進研学習会ブログ

朝自習を始めました

2023.02.28

伊藤です。

中3生を対象に昨日から朝自習を始めた。時間は6:20~7:30。

ZOOMでカメラはオン、マイクはオフの状態でそれぞれやりたい教科を行う。

多少の遅刻、早退OK.というゆるい朝自習である。コロナ前は塾に希望の生徒が集まって1教科20分を3教科やって、我々が台中、鶴ケ谷、東の生徒はクルマで校門まで送っていた。メシを食べながらの授業は不思議な感じがしたなー。

コロナになり世の中にZOOMなどのオンラインミーティングのシステムが普及し、塾に来なくても顔を見ながらの会話ができるようになった。使い方もかんたんで便利だ。

昨日は11名がこのオンライン自習に参加、今日は14名。朝型に切り替えることが目標である。朝から頭をしっかり動かせるようにしてほしい。

 

 

おやじから一言 2022 VOL.8

2023.01.31

VOL.7は年賀状でメッセージを送っているので今回がVOL8です
今回のVOL8は1月26~28日に会員に渡したものです
 
 
いやー、とうとう中3最後の模試が終わってしまったのー。冬期講習最終日の1月8日がその日だったな。毎年のことながら、中3冬期講習という切羽詰まった時期であるにも関わらす、「余裕」の態度をとっていた連中がいる。私立の過去問のノルマ、冬期講習予習のノルマを無視する者たちがいたことは残念だった。まあ、今まで勉強が嫌いで学校の定期テスト直前しか勉強してこなかった者たちからすれば、12月の初めから「私立過去問は平日2教科ずつね。休日4教科ね。」などとノルマが課せられても、やりたくないものはやりたくないし、やろうと思ってもなぜかできないのよねー、という感じなのだろう。勉強がすべてではないので、他に何か頑張っているものがあればそれでも良いと思うが、この受験直前の時期だけでも勉強に打ち込んでほしいものですな。「嫌いだからやらない」では幼稚すぎるぞ。今後の頑張りに期待したい。
 今月11日、私立推薦(特待)入試があり、そんですぐに発表があった。ウチの塾では14名がその入試を受験した。公立併願の特待入試で受験した者が10名。本命で受験した者が4名だ。東北学院高特進コースの公立併願入試はなかなか厳しかったようですな。昨年からの東北学院の男女共学、大学の新キャンパス新学部設立、そうそうR3は野球部の甲子園出場という話題もありましたな。部活目的で受験する者も多いが、大学の合格が難しくなってきたことで、その附属高校の人気が高まってきたことも、この受験者増につながっているんだろうね。今度の一般入試では昨年よりも厳しくなるのは間違いない。東北学院を受験する者たちはがっちり過去問を復習してくれよ。東北学院以外の高校では育英、生文大高も相変わらずの人気校だ。ところで、私立推薦(特待)入試の発表が終わってクラスの雰囲気が変わったと思う。おそらくクラスの3割位の人がもう高校受験が終了、ということになったハズだ。その者たちにすればもう受験は終わったのだから、今までのようにガツガツと勉強する必要性が無くなったわけだ。それはそれでOKな話なのだが、これから公立受験が控えている者たちで、そのような受験終了組を見て、力を抜いてしまう者たちがいる。まあ、今まで慣れない勉強をし続け、疲れてしまったのかもしれない。その気持ちもわかる。しかし、自分にとってどの高校が第一志望なのかを考えてほしい。公立入試まであと何日なのかをカレンダーを見て数えてほしい。そんなに時間はない。今できることをきちんとやっていこう。やるべきことをやらなければならない時にやる。まずは私立過去問の見直しだ。もうすでにやってあると思うが、今の時期に間違ったところだけでも、やってみよう。前回の間違ったところの半分ができれば合格だ。あと全体の問題を見て傾向を考えよう。
「大問3では毎年平面図形で難しい問題が出ているな、4では関数が多い。(1)~(3)は普通レベルだけど(4)は難しい、、、、」という感じだ。今こそ過去問チェックだ。
 さて、この私立受験前になるとこのエピソードを思い出す。実際にウチの会員だった者がやらかしてしまったことだ。
某私立高校に受験をしに行ったAくん。高校の敷地内に入っても、友だちと大きな声で笑いながら、ふざけていたらしい。その様子を見ていたその高校の先生がこれはひどいぞ、ということになり、うしろからつけた。その先生は2人が受付後、すぐに生徒の名前と受験番号を受付担当の人に確認した。その受験番号から面接する先生へ「この生徒は態度が良くない、面接で確認してください。」というようなことが言われたらしい。
面接でどのようなことをきかれたのかはわからないが、おそらく厳しい質問をされたのだと想像できる。結果はAくんとその友だちは不合格。Aくんはその高校しか受験していなかったので、大パニック。偏差値50位の者が偏差値38の高校・コースを受験したのだから余裕で合格の予定だったのだ。サッカー目的での受験だたからこの高校しか受けていない。家族で話し合った結果、もう一度同じ高校を3月中旬に行われる二次試験で受験するということになった。
そんな出来事があったとは全く知らなかったワシは、その不合格にどうしても納得できず、迷った結果、その学校に電話することにした。その私立高校の教頭先生とは一緒に2,3回酒を飲んだ仲でもあったので、その教頭先生に電話し、なぜAくんが不合格になったのかを調べてほしいと依頼した。翌日にその教頭先生から連絡があり、前述のようなことがあったことが発覚したのだ。しかも、その時言われたのが「伊藤先生、Aくんは二次でウチを受けても落ちるよ。」とのこと。理由を聞けばAくんの名前が載っている不合格者リストに「再審不可」と書かれていたようだ。この再審不可が書かれていると二次でも合格は無いらしい。そのことをワシはAくんの母親にそのまま伝えた。結局Aくんは別の高校の二次試験を受けて合格し、そっちの高校に進学した…。受験らしくきちんとマナーを守る。これは当たり前のことだ。君らは中学校の看板を背負って受験していることを忘れてはダメだ。ちゃんと服装、髪を整え、持ち物を家族の人にも確認してもらい、時間的にも余裕をもって行動しような。受験は真剣勝負の場であることを忘れるなよ。
 さて、そろそろ新みやぎ模試1月の発表といこう。そうそう、何名かに「2月に模試はないのか」と聞かれたのだが、あることはある。ただ、その模試の結果が出てくるのは、公立に出願した後になるので、その結果で公立受験校を決めることはできないのだ。だからほとんどの塾では模試は1月までとなっているのだ。
まずは前回12月の結果じゃ。
 
