキャンプ行く」ということ。

「俺もそのキャンプに連れて行ってくれー、何でもするからよ。」と、つい言ってしまいました。 

みなさん、どうぞGWを楽しんでください。そしてリフレッシュしてGW明けからまた頑張りましょう。

 

公立高校合格発表

2023.03.17

伊藤です

昨日公立高校の合格発表が行われた。泉高校普通科は1.84倍とかなりの高倍率となった。もともと泉はこの北地区の中では

仙台三高とならんでの人気校だ。仙台地区全体でみると実際には泉松陵、富谷のように入りやすい倍率の高校もありならしてみると例年並みの

倍率であった。

今年の入試を振り返るとまず私立入試が荒れた。東北学院高校が昨年に続いて大人気! 昨年の受験者数もすごかったが、それに合わせて

たくさんの合格者を出してくれたので大きな混乱はなかった。しかし、今年は新高校1年生の教室数は卒業生の教室数と同じ分しかない、ということでかなり

厳しくなると予想していたが、それ以上の厳しさだった。泉高校に真ん中で合格するくらいの者でないと合格できなかった。

今まで私立受験でここまで厳しいと感じたことはない。

ウチの塾生に関係する高校だけの話だが、高倍率になったのは前述の泉普通、一高(×1.55)、南(×1.48)、県工業情報(×2.13)あたりだ。

塾生全員がみな第一志望の高校に合格したのかというと、そうではない。過去に一度もその経験はない。ただ、もちろんそれを毎年目指している。

今年の第一志望合格率は84%だった。仙台は特色ある私立高校がたくさんあるので、私立の○○高校に受かっているから、という理由で公立はチャレンジ

します!という生徒も毎年数人いる。しかし、そうでない生徒にとっての不合格は本当に辛い経験になるが、その辛い経験こそが次のステップになる。

下を向くことなく、これからの高校生活に向けての準備をしてほしいと思う。昨年もこの合格発表の日に「おつかれさん会」を開いている。

受験、おつかれねー、ということでウダウダと「高校生になって部活はーー」「電動自転車ほしいーー」などとジュース、お菓子などを食べたり、

200字程度の合格体験談を書いてもらったりしている。不合格だった者には高校受験はただの通過点でこれからいくらでも挽回できることを話している。

実際、今までそのような生徒をたくさん見てきた。広瀬ダメ、城南、推薦で東北工業大。三高ダメ、ウルスラタイプ1、北海道大水産学部。。。。。。。。。

 おつかれさん会のファイナルはビンゴ大会。モバイルバッテリー、Tシャツ、ぬいぐるみ、タコ焼き機、せんべい詰め合わせ、靴下5枚パック、、、。

シークレット袋もある。これは元気先生と吉野家で好きなものを食べられる権利だ。同伴者も1名もご招待。

最後に私が集まってくれた中3生に一言。それで会は終了となる。それが19時だったがその後も写真を撮ったり講師の先生と談笑したりしている者もいた。

4月からは新しい学校での生活が始まる。勉強も部活も頑張ってほしい、16~20歳という年齢は多少無理しても何とかなる体力があるし、感受性も豊かである。

そんな時期に勉強だけ、部活だけではもったいない。気の合う友だちと楽しくとも厳しく、大きく成長できる3年間を送ってほしいものだ。

 

 

いよいよ公立高校入試

2023.03.05

進研学習会の佐藤です。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

明日はいよいよ公立高校入試本番ですね!

進研学習会では毎年受験生に合格祈願だるまを渡していますが、このだるまは「宮城県伝統工芸」「仙台市有形文化財」に指定されている、堤人形、松川だるま、仙台張子の製造・販売店 つつみのおひなっこや 佐藤吉夫さん、明彦さんに毎年作っていただいております。

先日に我々講師陣で目入れをしました。そのときの様子です。

  

だるまの数が受験生の数を表しているのですが、なんだか武者震いしますね、、、

 

そして昨日は校舎に受験生が集い、決起会が行われました!

生徒同士で励ましあったり、だるまに書いた講師からのメッセージを読んで一層気合が入ったり、貴重な時間を過ごせたのではないでしょうか ^ ^

また、おちゃめな演出もあり、進研学習会らしさが一段と光る会でした(笑)

上の写真は決起会のいち場面で、先に合格を勝ち取った生徒たちから受験生へ応援メッセージを送っています!

 

明日はいよいよ本番です。この日のためにやりたくもない勉強を毎日してきたこと、先生たちは見てきましたよ。

自分たちの力で合格を勝ち取り、これまで応援してくれた家族や友だちに感謝の気持ちを伝えてくださいね!

3月16日のお疲れさま会で笑顔の君たちに会えることを心から祈っています☆

進研’sのみんな、ふあいとおお!!!!!

朝自習を始めました

2023.02.28

伊藤です。

中3生を対象に昨日から朝自習を始めた。時間は6:20~7:30。

ZOOMでカメラはオン、マイクはオフの状態でそれぞれやりたい教科を行う。

多少の遅刻、早退OK.というゆるい朝自習である。コロナ前は塾に希望の生徒が集まって1教科20分を3教科やって、我々が台中、鶴ケ谷、東の生徒はクルマで校門まで送っていた。メシを食べながらの授業は不思議な感じがしたなー。

コロナになり世の中にZOOMなどのオンラインミーティングのシステムが普及し、塾に来なくても顔を見ながらの会話ができるようになった。使い方もかんたんで便利だ。

昨日は11名がこのオンライン自習に参加、今日は14名。朝型に切り替えることが目標である。朝から頭をしっかり動かせるようにしてほしい。

 

