おやじから一言2021 VOL.1
2021.07.31
この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
さて、みなさんはこの「おやじからの一言」は知っていたかな?
兄ちゃん、姉ちゃんがウチに通っていたならば、机の上にあったものをチラッと見たことがあるかもしれない。この「おやじから一言」は伊藤が新みやぎ模試の結果や中3生のみんなについての感想をつぶやく、という超ロングのツイッターみたいなものである。この「おやじ~」はH15位から書いているもので途中「スキヤキバクッ」など名前が変更になった年が何年かあるが、結局この「おやじから一言」という名前が最もしっくりくるということでこの名前に固定された。
この「おやじ~」は新みやぎ模試の結果について書くわけなので7月からは月1回の発行になる。文章は伊藤が自宅で酒を飲みながらキーを打つことが多いので、常体、敬体が混在するが、その程度は許してくれ。そうそうこの「おやじ~」は君らに対するメッセージなワケで君らの親に対するものではない。したがって親に見せる必要がない。また、あくまで伊藤個人の超ロングなツイッターなので読むのも読まないのも自由。読まずに捨てるのも自由である。
毎年、第一回の「おやじ~」は伝えることが決まっている。※毎年VOL1は内容の6割がほぼ同じ
それは「成績が上がる」という意味について、そしてこれからよく耳にすることになる「偏差値」についてである。さて、話していこう。
「成績が上がる」とはどういうことなのか。君らも君らの父ちゃん母ちゃんも勘違いしている人が多いのでここでしっかりと理解してくれ。
学校の点数が上がれば、成績が良くなった、という人がいるが、本当にそうなのか。前回50点、今回55点。成績が上がった、と言える?? これだけではわからないのよ。だって平均点とか順位などの情報がないからだ。前回は平均点が40点のときに50点取った。今回は平均点が60点のときに55点だった。これでは成績が上がった事にはならないな。前回は平均点より10点高かったのに今回は平均点マイナス5点。ガッチリ下がっているよね。この場合、得点は高くなったが成績は下がっているのだ。「得点が上がる」と「成績が上がる」は別なのである。まず、ここを抑えてほしい。
「成績が上がる」は「偏差値が上がる」という意味と同じであると考えて良い。んだば、偏差値とは何ぞや? 偏差値はSSと書いて表現することが多い。まず、君たちに尋ねよう。ゆっくり読んでくれ。前回の数学のテストで78点を取った。その時の平均点は65点。今回は72点だった。平均点は60点だ。これって上がったの?下がったの?それとも横ばい? わからないでしょ。前回よりも6点下がったとはいえ、平均点が5点下がっているし…。答えは「これだけではわからない!」です。なんかインチキくせーなー、と思うかもしれんが、本当にそうなのだからしかたがない。平均点から自分の得点の間に受験者全体のどれくらいの人がいるかが大事なのよ。と言ってもさっぱりわからんだろう。そこで偏差値というものが活躍する。単純に偏差値の数字が上がっていれば上昇。下がっていれば下降なのである。超カンタン! 成績が上がったか下がったかは偏差値を見れば一発でわかるのだ。前回5教科の偏差値が45だったのが今回は48。これは「上がった」ことになる。もし今回が44ならば「下がった」ことになる。点数を見るよりは偏差値を見た方が上がったか、下がったかがわかりやすいのだ。便利だな。志望校判定もこの偏差値に左右される。廊下の掲示板に貼ってある「宮城県高等学校合格基準偏差値」だが、これに載っている数字が大事。例えば泉高校普通科の合格基準偏差値は55となっている。この偏差値をとれば合格率60%とという判定が出る。入試では、内申点も考慮されるので、より精度の高い判定を出してもらうには、模試を受ける際に内申点を書く欄があるので、そこに自分の内申点を書けば良いのだ。
まあとにかく、内申点ももちろん大事だが、廊下に貼ってある「合格基準偏差値」の自分が受けたいと思っている高校の偏差値が超大事なのだ。
「得点が上がる=偏差値が上がる」と思われがちだが、そうではないことは説明したな。ここでいかに成績を上げるつまり偏差値を上げることが難しいかを説明しよう。
図1