●新みやぎ模試 12月度
 
全体 60 48 51 53 56 266
64 59 61 63 64 311
SS 52 54 54 55 53 54
 
そうそうこんな感じだった。
さて、ほぼすべての中3生がどこかの塾に行って絞られた後に受けた1月度模試。ガチンコ勝負の1月模試。
●新みやぎ模試 1月度
 
全体 61 44 51 53 56 265
63 55 62 63 68 311
SS 51 55 54 54 54 55
 
まあまあだな、平均点プラス46点はまずまずではないですか。しかし、問題は君らが受験する高校の合格可能性である。特に公立は内申も加えて考えなければならないので、しっかりと判定票を見てくれよ。私立はあまり内申は関係ないので、今回の5教科あるいは3教科の偏差値を参考にしよう。さて、塾で行う模試の最終回で自己ベストの偏差値を叩き出した連中を発表しよう。
名前(学校) 過去最低偏差値 今回1月偏差値
AAAAA (台) 57 65
BBBBB(八) 59 64
CCCCC(鶴) 57 63
DDDDD(南) 54 61
EEEEE(東) 52 59
FFFFF(鶴) 50 57
GGGGG(西) 37 48
HHHHH(八) 41 45
 
いやー素晴らしいですね。この時期に自己ベストというのは本当にすごいことですぞ。というわけで今回はアイスにもう1品つけましょう。
 さて、いよいよ私立一般入試だ。本番だからな。しっかり体調を整えて挑もうぜ。そんで合格を勝ち取ろう!オー スライドなしで合格するぞー! オー! わからなくても何とかするぞー!
という気合でなんとか乗り切ってほしい。
 先日、公立高校の予備調査が出ましたな。仙台南2.06倍、仙台一高が1.89倍、仙台三高(普)が1.78倍、泉(普)1.86倍とかなりの高倍率となった。まあ、これは12月の調査のものなので、それから私立が第一志望に変わる者やもとから私立第一志望なのに予備調査で公立を書いた者がけっこういるハズなので、全体的に受験者数は減る。また、高倍率をみて別の高校に受験校を変更する者も多数いると思う。この高校から下げるべきか??とか逆にこの学校に上げたらどうなんだろう、内申が悪いから、、どうなんだろう?という人はワシが過去3回の模試の結果と内申、予備調査から判断してどれくらいの勝ち目があるのかを考えるので、そういう人は教育相談を申し込んでくれ。
 さあ、ほとんどの人が本番ですな。自分を応援してくれる人のためにもしっかりと自分の力を出してきてほしい。ケアレスミスを0(ゼロ)とは言わないが各教科1問までに抑えてほしい。遅刻・忘れ物は大きく動揺する。必ず2回、3回と家族の人と一緒に前日にチェックするべし。また、受験会場にふでばことか忘れてくるなよ。そうそうホッカイロを持っていって良かった、という人が毎年数名いるね。座る席によっては寒いかもしれないので一応紹介しておく。
いよいよです。体調を整えて1月31日、2月2日をむかえよう!
新みやぎ模試で1月号の集計データが閲覧できるので見てほしい。
・志望校別得点分布(公立第1志望のみ) ・志望校別得点分布(第1から第4志望まで)
宮城新教育 を検索
「みや模試速報 VOL.7」
をクリック。パスワード入力画面に miyamoshi23  閲覧期間 1月30日(18時)~2月20日。
 