 

おやじから一言 2022 VOL.8

2023.01.31

VOL.7は年賀状でメッセージを送っているので今回がVOL8です
今回のVOL8は1月26~28日に会員に渡したものです
 
 
いやー、とうとう中3最後の模試が終わってしまったのー。冬期講習最終日の1月8日がその日だったな。毎年のことながら、中3冬期講習という切羽詰まった時期であるにも関わらす、「余裕」の態度をとっていた連中がいる。私立の過去問のノルマ、冬期講習予習のノルマを無視する者たちがいたことは残念だった。まあ、今まで勉強が嫌いで学校の定期テスト直前しか勉強してこなかった者たちからすれば、12月の初めから「私立過去問は平日2教科ずつね。休日4教科ね。」などとノルマが課せられても、やりたくないものはやりたくないし、やろうと思ってもなぜかできないのよねー、という感じなのだろう。勉強がすべてではないので、他に何か頑張っているものがあればそれでも良いと思うが、この受験直前の時期だけでも勉強に打ち込んでほしいものですな。「嫌いだからやらない」では幼稚すぎるぞ。今後の頑張りに期待したい。
 今月11日、私立推薦(特待)入試があり、そんですぐに発表があった。ウチの塾では14名がその入試を受験した。公立併願の特待入試で受験した者が10名。本命で受験した者が4名だ。東北学院高特進コースの公立併願入試はなかなか厳しかったようですな。昨年からの東北学院の男女共学、大学の新キャンパス新学部設立、そうそうR3は野球部の甲子園出場という話題もありましたな。部活目的で受験する者も多いが、大学の合格が難しくなってきたことで、その附属高校の人気が高まってきたことも、この受験者増につながっているんだろうね。今度の一般入試では昨年よりも厳しくなるのは間違いない。東北学院を受験する者たちはがっちり過去問を復習してくれよ。東北学院以外の高校では育英、生文大高も相変わらずの人気校だ。ところで、私立推薦(特待)入試の発表が終わってクラスの雰囲気が変わったと思う。おそらくクラスの3割位の人がもう高校受験が終了、ということになったハズだ。その者たちにすればもう受験は終わったのだから、今までのようにガツガツと勉強する必要性が無くなったわけだ。それはそれでOKな話なのだが、これから公立受験が控えている者たちで、そのような受験終了組を見て、力を抜いてしまう者たちがいる。まあ、今まで慣れない勉強をし続け、疲れてしまったのかもしれない。その気持ちもわかる。しかし、自分にとってどの高校が第一志望なのかを考えてほしい。公立入試まであと何日なのかをカレンダーを見て数えてほしい。そんなに時間はない。今できることをきちんとやっていこう。やるべきことをやらなければならない時にやる。まずは私立過去問の見直しだ。もうすでにやってあると思うが、今の時期に間違ったところだけでも、やってみよう。前回の間違ったところの半分ができれば合格だ。あと全体の問題を見て傾向を考えよう。
「大問3では毎年平面図形で難しい問題が出ているな、4では関数が多い。(1)~(3)は普通レベルだけど(4)は難しい、、、、」という感じだ。今こそ過去問チェックだ。
 さて、この私立受験前になるとこのエピソードを思い出す。実際にウチの会員だった者がやらかしてしまったことだ。
某私立高校に受験をしに行ったAくん。高校の敷地内に入っても、友だちと大きな声で笑いながら、ふざけていたらしい。その様子を見ていたその高校の先生がこれはひどいぞ、ということになり、うしろからつけた。その先生は2人が受付後、すぐに生徒の名前と受験番号を受付担当の人に確認した。その受験番号から面接する先生へ「この生徒は態度が良くない、面接で確認してください。」というようなことが言われたらしい。
面接でどのようなことをきかれたのかはわからないが、おそらく厳しい質問をされたのだと想像できる。結果はAくんとその友だちは不合格。Aくんはその高校しか受験していなかったので、大パニック。偏差値50位の者が偏差値38の高校・コースを受験したのだから余裕で合格の予定だったのだ。サッカー目的での受験だたからこの高校しか受けていない。家族で話し合った結果、もう一度同じ高校を3月中旬に行われる二次試験で受験するということになった。
そんな出来事があったとは全く知らなかったワシは、その不合格にどうしても納得できず、迷った結果、その学校に電話することにした。その私立高校の教頭先生とは一緒に2,3回酒を飲んだ仲でもあったので、その教頭先生に電話し、なぜAくんが不合格になったのかを調べてほしいと依頼した。翌日にその教頭先生から連絡があり、前述のようなことがあったことが発覚したのだ。しかも、その時言われたのが「伊藤先生、Aくんは二次でウチを受けても落ちるよ。」とのこと。理由を聞けばAくんの名前が載っている不合格者リストに「再審不可」と書かれていたようだ。この再審不可が書かれていると二次でも合格は無いらしい。そのことをワシはAくんの母親にそのまま伝えた。結局Aくんは別の高校の二次試験を受けて合格し、そっちの高校に進学した…。受験らしくきちんとマナーを守る。これは当たり前のことだ。君らは中学校の看板を背負って受験していることを忘れてはダメだ。ちゃんと服装、髪を整え、持ち物を家族の人にも確認してもらい、時間的にも余裕をもって行動しような。受験は真剣勝負の場であることを忘れるなよ。
 さて、そろそろ新みやぎ模試1月の発表といこう。そうそう、何名かに「2月に模試はないのか」と聞かれたのだが、あることはある。ただ、その模試の結果が出てくるのは、公立に出願した後になるので、その結果で公立受験校を決めることはできないのだ。だからほとんどの塾では模試は1月までとなっているのだ。
まずは前回12月の結果じゃ。
 