この図を見てくれ。時間が経てば学力はつく。当たり前だ、勉強してアホになる奴はそうそういない。縦軸に学力(偏差値)、横軸に時間(1ヶ月、2ヶ月など)をとったグラフで考えたときに、宮城県で真ん中の生徒が常に偏差値(SS)50なのだ。SS50の生徒の傾きとA君の傾きは同じ(差が一定)なので、SS55ではじまったAくんはずーっと55のままなのだ。B君は緩やかに学力は上がってはいるもののSS50の生徒と差が少しずつではあるが広がっている。これは下がっていることを意味している。SS49、48、47…、勉強していくらかでも力がついているのに、他の人たちと比べてそのスピードが遅ければ偏差値は下がるのだ。
ウチの夏期講習受講生全員の偏差値が上がるかというと、そうではない。さっきのグラフを考えたら、そんなわけないことが分かるだろ。そんなに甘いものではないことがわかってきたと思う。宮城県で真ん中の生徒がすべて基準になることを覚えておいてくれ。君の3時間の勉強が君が受験したいと思っている高校を受験する人たちの3時間と比べてどうなのか? 同じか?偏差値(SS)40の者と50の者が同じ時間を勉強したら、当たり前だがSS50の者の方がはかどるのは当たり前だ。成績を上げるためには無理をしないと上がらんぞ。
次の図のC君のように宮城県でど真ん中の生徒よりも傾きを大きくしないと偏差値は上がらないのだ。
図 2
くどいようだが、このグラフのC君のようにグイッと上げていかないと「成績が上がった」ことにはならないのだ。 普通の人たちと同じようにやったって偏差値は1も上がらないんだからな。成績を上げるというのは本当に大変なことなんだ!ただ、勉強していれば上がるとは思うなよ。我々から言われたことをそのままやったからと言って上がるのはほんのちょっとだ。いかに自分からテーマをもってやっていくかが大事なのだ。だって忙しいもん、などと言い訳ばかりを考えている奴は上がるはずがない。(言い訳ばかりを考える奴はそれがクセになってるから、まあ上がるはずがない)
今回の模試の結果でガッカリした奴も多いだろう。というかもほぼ全員が大きくうなだれたはずだ。「あーもうだめだ。志望校下げなきゃ」なんて早くもギブアップ宣言が出ている奴もいるだろう。しかし、夏休みもまだ入ったばかりだ。あきらめるには早すぎる。受かるところを受けるのではなく、目標とする高校に何が何でも入ってやるぞ、という気持ちを持ってほしい。そして口ばかりでなく本気で勉強してほしいですな。志望校まで偏差値5も不足しているなら、塾のない日で家庭学習6時間、ある日で家庭学習3時間。これを1ヶ月も継続してくれれば次の次である9月模試あたりには偏差値5は上がっているんじゃないかな。無理です!なんて言わずにまずは机に向かって勉強を長い時間続けてみよう。勉強に飽きてきてしまっても机から離れずに粘るのだ。集中力が切れてしまっても机からは離れない。今回の模試の成績表を机の奥に入れて目を背けるのではなく、常に今の反省の気持ちを維持するためにも目の届くところに貼っておこう。これくらいのことをしないとまた次も同じような偏差値でガッカリ、というようなことになってしまう。
さて今回の結果を見てくれ、進研学習会の過去最低の記録を打ち出した結果だ。
●新みやぎ模試 7月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
計 |
全体 |
56 |
49 |
40 |
52 |
44 |
241 |
塾 |
52 |
49 |
38 |
55 |
42 |
236 |
SS |
48 |
50 |
49 |
52 |
49 |
49 |
いやー、ひどいもんですな。まああまり、くどくど言うのはやめよう。ワシが言いたいことのほとんどは書いたつもりだ。あとは君らがどのように思って行動するかが大事になってくる。我々が出す宿題は君らにとって必要なものと思って出している。英単語やら漢字やらは武蔵丸で練習してもらおう。まだ、やったことがない人たちも多いが良い経験だ。いやいややるのか、自分に必要なことと思ってやるのか。気持ち一つで差が出るのだ。
7月11日は宮もし
2021.07.15
伊藤です
先日の日曜日は中3生対象のみやぎ模試でした。
中3生にとってはここからが月1の模擬テストが始まるわけですが、時期的にちょうど良いですね。中総体が終わり、そして中間テスト。きっとほとんどの中3生がここは全力投球でしょうね。