おやじから一言 2022 VOL.6

2022.12.26

こんにちは、先日コロナにかかっちゃいました伊藤です。熱がない状態でこれほど味覚・嗅覚がバカになったのは人生初。昔、高熱を出した時に何を食べても味がしなかったこことはあるのだが、平熱で味・嗅覚がここまでなくなるというのは経験がない。コロナには人によって症状がちょこっとずつ違うらしい。コロナの初期症状としては発熱・鼻汁・喉の痛み・せき・倦怠感・息苦しさなどが挙げられる。また、嗅覚異常・味覚異常、下痢などの症状が出る場合もある。いやー、君らの中にもワシのようにすでにコロナにかかった者がいるが、上記の初期症状はうなずけるのではないだろうか。これらの初期症状が出た場合はすぐに病院に電話をしてから行くようにしましょう。
しかし、このコロナはいつ終息をむかえるのかわからんが、本当にやっかいだ。世界中ではやっているので、宇宙にでも行かない限り逃れられない。2020年の2月に横浜港での白い防護服を着た検査官がクルーズ船に乗り込んでいく姿をテレビで見ていた。「へー、ダイヤモンドプリンセス号か、スゲー豪華な船名だな。こりゃ、お金持ちの人が世界を旅するヤツね。この船ならしばらく検査に時間がかかっても普通に船内で生活できるし良かったかもね。」というような感じでワシは完全に「対岸の火事」的な目でこの報道を見ていたと思う。しかし、それからあっという間に日本中に広まってしまった。その年の3月初めに緊急事態宣言が発令され、学校が休校になった。君らはその年、小6だったな。卒業式では家族1名まででお願いします、なんて感じだった。中学入学後も最初の2ヶ月半の学校生活はボロボロだったはずだ。その年の入学式、中総体、高総体、修学旅行などは中止か規模縮小、あるいは延期。翌年21年になっても新型コロナは学校行事を完全復活させるレベルにまでは落ち着かなかった。それどころか報道では「新型コロナの第〇波と言って良いのでしょうね。推定では前回の波を上回る、、、、、、、」というような状況であった。昨年の修学旅行つまり君らの1つ上の代では中学生活のメインイベントの1つである修学旅行も犠牲になった。0泊2日というサプライズな修学旅行を決行した中学校もある。バスで蔵王方面へ、そんで学校に戻って解散。各自自宅へ。翌日朝に再集合しバスで三陸方面へ。なんて素晴らしいアイディアなんだ!とワシは思った。本来中止にするところをギリギリのところで実施した。卒業アルバムに修学旅行の写真がないのではあまりにかわいそうだ。という先生たちの考えからそうなったのだろう。君らの代でもそうだったかもしれないが、吹奏楽部はおいては発表する機会が年に1,2回、という状況。なんか本当にタイミングが悪かったとしか言えん。
しかし、繰り返すがそんな環境であっても学校の先生達は君らの行事ごとを少しでも多くやりたいと、会議を繰り返し行っているのだ。そのようなとても手間と時間がかかることを君らがわからんところでやってくれているのだ。ここは感謝しなければならないことだ。君らのこれからの高校3年間がどのようなコロナ環境下になるのか、まったくわからんが平和な3年間になってほしいものだ。
さて、いよいよ冬期講習だ。私立の特待・奨学生・推薦入試は1月11日(水)だ。冬休み明けすぐだな。東北高校とかだとここでの得点しだいで入学後の授業料免除だとか教育費免除だとかもろもろの特典が得られるわけだから、めっちゃ本気にならなければならん。また、11日は関係ないという人も私立一般入試が1月31日(火)、2月2日(木)にあるわけなので、本当に時間がない。今はまだ過去問が終わっていない人がほとんどなので、冬期講習の予習・宿題をやりつつそれもやらなければならない。大晦日、元旦は受験生にとっては全く関係なし。例年通りのお正月を迎えられるとは思うなよ。お勉強あるのみじゃ。ここからの1,2ヶ月の頑張りがその後の3年間に大きく関わってくることはおわかりでしょう。夏ぐらいから慣れない勉強をしてきて、ちょっと「疲れ」や「飽き」「嫌気」が出てきた人たちもいることでしょう。逆に「なんか勉強に慣れてきた」「ちょっと楽しくなってきた」というような者たちも出てきているかもしれない。どちらにしても、今回の高校受験の勉強で明らかに1年前の自分と比べた時に「耐勉強免疫」がついたことは間違いないハズ。それは毎日勉強することが当たり前になったからだと思うね。1月11日の私立奨学・特待・推薦入試や1月31日・2月2日の私立一般入試で高校受験が終わりになる人も何名かいるが、そこで勉強のペースをグッと下げてしまうのは、もったいない話だ。英語・数学だけでもしっかりと中学の復習を続ける、あるいは高校の先取りをする、とか目先のことだけではなく1年後、3年後、もっと未来のことを考えていってほしいな。さてそろそろ今回12月模試の結果を見てみるべか。その前に11月模試の振り返りじゃ。
●新みやぎ模試 11月度
 