●新みやぎ模試 12月度
 
全体 60 48 51 53 56 266
64 59 61 63 64 311
SS 52 54 54 55 53 54
 
そうそうこんな感じだった。
さて、ほぼすべての中3生がどこかの塾に行って絞られた後に受けた1月度模試。ガチンコ勝負の1月模試。
●新みやぎ模試 1月度
 
全体 61 44 51 53 56 265
63 55 62 63 68 311
SS 51 55 54 54 54 55
 
まあまあだな、平均点プラス46点はまずまずではないですか。しかし、問題は君らが受験する高校の合格可能性である。特に公立は内申も加えて考えなければならないので、しっかりと判定票を見てくれよ。私立はあまり内申は関係ないので、今回の5教科あるいは3教科の偏差値を参考にしよう。さて、塾で行う模試の最終回で自己ベストの偏差値を叩き出した連中を発表しよう。
名前(学校) 過去最低偏差値 今回1月偏差値
AAAAA (台) 57 65
BBBBB(八) 59 64
CCCCC(鶴) 57 63
DDDDD(南) 54 61
EEEEE(東) 52 59
FFFFF(鶴) 50 57
GGGGG(西) 37 48
HHHHH(八) 41 45
 
いやー素晴らしいですね。この時期に自己ベストというのは本当にすごいことですぞ。というわけで今回はアイスにもう1品つけましょう。
 さて、いよいよ私立一般入試だ。本番だからな。しっかり体調を整えて挑もうぜ。そんで合格を勝ち取ろう!オー スライドなしで合格するぞー! オー! わからなくても何とかするぞー!
という気合でなんとか乗り切ってほしい。
 先日、公立高校の予備調査が出ましたな。仙台南2.06倍、仙台一高が1.89倍、仙台三高(普)が1.78倍、泉(普)1.86倍とかなりの高倍率となった。まあ、これは12月の調査のものなので、それから私立が第一志望に変わる者やもとから私立第一志望なのに予備調査で公立を書いた者がけっこういるハズなので、全体的に受験者数は減る。また、高倍率をみて別の高校に受験校を変更する者も多数いると思う。この高校から下げるべきか??とか逆にこの学校に上げたらどうなんだろう、内申が悪いから、、どうなんだろう?という人はワシが過去3回の模試の結果と内申、予備調査から判断してどれくらいの勝ち目があるのかを考えるので、そういう人は教育相談を申し込んでくれ。
 さあ、ほとんどの人が本番ですな。自分を応援してくれる人のためにもしっかりと自分の力を出してきてほしい。ケアレスミスを0(ゼロ)とは言わないが各教科1問までに抑えてほしい。遅刻・忘れ物は大きく動揺する。必ず2回、3回と家族の人と一緒に前日にチェックするべし。また、受験会場にふでばことか忘れてくるなよ。そうそうホッカイロを持っていって良かった、という人が毎年数名いるね。座る席によっては寒いかもしれないので一応紹介しておく。
いよいよです。体調を整えて1月31日、2月2日をむかえよう!
新みやぎ模試で1月号の集計データが閲覧できるので見てほしい。
・志望校別得点分布(公立第1志望のみ) ・志望校別得点分布(第1から第4志望まで)
宮城新教育 を検索
「みや模試速報 VOL.7」
をクリック。パスワード入力画面に miyamoshi23  閲覧期間 1月30日(18時)~2月20日。
 