テストも終わったしちょっと一息つきたいなという頃に、「はい、みなさん次は新みやぎ模試が7月11日にあるからねー。ハイ範囲表配るね。えー残念なことにあまり中3内容は出題されませんね。君らが勉強した中間テストの範囲とはあまりかぶらない。例年中3範囲は500点満点で70~100点分かな。ほれ、ちゃんと理社の勉強しておけよ。一次関数は20点分は出るんじゃないのかな。2週間後に返却だからな、それで母ちゃん、父ちゃんの血圧上げるなよ。」という話をしました。
11日に模試を実施し、自己採点をしてもらいました。生徒からは「やっべー250点いかねー」「数学死んだ。」「むずかしすぎるよーー」「誰にも言えねー」 2週間後にテストが戻ってくるのですが、それが夏期講習に入った頃です。そうするととても夏期講習の指導がしやすくなります。「はい、宿題ねー。ちょっと多いけどごめんね。」「えー、英語もたんまり出たし、ちょっとー」「そうですか、あの模試の結果でぶつぶつ言うんですか。判定票見てるよね。頑張れるよね?」「はい、がんばれますー。はー」とため息。「じゃあ、もうちょっと暗記用のプリント出すか。次の模試で、またあの死んだ偏差値を取りたくないよね。」「だ・出してください。」
とてもはかどります((笑))。ウチの中3生の夏期講習はよく「詰め込み」と言われますが、いえいえ志望校と生徒の偏差値を考えたらまだまだです。ここでしっかりと勉強の習慣をつけてもらいましょう。生徒に文句を言われても良いです!とにかく毎日がっちりとお勉強してもらいましょう。夏休みからでは遅いので、昨日の中3の授業で夏期講習のテキストを渡し、予習するよう指示をしました。実りのある夏期講習にしてほしいものです。そのためにも今からスタートです。
前期中間考査が…
2021.06.24
鈴木です。
中学校・高校の多くの学校で『前期中間考査』が終わりました。
…
……塾で実施したテスト前補講では、多くの生徒が集まってくれました。
中学生のテスト補講では2日間に分けて特別授業を行いました。
中2・中3のクラスは予定を超える生徒が集まり、机の数を増やして対応しました。
来週以降にテストが行われる学校も少しあるため、明後日の土曜日にもテスト前補講を行います。
<13:30~16:20で実施します>
高校生のテスト補講は、3日に分けて実施しました。
いずれも予定定員を上回る申込があり、定員を増やすために先生を追加して対応しました。
みんな頑張って勉強していましたが…
結果はどうだったのでしょうか?
少しずつ結果が返されているようなので、今日から聞いていきたいと思います!
良い結果であればよいのですが…
3/10は中3お疲れさん会です!
2021.03.07
鈴木です。
公立高校入試が終わり、あとは3/16(火)の合格発表を待つ今日この頃です。
明日3/8から、中3集団ゼミでは高校内容の先取り〔英・数〕学習を始めます。
受験が終わって合格発表までの期間はついつい気が抜けてしまいがちですが、先を見据えて学習に取り組んでいきましょう!
…3/10(水)の15:00から、『受験お疲れさん会』を開催します。
卒業式が終わった人も、今週末が卒業式の人も、みんなで水曜日は楽しい時間を過ごしましょう。
そして、受験勉強の疲れを癒しましょう♪
(夕方18:30からはいつもの補講時間ですので、ヤル気がある人はそちらへの参加もどーぞ☆)
毎年この時期にⅢ期末の教育相談を実施しています。
今年一年を振り返りつつ、来年への目標や課題について保護者の方とお話しする機会となっています。
特に新中3の集団ゼミの時間割が、中1・中2の曜日設定と大きく変化するため、教育相談の時間を利用してご案内しています。
また、毎年3月末~4月上旬に実施している「公立高校の入試のしくみ説明会」のご案内もしています。
学年末考査が終わった今の時期(3月~春休み中)は、中学生・高校生ともに比較的現在学習中の単元以外の復習をするのに適した時期です。
新中2・中3の方々にはぜひ、“社会(歴史・地理)”の復習時間を多く作ってほしいと思います。
※自分が社会担当だから……。もちろん、他の教科も大事です!
話は変わって、、、
私にとって、3月は車検の月です。
前回の車検(5年目)の時、『高っ!!!』と思ったのですが…
今回はその時の約2倍近くの費用となってしまいました。
まぁ、必要経費ではあるのですが、、、
……融雪剤め(怒)
……いや、融雪剤さまのおかげで、通勤できているので恨みはありません(嬉)
前回の車検で走行距離が6桁に達しているので、そろそろ次の車!?という思いも無いわけではないのですが、今の車が快適すぎるので。
さすがスバル様です。
子どもたちが大きくなってきているので、次の車を考えるなら大きめのものなのかなぁ…?
…などと思いつつ、今の車への満足度が高い今日この頃です。
走っている分には不具合を感じないのに、修理項目はあるものですねぇ。。。
…
……車検代……
公立高校入試が終わりました
2021.03.06
伊藤です
おととい公立高校の入試が終わり、当日何名かの生徒が受験の帰りに塾によってくれました。
「どうだった?」「いや、まあできました。たぶん‥」
表情からは、できたけどここは控えめにしておこう というように感じられました。
本当にご苦労さんね。今日家帰ったら何するの? などとたわいもない会話を2,30分しました。
いやー毎年のことながら真面目に取り組んだ人は受かってほしいと思います。
入試前日の激励会では各講師陣から受験上の心得や注意事項、親への感謝の気持ち、
受かっても落ちても必ず反省・分析をすることなどを話しました。ちょっとお笑いも入れて
の60分です。そして「休み時間用のプリント」と「ダルマ」配布。
我々講師が生徒一人ずつ全員と短い会話をしながら、ダルマにコメントを入れていきます。
「明日、忘れ物は絶対にダメだからな」「明日は何で行くの?」「〇〇は遠いから明日、早いね」
送りだしました。
今日は土曜日、卒業式は今日または来週の土曜日です。
ここは大きな区切りですね。卒業おめでとうございます。
どの高校に行くにしてもしっかりと目標をもって、それを忘れずに過ごしてほしいものです。
中3自宅で朝自習
2021.02.25
伊藤です。
中3生対象のオンライン朝自習を先週からやっている。21日(日)、23日(火・祝)は10人くらいの生徒が入室してきましたね。今日は6人。平日だと6~8人位かな。朝6:30からやっているのだが、朝から元気にモリモリとペンを走らせている者もいれば、半分寝ている状態の者もいる。そのようなものにはチャット機能をつかって、「無理するなよ、睡眠は大事!明日の朝、ぼやーとしているなら入室せずに寝てろ。」などとメッセージを送る。初めに全員一人ずつ、声をかけてちょっとだけ会話をする。最後は私からみんなに簡単なメッセージを伝えて終了。今日は入試までちょうど1週間なの「1週間後の今、つまり7:20だが、きっとここにいるほとんどの人は受験をしに家を出る頃だと思う。そう思うとちょっと緊張するね。 略 ここからの1週間、健康に気をつけながら… 略 」という感じだ。
自習している者たちの顔を見ていると本当に受かってほしいねー、と心の中で呟いてしまう。自分の力を来週、しっかりと発揮してほしい。そのためにも1週間、がむしゃらではなく計画的に教科を分けて、分野を整理して勉強してほしい。
中3生自宅で朝自習のススメ
2021.02.17
伊藤です
昨年はコロナの影響もあり、おととしまで行っていた公立受験直前の朝学習ができなかった。
(もとはと言えば、中3生が夜遅くまで勉強しているのを朝型に切り替えさせるために始まった)
朝学習とは朝6:40~7:45に塾で数・理・社の3教科を20分ずつ授業をする、その後に台中生と鶴中生は
我々講師が中学校までクルマで送っていくということをしていた。夜型のワシらにとってはまことにハードな
ことを14年間続けていたのだが、昨年はできず。今年もちょっとやれないので、それに代わる何かないかと
と考えていた。
んだ! 休校期間にZOOMで授業をしていたな。んだばそれを朝やるべか? 待てよ、自習の方が良いか?
朝型にするのが第一の目的なわけだからなー。数学だ、理科だと特定の教科をやるよりはそれぞれやりたい
教科をやる方が良いだろう。
んだば、まずは中3生に聞いてみるべ。
2月15日21:30 「ちょっと聞いてくれ、お前たちを朝型にするべくZOOMで朝自習をやろうと思う。
まずはテストとして明日の朝やる。参加する奴いるか?6時30分~7時20分だ。」
「えー、明日からは無理だよー」「急すぎるー」「来週からやるー、明日はやらなーい」というような
意見もあれば「私参加します」「俺も」というように手を挙げたのが全部で7人。
「んだば、明日その7人に招待メールを送るからな。まずは1回やってみて感想を聞くよ」
16日6時15分 ZOOMの招待メールを自宅から送信。入室してきたのは5人。
「じゃあ、始めるか。何をやるか一人ひとり聞くぞ。」
「はじめるよ、50分集中してやっていこう。カメラはON、マイクはOFFね」
真面目にやっていますねー、さすが自分から手を挙げた連中ですな、と感心した。
17時21分「はい、おしまいにしよー。みんな集中してやっていたねー。次回については
あさって木曜に話をするよ。じゃあ、学校に行く準備をしてめし食っていってらっしゃーい」
「ありがとうございましたー」との返答。
入試までちょっと続けてみようかな、と思った。
おやじから一言2020 VOL8
2021.01.27