おやじから一言 2022 VOL.6

2022.12.26

こんにちは、先日コロナにかかっちゃいました伊藤です。熱がない状態でこれほど味覚・嗅覚がバカになったのは人生初。昔、高熱を出した時に何を食べても味がしなかったこことはあるのだが、平熱で味・嗅覚がここまでなくなるというのは経験がない。コロナには人によって症状がちょこっとずつ違うらしい。コロナの初期症状としては発熱・鼻汁・喉の痛み・せき・倦怠感・息苦しさなどが挙げられる。また、嗅覚異常・味覚異常、下痢などの症状が出る場合もある。いやー、君らの中にもワシのようにすでにコロナにかかった者がいるが、上記の初期症状はうなずけるのではないだろうか。これらの初期症状が出た場合はすぐに病院に電話をしてから行くようにしましょう。
しかし、このコロナはいつ終息をむかえるのかわからんが、本当にやっかいだ。世界中ではやっているので、宇宙にでも行かない限り逃れられない。2020年の2月に横浜港での白い防護服を着た検査官がクルーズ船に乗り込んでいく姿をテレビで見ていた。「へー、ダイヤモンドプリンセス号か、スゲー豪華な船名だな。こりゃ、お金持ちの人が世界を旅するヤツね。この船ならしばらく検査に時間がかかっても普通に船内で生活できるし良かったかもね。」というような感じでワシは完全に「対岸の火事」的な目でこの報道を見ていたと思う。しかし、それからあっという間に日本中に広まってしまった。その年の3月初めに緊急事態宣言が発令され、学校が休校になった。君らはその年、小6だったな。卒業式では家族1名まででお願いします、なんて感じだった。中学入学後も最初の2ヶ月半の学校生活はボロボロだったはずだ。その年の入学式、中総体、高総体、修学旅行などは中止か規模縮小、あるいは延期。翌年21年になっても新型コロナは学校行事を完全復活させるレベルにまでは落ち着かなかった。それどころか報道では「新型コロナの第〇波と言って良いのでしょうね。推定では前回の波を上回る、、、、、、、」というような状況であった。昨年の修学旅行つまり君らの1つ上の代では中学生活のメインイベントの1つである修学旅行も犠牲になった。0泊2日というサプライズな修学旅行を決行した中学校もある。バスで蔵王方面へ、そんで学校に戻って解散。各自自宅へ。翌日朝に再集合しバスで三陸方面へ。なんて素晴らしいアイディアなんだ!とワシは思った。本来中止にするところをギリギリのところで実施した。卒業アルバムに修学旅行の写真がないのではあまりにかわいそうだ。という先生たちの考えからそうなったのだろう。君らの代でもそうだったかもしれないが、吹奏楽部はおいては発表する機会が年に1,2回、という状況。なんか本当にタイミングが悪かったとしか言えん。
しかし、繰り返すがそんな環境であっても学校の先生達は君らの行事ごとを少しでも多くやりたいと、会議を繰り返し行っているのだ。そのようなとても手間と時間がかかることを君らがわからんところでやってくれているのだ。ここは感謝しなければならないことだ。君らのこれからの高校3年間がどのようなコロナ環境下になるのか、まったくわからんが平和な3年間になってほしいものだ。
さて、いよいよ冬期講習だ。私立の特待・奨学生・推薦入試は1月11日(水)だ。冬休み明けすぐだな。東北高校とかだとここでの得点しだいで入学後の授業料免除だとか教育費免除だとかもろもろの特典が得られるわけだから、めっちゃ本気にならなければならん。また、11日は関係ないという人も私立一般入試が1月31日(火)、2月2日(木)にあるわけなので、本当に時間がない。今はまだ過去問が終わっていない人がほとんどなので、冬期講習の予習・宿題をやりつつそれもやらなければならない。大晦日、元旦は受験生にとっては全く関係なし。例年通りのお正月を迎えられるとは思うなよ。お勉強あるのみじゃ。ここからの1,2ヶ月の頑張りがその後の3年間に大きく関わってくることはおわかりでしょう。夏ぐらいから慣れない勉強をしてきて、ちょっと「疲れ」や「飽き」「嫌気」が出てきた人たちもいることでしょう。逆に「なんか勉強に慣れてきた」「ちょっと楽しくなってきた」というような者たちも出てきているかもしれない。どちらにしても、今回の高校受験の勉強で明らかに1年前の自分と比べた時に「耐勉強免疫」がついたことは間違いないハズ。それは毎日勉強することが当たり前になったからだと思うね。1月11日の私立奨学・特待・推薦入試や1月31日・2月2日の私立一般入試で高校受験が終わりになる人も何名かいるが、そこで勉強のペースをグッと下げてしまうのは、もったいない話だ。英語・数学だけでもしっかりと中学の復習を続ける、あるいは高校の先取りをする、とか目先のことだけではなく1年後、3年後、もっと未来のことを考えていってほしいな。さてそろそろ今回12月模試の結果を見てみるべか。その前に11月模試の振り返りじゃ。
●新みやぎ模試 11月度
 
全体 57 53 53 55 50 268
63 63 61 64 59 310
SS 52 55 54 54 54 54
 
そんで今回はこんな感じ。
●新みやぎ模試 12月度
 
全体 60 48 51 53 56 266
64 59 61 63 64 311
SS 52 54 54 55 53 54
 
ほぼ前回同様の県平均点プラス43点。そんで上がった人達はどれくらいなのだろう。前回の11月と今回の12月を比べて偏差値(SS)が2以上アップしていれば上昇、±1以内なら横ばい、2以上ダウンした者は下降として、割合を表してみよう。上昇は34%、横ばい36%、下降30%。例年と比べるとあまり違いがない。ここでちょっとヤバいデータがあるのだが12月に11月と比較して偏差値が2以上も下がった者たちが1月に偏差値が2以上、あがるのがつまり11月の偏差値と同等以上に復活する者は半分しかいないのだ。12月というこんなタイミングで落ちた者たちにこんなことを言うのもなんだが、11月から12月というのは受験生が最もがむしゃらに勉強する時期なのだ。そこで負けた(落ちた)ということはこれからの時期はよほど頑張らねばここからズルズルと下がってしまうぞ。何としても次回、最後の模試となる1月8日の模試で結果を出さないと精神衛生上よろしくない状態で私立受験を迎 えなければならない。それは避けたいよな。じゃあ、やるしかないよな。みんなに言えることだが、1月模試で万一、今までの偏差値の平均よりも悪い偏差値を出したら、どう思う?1月が最終の模試だから「次」はないのだ。1月が最終回ということを忘れないでくれ。本番だと思って挑んでくれ。
んだば今回12月というのに自己ベストの偏差値をたたき出した連中はこいつらだ! アイスプレゼント。
名前 (中学) 偏差値
AAAA (南) SS65
BBBB (南) SS63
CCCC (鶴) SS63
DDDD (八) SS57
EEEE (南) SS57
FFFFF (鶴) SS48
GGGG  (西) SS47
HHH (台) SS46
IIII(幸) SS46
 