この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。また、HP上ではVOL6の次にVOL8になっていますが、VOL7は中3生に送る年賀状になっています。10pt.の大きさでビッチリ書いて送っています。
さてさて1月9日に冬期講習が終わり、そんで私立推薦・特待入試が1月13日におこなわれた。我がシンケンズからは5名がエントリーし、無事全員が合格した。私立の推薦は評定などの基準がありそれをクリアし、中学校長が推薦してくれればほとんどの場合、合格となる。まあそれでも本人から「合格しました」の声を聞くまではちょっと緊張するものだ。まずは皆さん合格おめでとう。その5名の進学先高校はコチラ。
榴ケ岡 TGコース 1名
古川学園 普通科 1名
常盤木学園 リバティ 1名
東北学院 TGコース 1名
生文大高 美・デ科 1名
また私立が第一志望ではないが、東北高校を「公立併願特待入試」を受験したものも3名いる。その名前のままだが「公立を受験しても良いよ、だけど公立が落ちたらウチに来てね。約束だよ。評定基準と1月13日の3教科の得点しだいでは授業料を免除、あるいは半額免除にするからさ。」というものである。
創進コース S特待 1名
創進コース B特待 1名
文理コース B特待 1名
受験した者たちに受験日の話を聞くと、試験の出題範囲外からの出題があり、「第〇問はやらなくて良いです。全員加点とします。」などとマヌケなことになったみたいである。創進・文理コースという進学コースの選抜をするテストでもあるのに本当に問題のチェックが甘いですな。
他にも城南でも公立を受験できる単願入試というものが行われた。こちらは1名がエントリーし、無事合格。
科学技術コース 1名
1月の中旬に行われる私立の推薦・特待入試でこのような公立を受験しても良い、という入試が行われるようになったのはいつからだろうか。6、7年位前からだっけかな? 本来1月中旬に行われる入試は推薦・特待入試なので、そこで合格したら、そこで受験は終了。はい、その学校で頑張りなさいよ。というものが本来の推薦・特待入試である。それを城南高校が入学を義務付けない入試にしたのだ。少子化が進むなか2月の一般入試前に受験者(入学者)を確保するために行ったのだろう。明らかにそれまでの私立受験のルールからは外れていた。しかし、それから数年経ち、他私立でもこのような1月中旬の推薦・特待入試を合格しても入学を義務付けない高校が数校出てきたのである。これも少子化の影響なんだろうね。
大半の人は2月2・4日が入試スタートということになるのだが、今から2日までに何をするべきかを話そう。まあ、あまり時間がないが、それでもこれくらいのことはやれるハズ。
① 私立過去問のおさらい。すでに1回はやっているので、やるべきことは1回目に間違った問題をもう一度解く。全部でなくともOK。ミスした問題の半分ができるようになっていれば十分だ。できなかった、わからなかった問題が数学で10問あったら5問できるようになっていれば良い。全部当てないと!などとは考えない方が良いぞ。
② 私立過去問ではないが、12月・1月模試のおさらい。同じくミスした問題の半分ができるようになっていればOK。
③ 英単語、漢字の練習。
④ ぶっちゃけ、私立はほぼ確実に受かります。自信あります。という人は理社の勉強を強化する。暗記がメインの教科なので3月の公立受験のことを考えるとそちらを見据えて理社を勉強しよう。私立は英数国の3教科のところがほとんどなので、ついつい理社がおろそかになりがちだ。もう私立は受かる予定です、という人は理社の勉強をガツガツやっていこう。
君らの中には今、ワシが書いたこのことをすでにやってしまっている者もいるだろう。そんな人は書店で問題集を買いましょう。普通の単元別に載っているものではなく、入試予想問題というようなタイトルのもので、全範囲が載っているものが良いね。模擬試験タイプのものだな。問題集を購入するときに意識しなければならないのは、「解答」のところだ。ここを見てわかりやすいかを確認するのだ。解答が分かりにくいと本当にイライラする。まあ、すでにそんな問題集を買ってしまっているのなら、わからない問題はワシらに聞いてくれ。
入試というのは本当に緊張するものだ。ただ、緊張が大きいほど、狭き門であるほど、合格の時の喜びは大きい。今度の2月2・4日の私立受験校が第一志望の高校でないならばそんなに緊張することもないのだが、そうもいかないよね。生まれて初めての受検です!という人も多いよね。緊張して当たり前だわな。んだば、緊張を楽しもうぜ。「えー、結構オレ緊張しているよ。やべー、なんか頭がカーっとしてきたぞ。いやーなんか落ち着かねー」というように自分のその気持ち、様子を解説するのだ。アナウンサーのようにね。これだけでも楽しめる。(ワシは結構この緊張を楽しめるタイプなので得な性格だと思う。)