がんばったな、エライ!
ちょっとここで怖い話をしよう。先日集団Aクラスでも一部話をした。
恐怖1
私立はほとんど学校でスライド合格というのがある。そこで…
自分より成績が下だと思っていた奴が自分と同じ高校・コースを受験。友だちは合格、自分は不合格でスライドして下のコースで合格。
ユイ「やったー、合格した。とりあえず良かった―。ねえねえショウも受かったでしょ?だっていつも私より成績良いし…。」
ショウ「オレは…、スライドで、1つ下の…」
ユイ「えー、信じられなーい(笑)、私よりいつもショウの方が上なのにー(笑)。なんで、なんでー(笑)(笑)、ねー何でよー教えてー(笑)」
チャリで立ちこぎしながら時速40Kmで後ろからぶつけたくなるほどウザい。でもそれはできないので給食に下剤を入れてやろう。
恐怖2
私立の一般入試で高得点を取ると特待生として迎い入れてくれる高校がある。
自分と同じくらいのヤツが私立一般入試で特待合格。自分は特待なしの普通の合格。
ユウト「オレ、マグレだと思うけど特待Aで合格してさー。ビックリしたよ。お母さんも喜んでくれてさ、昨日の夕飯はカレーとカラアゲとエビフライ、あと寿司だったよ。ユウタロも特待でしょ?」
ユウタロ「いや、俺はただの合格。」
ユウト「えーユウタロ特待じゃなかったのー、絶対おれマグレだわ―。ヤベー、絶対ありえねー。ユウタロダメで俺が特待かよー。ねーなんで(笑)もしかしてオレ、天才(笑)?」
チャリンコに二人乗りして、時速50Kmで後ろからぶつかってやりたいが、自分も痛いので、やはり給食に下剤か…。
これらの恐怖話のようになるのはごめんだ。でも毎年何件か報告されている。そんなことにならないようこの冬期講習をしっかりと妥協することなく やっていこう。あと1ヶ月ちょっとで私立一般入試だ。もうすぐだ。

おやじから一言 2022 VOL.5

2022.11.25

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
 
さてさて、いよいよ11月も下旬にさしかかり、寒さもけっこうしみる時期になりましたな。ワシのクルマは今年新しいスタッドレスタイヤを買ったので、もう冬タイヤとなっている。スーパーの駐車場なんかで停まっているクルマのタイヤをよく見ると、10台に3台くらいは冬タイヤになっている。しかし、台原中のK君は17日の授業ではサンダルでした。恐るべし!
 先月の1回目の二者面談に続き先週から2回目の二者面談が行なわれている。もうほぼ私立受験校は決まっているようだが、話を聞いていると今のところだが数名は迷いがあるようだ。迷うのであればまだ良いが、この時期になってようやく本気で私立のことを調べる者もいる。オープンスクールに行っていない、説明会も行っていない、だからこのコースとこのコースで何が違うのかわからない。何となく成績的にこの高校にしておこうかな。という者たちなのだろう。ギリギリまでHPを見て調べるなり、ワシらに聞くなりしてちゃん-んと考えてくれよ。
 11月6日アエルで「進学情報Can」が行われた。ウチの塾生もかなり来てくれたな。ありがとね。今年は1,000人を超える来場者数があり、ウチも加盟しているのだが主催の学習塾協会もその数には満足している。ワシは教育相談コーナーの責任者だった。そこでは普段話す機会のない中学生保護者の方たちといろいろと話した。そんで今年は「関数スペシャル」ということで6階で40分の授業も行った。授業は自分で点数をつけるとすれば50点程度の内容だったと思う。まあ、反省点は理解しているので、もし来年もやることがあったら今度はビシッとやっちゃるゼ。ウチの中3生の7割以上の人は来てくれてたみたいだね。お疲れさまでした。たくさんの情報をゲットしたかな。そうそうラストのジャンケン大会では我がシンケンズが今年もけっこう勝ったな。南光台中のA君はブルートゥースイヤホンをゲットした。ジャンケンで勝った時のガッツポーズがまぶしかったぜ。ぜひ模試の結果を渡されたときにあのような表情を見てみたいものだ(笑)。情報Canは市内の私立高校がすべて参加してくれるし、公立高校も今年は14校の参加で、この時期に1ヶ所で情報がもらえるというイベントは他にはない。来てくれたみんなはほしい情報は手に入りましたか?各ブースで担当の先生と話をしていると、そういう一面もある学校なのね、へ―そんなこともしているんだ、などと新しい発見があったと思う。きっとみんなの私立受験校の選定の役に立ったと思うな。
 ところで、みなさんの中に「わたし、勉強しているのに全然上がらないの。なぜ、ホワーイ?」という人がいるはずだ。この様な人たちにけっこう共通するのが、“何かの教科が上がれば何かの教科が下がる”。この理由としては①知識が浅い、徹底されていない。つまり理科、社会等で知っているところはそれなりに解けるが定着が甘いところはダメ。というように問題によって20点以上得点が上下する者はまだまだ実力がついていないのだ。そういう人は得点が良い時のことを自分の実力と思いがちだが、まったく違うぞ。あたりまえだが、知識がしっかりと固まっている人は瞬発力がある。問題を読んで、解答欄に答えを書き終えるまでの時間が短い。知識があいまいだとこの時間が長――いのだ。問題を読んでいる最中に答えが頭に出てくるくらいで、「覚えた」ということになるのよ。
②集中力がもたない。模試は5教科連続なので、普段勉強していない者にとっては体調や気分によって集中力が大きく変化する。ノッているときは良いのだが、そうじゃないと×。数学、理科などの難しい問題で解説を見ながらでも理解しようとすることがとても大事。問題集の解説はあっさりしていて分かりづらいよね。特に数学の図形、関数系はなおさらだ。そこを粘って考えよう。解説見てもわかんないもーん!では集中力、理解力は鍛えられんぞ。まあ、それでもわからん場合はワシらに聞いてくれ。とにかく、集中力というのは「長い時間を机に向かっている経験」から得られるものなのであーる。わかったか?
さて、そろそろ今回11月模試の結果といきますか。その前に前回の振替りだ。
●新みやぎ模試 10月度
 
全体 54 48 47 55 53 257
57 61 58 64 66 306
SS 51 56 55 55 54 55
良かったんだよねー。県平均+49点でした。
そんで今回はこんな感じ。
●新みやぎ模試 11月度
 
全体 57 53 53 55 50 268
63 63 61 64 59 310
SS 52 55 54 54 54 54
おっと、ちょっと待った!前回の塾生平均SS55から54に落ちたのはマズイな。県平均+42点とはイマイチ。10、11月は私立受験校を決める時期でもあるので、みなさんお勉強するのよ。勉強とは「質×量」であーる。質が良くても量が少なければダメ。量が多くても集中していないのであれば、これもダメ。自分の勉強を質×量という観点から考えてくれ。
今回11月度模試で自己ベストの偏差値をたたき出したのはこいつらだ!エライ!
  
  7月 8月 9月 10月 11月
AAAA AA(附) 65 66 66 65 68
BBBBBB(台) 63 63 62 62 65
CCCCCC(台) 57 60 62 62 64
DDDDDD(鶴)     57 60 62
EEEEEE(鶴) 50 53 51 52 55
FFFFFFF(東) 53 52 53 54 55
GGGGGG(附) 53 53 52 54 55
HHHHHH(八) 51 52 52 52 53
IIIIII(台)     49 49 51
JJJJJJJJ(西) 38 37 42 43 44
KKKKKK(東)    35 36 37 39
本当にエライぞ!当たり前だが回を追うごとに自己ベストを出すのは厳しくなっている。11月というこの時期で自己ベストを出したということは本当にすごいことで自信を持って良いと思うぞ。今回、名前が載ったこのすごい11人にはアイスだけではなく、何か1品追加しましょ!おめでとぅー。
さて、次回12月模試は全員一般会場での受験となる。朝早いし、知らない顔ばかりだし、休み時間に大声ではしゃぐ奴もいればマジメにガシガシと勉強している奴もいる。「本番さながら」とまでは言わないが。少なくとも自分の中学校の教室や塾で行うよりは本番に近いはずだ。休み時間にちらっと勉強するポケットブックとか何か持って行けよ。最後までしっかりと集中してな。なんといっても12月の模試でガクンと下がっちまうと、かなり心臓に良くない。私立受験校はもう変更できないしな。逆にここで自己ベストの偏差値をたたき出すことができたら、かなりの自信になるよね。12月ともなるとマグレでは自己ベストの偏差値は絶対に出ない。今までコツコツと積み上げてきたものがうまいこと発揮された者だけが、12月自己ベストを出せるんだろうな。いやーかなりむずいわー。でもそれは目指さなくてはならない。
そういえば、先日の二者面談でLLLLLLLさんとの話でうなずいたことがあったので、ちょっとだけ書こう。「中学生ができることはそんなに多くない。お金を稼ぐこともできないし。起業することもできないし。勉強とか部活とか、その程度しかできないから、そこで評価されるんだったら、その勉強をするしかないかな、、、。」という内容をワシに言ってきた。そんで次にワシが成績がイマイチつまり成績が悪い人たちに一言コメントするとすれば、という問いに「成績が悪い、というのは2通りあると思うんですね。やってもダメな人と、最初からやっていない人と。最初からやっていない人は、どうしようもないので別にいいとして、やってダメな人は高校受験の勉強にはなかなか結果が出ていないというだけで、勉強は続けていってほしいですね。どこかで、結果が出てくると思います。」イヤーすごいよ。考え方がすごい。中3生の仮面をかぶった学校の先生だよ。考えてみれば、中学生ができることはたかがしれている。中にはゆたぼんのようにクラウドでお金をもらいながら日本一周をした中学不登校者もいるが、それはかなりの例外だ。今の環境の中でやれることをしっかりやっていくことがとても大事なんだな。これから高校生になるが、中学よりも幅広いことができるし、大学生になったらなおさらだ。自分が何をやりたいのか、何に向いているのかを、少しずつでも考えるようにしていかないとな。それと結果が出てこなくても努力は続けてほしいですな。必ずどこかで成果が出ます!まあ、君たちが今しなければいけないことは「お勉強」ということは間違いない。スマホの誘惑に負けずに計画的にやってくれ。次回の新みやぎ模試は12月4日。
 

進学情報Can

2022.11.09

いつも進研学習会のブログを読んでいただきありがとうございます!
初めてブログを書かせていただきます、佐藤と申します。今後ともどうぞよろしくお願いします!
 
11月6日㈰に仙台駅前のAERにて、「第34回進学情報展2022 進学情報Can」が開かれました。
その様子をお伝えしたいと思います。
 
午前中は小学生の部でした。
最初は6階にて保護者向けの学校説明会が開かれました。
進行の都合上短い時間での説明になってしまったかと思われますが、各中学校の先生がそれぞれの魅力を存分に語ってくれました。
 
その後小学生は隣の会場で国語と算数の「到達度テスト」を受けて、そのまま親と子の作文教室が行われました。(みなさん一生懸命取り組んでいました!)
到達度テストの結果をもとに、どの分野の力が長けているのか、どの知識が足りていないのかなど、保護者と一緒に確認できたかと思います。
 
お昼頃から中学生の方、保護者の方々も来場してきました。
Canでは合わせて42校の学校が参加し、各ブースで高校の特徴や入試制度、学校生活を聞いたり、さらには生徒や保護者のお悩みを相談したりと、ここでしか得られないような情報を熱心に聞く姿がたくさん見えました。
遠いところでは、なんと北海道の函館から函館ラサール中学校・高等学校の先生がいらっしゃっていました!
 