そうそうここで言っておかなければならないことがあった。私立の合否の発表が2月6-9日にあるのだが、これによって私立第一志望の者は受験終了!推薦・特待合格者を加えるとおそらくクラスの2割位の人はここで受験終了!そうなってくると悪魔のささやきが聞こえてくるようになる。「今度の日曜、ラウンドワンに行こうぜ。大丈夫、コロナとかマスクで十分だって!」「スイパラ行こうよ」「俺、ほとんど勉強してないけどツツジ受かったし、〇〇なら泉の普通科なんか楽勝だって、1日だけ遊ぼうぜ」恐ろしい、ささやきである。もし、そんな無神経な奴がクラスにいたら首からニンニクをぶら下げ、十字架を持ち「怨霊退散!」と叫びながら、そいつのおでこに十字架で傷をつけてニンニクをこすりつけてやれ。「ウザい!」という言葉はこういうヤツが当てはまるんだろうね。
「入試」という制度の良いところは何だと思う? 制度・ルールの話だ。ワシは入試の最も良いところは「公平」という点だと思っている。公立高校だと内申と入試時の得点が3:7とか4:6とか事前に公表されている。つまり入試の時の得点だけではなく中学3年間の生活態度や、成績がきちんと評価の対象になっているのだ。貧乏、金持ちの差もなく親の身分の差も関係ない。顔の良し悪しも関係なし。目が大きくてパッチリしているからプラス5点!ということもない。なんかチャラいからマイナス10点!ということもない。本当に公平だと思う。公平ということは言い訳ができないということだ。だから、その日に向けて体調を整え、真剣に挑んでほしい。入試が終わった後、「これでダメだったらしかたねーな。」と思えるくらい全力で挑んでほしい。そんな入試にすることができたら、仮に不合格であっても「次」につながる良い入試であったと。言えるんじゃないかな。(まあ、合格が一番良いんだけど…)
んだば前回12月の結果を振り返りつつ、1月模試の結果を見てみよう。
12月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
合計 |
全体 |
55 |
48 |
47 |
53 |
54 |
257 |
塾 |
53 |
54 |
47 |
55 |
56 |
266 |
SS |
49 |
52 |
50 |
50 |
50 |
50 |
んだんだ、こんな感じだった。イマイチだった。そんでこれが今回。
1月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
合計 |
全体 |
55 |
49 |
52 |
46 |
53 |
255 |
塾 |
54 |
54 |
54 |
53 |
56 |
270 |
SS |
49 |
52 |
50 |
50 |
50 |
51 |
むむー、こんな感じでしたか。
まあ、言いたいことはもう言ったので、あとは各自が第一志望の高校にこだわりをもって、「何が何でも受かってやるぜ!絶対に合格じゃー、ドスコーイ!」という気持ちで公立受験までの残り40数日を駆け抜けることができるかだ。とりあえず今は私立入試に集中だ。スライドなしでズバッと合格しよう。そして気持ちよく公立高校の受験に向かっていこう。
君を応援している家族のためにもここはもうひと踏ん張りしなくてはいかんぞ。あきらめてもいかんぞ。毎日ギリギリまで自分を追い込んでも勉強するんだ。それが自分を応援してくれる人への礼儀だからな。さあ、やれやれ、死ぬ直前まで勉強じゃ!
お知らせ
今回のみや模試の集計データが閲覧できるのでぜひ見てくれ。志望校別得点分布などはとても良い資料になるぞ。「宮城新教育」で検索。“新みやぎ模試速報7”をクリック。パスワード画面で 「miyamoshi7」期間は1月29日から2月20日まで。
新年、あけました…
2021.01.11
鈴木です。
新年あけまして
おめでとうございます
…
……3ヶ月ぶりに登場です。
2021年になりましたね。
今年は良い年になってほしいものですが
(昨年はコロナ的な意味で良い年ではありませんでした)
さてさて、どうなることやら。
昨日、仙台市で成人式が無事に行われたようです。
今朝出社してみると、入り口のドアのところに『懐かしい名前』とともに置き土産がありました。
久々に会いたかったですが私は休みの日…
塾長もタイミングが合わなかったようで…
ぜひ後日また顔を出してほしいものです。
お待ちしております♪
冬期講習会が終わり、個別・集団とも先週末の金曜日から通常授業が始まりました。
冬期講習後に中1・中2の模試が水・木とあったので、金曜日が授業日だった人は連日参加となりました。
久々の通常授業でしたが、「忘れていました(汗」ということもなく、みんな休まず出席してくれました!
体調管理が難しい冬場ですが、このまま健康で過ごしていきたいものです☆
昨日は中3の模試が行われました。
自己採点結果を見ると、前回の模試よりは得点が高そうです。
早い人は明後日の水曜日から入試が始まります。
勉強面でのフォローなら、いくらでも力になります!!