会場では各学校の制服も展示されておりました。見比べてみるのに便利ですね。
 
ちなみに、進研学習会からは伊藤先生が「学習相談コーナー」で多方面から来場された生徒・保護者のみなさんの悩みを解決していました!
 
また、「高校入試重点講座」では数学の【関数スペシャル】の特別授業で伊藤先生が教壇に立たれました!
参加した中学生の真剣な表情が印象的でした。
 
余談ですが、学校関係の方、運営に携わる方にお弁当の配給があったのですが、下の写真の5種類のお弁当がら選ぶことができるという、なんとも贅沢なお昼ご飯でした・・・!
ちなみに私は豚肉の焼肉弁当をいただきました!とっても美味しかったです!
 
最後に、毎年Canの中で最大の盛り上がり(?)を見せる恒例のイベント、じゃんけん大会が今年も行われました!
各学校が豪華な景品を用意してくださり、参加者はそれを巡って熾烈な争いを繰り広げていました・・・。
 
そして、進研学習会の生徒が目玉の景品を見事勝ち取ったとかなんとか?!
おめでとうございます!
 
 
こうしてCanは無事に終了いたしました。
感染症対策もあって例年とは異なる進行もあったのですが、今年の参加者数はなんと過去最大ともいえるほど(集計が完了していないため正確な数字は分かりませんが)大盛況だったようです!
近年の状況を考慮して、アーティストのライブやスポーツ観戦など、様々なイベントが中止・縮小化される中、このような貴重な情報をたくさん得られる場が無事に開催されたこと、携わった一人としては非常にうれしく思います。
 
来年も開催されるとすれば、最後までこの記事を読んでくださった読者のみなさんはぜひぜひ参加してみてください!
きっと将来の夢につながる情報が得られると信じています。

おやじから一言 2022 VOL.4

2022.10.20

さてさて、10月も下旬にさしかかってまいりました。すっかり秋の気配が深まってまいりましたな。山は北から南へと紅葉が進んでまいりました。先月よりもグッと「ザ・秋」という空気ですね。昼間にあったかく感じても朝晩がけっこう寒さを感じるようになりました。チラシやテレビCMでもスタッドレスタイヤが出ていますな。本当に秋は深まっているのです。みなさんお元気ですか、伊藤です。
今回はワシが中学3年生の時にあみだした学習方法を紹介しよう。これは何年か前のおやじから一言にも書いたことがあるのだが、「マイ時計学習法」というものだ。まず、学校が終わって帰宅するときにアビコちゃんとコハタくんと一緒に帰っていたんだが、皆と別れて自分の家に帰るまで一人きりになる時間が5分程度あった。その5分で今日家でやる勉強内容を大ざっぱに決めていた。「今日の宿題が英語と理科で出たな。合わせて40分位だな。英語は先週の復習だな。あと、あの問題集の長文もやっておくか。あの問題集をもう一回だな。数学は証明を2つやって、あとあの問題集の続きでもやるか。理科は中1の計算関係をやっておくか。社会は…」と、いうようにこの一週間を振り返り、バランスがよくなるように決めていたと思う。そんで家に帰ってから具体的に紙に今日の勉強予定を書いていく。17:10~17:20昨日作った「翌日覚えているかチェックテスト」を実施。17:20~18:10英単語・熟語練習及び暗記。18:10~18:50数学証明3題と苦手な歴史文化のまとめ。メシ。18:50~19:15メシ。その後、数・歴合わせて20:10まで。歴史は暗記タイムも含める。本当に覚えているかのチェックテストを作成(明日実施分)これが15分。20:25~20:45休憩、週刊サンデー(マンガ)を読む。20:45~21:30……と、いうように忘れちまったが、かなりきっちり計画を立てていた。これを普通のアナログの目覚まし時計で管理する。計画の途中で電話がかかってくることもあるし、気分が乗らないときはラジオを聞いたりもした。この学習計画の途中で母ちゃんに「ちょっと手伝ってよ」と言われれば、手伝った。でも必ず学習計画はきちんと遂行されるのだ。途中で2時間マンガを読んだとしても計画はきっちりと守られるのだ。なぜかわかるか?途中でマンガを読みたくなったら、時計の電池を抜くのだ。時計は止まる。マンガを読み終わったら電池を入れる。時計は動きだす。電話がかかってきたら、電池を抜く。そして電話が終われば、乾電池を入れる。時計は動き出す。その目覚まし時計で管理しているから、電池を抜けば時間が止まったことになるのだ。学習計画は完璧に進行されていくのだ。ただ、問題なのは本当の時刻とマイ時計のさす時刻とでは相当の差が生まれてしまう、ということだ。「はー、やっと終わった。11時40分だな。全部終了ね。はい頑張ったよ~。」でも実際の時刻は1時30分だったりするのだ。サンデーとチャンピオンなんぞを読んだ日は実際の時刻とマイ時計との差3時間近くあったような気がする。サンデーとチャンピオンとオールナイトニッポンというラジオ番組なんぞを聞いた日にはマイ時計11:20分。実際の時刻は3時。なんていう日もあった。ガッツと体力勝負の「マイ時計学習法」です。キミらもせっかくの受験生なのだから、何か自分なりの学習法をあみだしてはどうだろうか? もし、すでにあみ出しているのならば、ぜひワシに教えてほしい。このおやじから一言で紹介するよ。
 最近、物の値段があがっていることを知っているよね?親がきっとグチっているよね。理由は大きく2つ。1つはロシアとウクライナの戦争。両国からの小麦を含む農作物の輸出が滞ってしまい、世界的に不足気味になっている。パスタ、うどん、ラーメンはすべて小麦。魚介類もけっこう輸入している。その国が戦争をしているからスムーズに貿易ができない状況になっている。困ったものだ。2つ目は円安ドル高、新型コロナで世界的に沈んだ経済からアメリカがものすごい早さで復活したのだ。まあ、アマゾンにしてもグーグル、メタ、アップル…、全部アメリカだもんね。日本は全然ダメ。円安ということは輸入するのにお金が多くかかる。もともと食べ物にしても製造業にしても輸入に頼っている国なので仕方なし。最も厳しいのが原油の輸入額の増大。日本の物品輸送の90%以上がトラック。その燃料代がものすごく上がっているのだからすべてに影響するわな。君らも気になったことはスマホ、PCなどを使ってどんどん調べようぜ。調べようと思ったらなんでも調べられる便利な世の中だ。ゲームだけではもったいないぞ。
さてそろそろ今回10月の結果を発表しよう。その前に9月模試を振りかえるべ。
●新みやぎ模試 9月度
 