どんどん声をかけてくださいね。
高校生は今週末に『共通テスト』が行われます。
受験生にとっては本番直前となっています!
…
……今週末は天気予報があやしいようです(北日本は特に荒れるらしい⁉)。
実力を十分に発揮できてほしいものです。
今年は年末年始(12月)から雪が多いようです。
気温も例年に比べて低い日が多いようです。
(体感でもそう思います)
ウチの子たちにとっては雪遊びができて良いようですが、通勤時間が片道1時間の私にとっては危険度が高くなるため勘弁してほしいです。
※積雪を楽しむべく、数十年ぶりに先日『足跡もない雪の積もった田んぼ』に寝ころびました♪
…
……天気がすごく良い日だったので、青空の青さと背中の積雪の白さを楽しみました!
田舎に住んでいればこそですね♪
おやじから一言2020 VOL.6
2020.12.25
この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
さて、冬期講習が始まりました。本当はガツガツと君らを苦しめたいのだが、今年はなかなかそうはさせてくれないようだ。とにかく、冬休み期間が短かすぎるのだ。例年通りの集団ゼミの授業数を確保しようと思うと19日から始めるしかなかった。個別ゼミ生の授業時間数も例年の半分程度しか取れない。もっとゆとりをもって私立過去問演習をさせたいのだが今年はそうもいかない。先日、君らに私立の過去問演習スタートの号砲を鳴らしたのだが、順調に進んでいるだろうか。大事なのは丁寧にやること、時間を計ってしっかりと集中すること、採点を丁寧にすること。そうそう、自分の健康管理をしっかりやってくれよ。それも「受験生」として当然の行い・心構えだと思う。
私立一般入試まであと40日ちょっとなったな。なんか、カウントダウンみという感じですな。私立入試では本番で6割を取ればまず受かります。特進ならば7割かな。私立の問題はたいてい教科主任が中心となり作成するのである程度パターンが決まってくる。例えばワシが数学の入試問題を作るとなると、図形の円に関する問題をラストの持ってきて(1)から(5)にかけて徐々にキツくしていく。文章問題はまあ、教科書レベルだな。因数分解は、ややムズのレベル。関数は1次関数と2次関数の混ざった問題。 と、こんな風になっちゃう。ぜひ、作る側の癖を見抜いて欲しい。また、キツイ問題が第何問にくるのかも意識してみよう。常盤木の数学は最もキツイ問題が2枚目の左から2、3番目の列、下段に来ることが多い。また、高校によっては国語の文学史、理科の環境問題を毎年出題するところもある。
ツツジのように古文を20数点の割合でガッチリ出してくるところもあれば、全く出さない高校もある。ただ、過去問をこなしていくのではなく、その高校のクセ、つまり傾向を探りながら進めていこう。
12月13日仙台で初雪を観測した。例年より19日も遅い。本当に遅いと思っていましたよ。例年だと11月中旬に初雪が降り、おっとタイヤ交換の時期ね!解氷剤も用意ね。という感じだ。ころが今年は違った。「なんか今年は雪が遅いね。このまま暖かいまま1月になるんじゃないのかい」などと思っていたのが、一気に「冬」が来た感じだ。13日(日)から今日(18日(金))まで寒い日が続いているぜ。クルマの温度計がマイナス3℃の表示。ひょえーっ!もう完全に冬だぞ。昨日、つまり17日(木)なんかは大雪ですぞ。観音様近くの我が自宅では30センチ近く積もったと思う。雪かきが大変でした。顔や足が冷たい。「冬」を肌で感じました。ニュースで関越道で100台近くが大雪のため高速道路上で立ち往生、というのを見て、目でも「冬」を感じました。
冬期講習は忙しくなるぞ。私立過去問演習も同時にこなしていかなくてはならない。もちろん冬期講習の予習、宿題もこなしていかなくてはならない。とにかくやることが満載なのだ。次の模試は1月10日だ。今回以上の結果が出ることを期待していますよ。ガンガンやろうぜ。世の中こんな状況だから大晦日、元旦はおとなしく家にいることになるだろう。もちろん2日の初売りなんぞに行けるはずもない。つまり、正月は勉強し放題!ということになるのであーる!イエイ!思う存分勉強するがよい。ワシらもプッシュするぜ!授業を真剣に受けよう。分からないところは質問する。そのままにしない。宿題は翌日提出。遅刻はしない。メシはきちんと食べる。手洗い、消毒、マスクをする。こんな当たり前のことをやっていればまだ上がる。あと偏差値2は上がる。たった10日間の冬期講習、丁寧に毎日の学習を進めよう。勉強以外のことは考えるな。「ガキの使いやあらへんで」は録画して3月の入試後に見ましょう。年賀状は書かなくて良い。もし、友だちから年賀状が届いて、受け取ってしまったら書かなくてはならなくなるので、その時間がもったいない。その時は仕方がないから勇気を出してその年賀状に「受け取り拒否」と赤のペンでオモテ面に書いて投函だ。相手に戻るので、一件落着。友だちがちょびっと減ってしまうが合格の為なら仕方がない。