全体 63 48 48 56 53 268
65 61 58 63 62 308
SS 51 56 55 53 54 54
 
県平均プラス40点でした。
●新みやぎ模試 10月度
 
全体 54 48 47 55 53 257
57 61 58 64 66 306
SS 51 56 55 55 54 55
おっ、かなり良いんじゃないの。県平均+49点ですな。しかし、全体が良いといっても国語が毎回イマイチだな。おそらく教科書に沿った形での出題にしか慣れていない連中が多いんだろう。国語はまずは語句の意味が分からないと解けません。この語い力不足が響いているんだろうな。スマホで動画ばっかり見てんじゃねーの?脳みそ使わないで済むもんね、楽だ。でも脳を休ませすぎると働かなくなりますぞ。若年性認知症まっしぐらだぞ。数学・理科は県平均+13点で良くできた。エライ!今年は中3のメンツを見ても理系の連中が多いような気がするね。+13点は良くできたな。次もたのむぜ。英語も+11点。良いよね。英語で県平均+10点越えは久しぶりだ。社会は+9点でまずまず。各教科のコメントはこんなもんだ。さて、今回自己ベストの偏差値(SS)をたたき出した連中はこいつらだ。
  7月 8月 9月 10月
AAAAA(台) 64 64 63 67
BBBBB(南) 63 63 60 64
CCCCC(南) 56 55 54 57
DDDDD(鶴) 52 54 55 56
EEEEE(南) 55 54 54 56
FFFFFF(東) 53 52 53 54
GGGGG(附) 53 53 52 54
HHHHHH(西) 45 49 48 51
IIIIIII(東) 43 46 45 50
JJJJJJJJ(台)    46 48 49
KKKKKK(台)  41 41 40 45
LLLLLLL(西) 38 37 42 43
MMMMM(鶴)  39 38 40 41
 
14人もいるではないか。こりゃ!また、今回自己ベストタイという人も7人。良いですね。ぜひ次回もちょっとで良いので上げてくれ。ここに名前が出ている14人にはアイスプレゼント!勝利のアイスは格別だ。先月名前が載った人でまだアイスをもらっていない、という人も早めにワシに「アイス請求」をしてくれ。そうそう、皆さんにもう一つ報告があります。なんと今回、台原中のNNNNNくんが5教科県1位をとりました!すごいことです。5教科1位は進研学習会で初めてです。昔3教科1位は出たことがあるが5教科は初である。472点(理科・社会が100点)。アイス1個と緑のタヌキ1個と伊藤おすすめのなべの素4つをプレゼント。
問題なのは今回まったく振るわなかった連中だ。今回の模試で自己ワーストの偏差値を出してしまった者が3人いる。何の教科が悪かったのか、というところも大事だがまずは模試の見直しと勉強量を増やしましょう。平日3.5時間以上、休日6時間以上あと、わからない問題はきちんと解決する。解答を見る、友だちに聞く、ワシらに聞く。早期に解決、納得するようにしましょう。次の模試までそんなに時間はないぞ。やってくれよ。    
さて君らはそれぞれ来年の4月にはどこの高校に通っているのでしょう?ぜひ希望する高校に入ってほしいものだ。そのためにも今本気で勉強しなければならん。学校の授業は真剣に聞いているか? 学校で習ったことはなるべくその時に頭に入れるようにしてくれよ。後で覚えます!家に帰ってから覚えようかな、なんて考えている人はここから先、絶対に伸びないぞ。なんとなくだが今年の中3生は「入試なんてずっと先のことだもーん」というように考えている人がまだけっこういるような気がする。カレンダーを見てみろ。もう10月も後半だ。私立受験校が決まるのは来月末。
受験生としての意識を高めてほしいし、時間をムダにしないでほしいし、わからない問題はスグ質問するというような姿勢を持ってほしいね。たのむよ。
 そうそう毎年今の時期に中3生から「先生、私立と公立の過去問はいつから始めれば良いんですか?」と聞かれるのだが、公立過去問は2月の初めから、私立過去問は12月初めからやりましょう。
当たり前だが入試はほとんどの私立高校で中3の最後の単元まで出題される。まあ昨年と一昨年は新型コロナの関係で入試出題範囲が中3の10月までね、という高校もあったが今年はどの私立高校からも出題範囲についての話はない。だから、まずは中3範囲を終わらせないと過去問はできないのよ。あまり焦るな。
さて次回11月模試が終わったらまた二者面談を行う、そんで保護者面談。スグに中学校で三者面談が行われる。私立受験校決定となる。あと11月で偏差値を1でも良いから上げてくれ。あと半年で高校生。ここでの頑張りが来年から3年間の生活場所が決まるのだ。
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