今年の中3生はなぜか国語が弱い。昨年の全国模試を同じだ。カズト先生がかなり考えて授業を組み立てているようだが、なかなか結果が出ないようだ。おそらく君らの代の国語力は過去最低に近いくらい悪い。これが他教科にも影響が出ていることは間違いないだろう。国語が苦手な人たちの共通点は想像することが苦手。これは国語の話だけではなく、これから生活する上でちょっと意識してほしいのだが、今までのさまざまな経験で「やったー」「えーガッカリ」というような感情を持った時、もう一歩踏み込んで、それがなぜそうだったのか、という理由を言葉として整理する癖をつけておきたい。できれば文章にするとさらに良い。昔、全国の小学校の(一部の)先生で「1行日記」が流行った時期がある。1日の中で最も大きかった出来事を1、2文にして毎日書くのだ。すごく良かったと思うのだがなぜかすたれてしまった。君らはもう中3生だ。友だちや家族などのような親しい人との会話だと何となく雰囲気で「キモいよね」「ヤバイよね」「信じられない」などの言葉の連発で少ない語いで話している者が多いと思う。実際、それで通じるから本人は問題なしと思ってしまうのは仕方がない。だが、それではちょっとマズイことになる、というか損をする場面が出てくると思うね。語いが少ないものはまず作文、小論文を書くのがヘタである。いま、大学の推薦入試、パワーポイントを使っての説明など文章を書く必要性が求められる場面が多いのだ。「えー信じられなーい」と口にしたら、何がどのように自分にとって理解できないことなのかをちらっとでも考える癖をつけてくれ。それだけで文章力は上がるはずだ。
さて、そろそろ12月度の模試の発表といきましょう。全員が一般会場で受検してもらいました。本番に近い雰囲気でテストを受けたことは良い経験になったはずだ。んだば、まずは11月模試の振り返りだ。
11月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
合計 |
全体 |
56 |
54 |
53 |
53 |
56 |
272 |
塾 |
55 |
62 |
56 |
56 |
59 |
288 |
SS |
49 |
53 |
51 |
51 |
51 |
51 |
んだんだ、こんな感じだった。イマイチだった。そんでこれが今回。
12月度
|
国 |
数 |
英 |
社 |
理 |
合計 |
全体 |
55 |
48 |
47 |
53 |
54 |
257 |
塾 |
53 |
54 |
47 |
55 |
56 |
266 |
SS |
49 |
52 |
50 |
50 |
50 |
50 |
いやー、一般会場とはいえこりゃ悪すぎるね。こうなったら容赦せずにビシビシやらさせていただきますよ。まあ、そんな中でもしっかりと自己ベストをたたき出した者が5名いた。
AAAA(附) なんとSS66!
BBBB(台)やったぜSS64!
CCCC(八)とうとうSS60!
DDDD(附)まだ上げるぜSS42!
EEEE(八)もっと行くぜSS42!
今回偏差値で2以上ダウンしたものが9名もいる。そのほとんどが前回の模試と比較しても下がったのが3、4教科ある。3,4教科も下がったのではどうにもならん。この時期になるとあまり勉強しなくても安定して得点を取れる教科がある奴とそうでない奴とで差が出ちゃうのよね。まあ、今さら言ってもどうにもならん。落ちた連中は「落ちた」ことをしっかり自覚して、模試の判定票にある「領域別の達成状況」を確認しよう。そんで正答率が高いのに自分がミスっている問題を確認しよう。必ずやってくれよ。
さあ、冬期講習です。我々に言われたことだけをやっていたのでは成績はちょっとしか上がらんぞ。自分の課題つまり弱点をしっかりと見つめ作戦を練る。「理科・社会は私立受験教科に無いから、その分塾でしっかりやろう。」「家でもワークを1日1ページはやろう。」「数学の三平方、相似が苦手だ。伊藤先生に言ってプリントをもらおう。」「英語はとにかく長文がダメだ。三浦先生に言って何かヒントをもらおう。」みんなそれぞれ課題は違うはず。それをいくらかでもこの冬期講習でクリアしたいね。
「けっこうわかってきたぞ!」冬期講習後にそう思えるような講習会にしようぜ