全体 57 53 53 55 50 268
63 63 61 64 59 310
SS 52 55 54 54 54 54
 
そんで今回はこんな感じ。
●新みやぎ模試 12月度
 
全体 60 48 51 53 56 266
64 59 61 63 64 311
SS 52 54 54 55 53 54
 
ほぼ前回同様の県平均点プラス43点。そんで上がった人達はどれくらいなのだろう。前回の11月と今回の12月を比べて偏差値(SS)が2以上アップしていれば上昇、±1以内なら横ばい、2以上ダウンした者は下降として、割合を表してみよう。上昇は34%、横ばい36%、下降30%。例年と比べるとあまり違いがない。ここでちょっとヤバいデータがあるのだが12月に11月と比較して偏差値が2以上も下がった者たちが1月に偏差値が2以上、あがるのがつまり11月の偏差値と同等以上に復活する者は半分しかいないのだ。12月というこんなタイミングで落ちた者たちにこんなことを言うのもなんだが、11月から12月というのは受験生が最もがむしゃらに勉強する時期なのだ。そこで負けた(落ちた)ということはこれからの時期はよほど頑張らねばここからズルズルと下がってしまうぞ。何としても次回、最後の模試となる1月8日の模試で結果を出さないと精神衛生上よろしくない状態で私立受験を迎 えなければならない。それは避けたいよな。じゃあ、やるしかないよな。みんなに言えることだが、1月模試で万一、今までの偏差値の平均よりも悪い偏差値を出したら、どう思う?1月が最終の模試だから「次」はないのだ。1月が最終回ということを忘れないでくれ。本番だと思って挑んでくれ。
んだば今回12月というのに自己ベストの偏差値をたたき出した連中はこいつらだ! アイスプレゼント。
名前 (中学) 偏差値
AAAA (南) SS65
BBBB (南) SS63
CCCC (鶴) SS63
DDDD (八) SS57
EEEE (南) SS57
FFFFF (鶴) SS48
GGGG  (西) SS47
HHH (台) SS46
IIII(幸) SS46
 
がんばったな、エライ!
ちょっとここで怖い話をしよう。先日集団Aクラスでも一部話をした。
恐怖1
私立はほとんど学校でスライド合格というのがある。そこで…
自分より成績が下だと思っていた奴が自分と同じ高校・コースを受験。友だちは合格、自分は不合格でスライドして下のコースで合格。
ユイ「やったー、合格した。とりあえず良かった―。ねえねえショウも受かったでしょ?だっていつも私より成績良いし…。」
ショウ「オレは…、スライドで、1つ下の…」
ユイ「えー、信じられなーい(笑)、私よりいつもショウの方が上なのにー(笑)。なんで、なんでー(笑)(笑)、ねー何でよー教えてー(笑)」
チャリで立ちこぎしながら時速40Kmで後ろからぶつけたくなるほどウザい。でもそれはできないので給食に下剤を入れてやろう。
恐怖2
私立の一般入試で高得点を取ると特待生として迎い入れてくれる高校がある。
自分と同じくらいのヤツが私立一般入試で特待合格。自分は特待なしの普通の合格。
ユウト「オレ、マグレだと思うけど特待Aで合格してさー。ビックリしたよ。お母さんも喜んでくれてさ、昨日の夕飯はカレーとカラアゲとエビフライ、あと寿司だったよ。ユウタロも特待でしょ?」
ユウタロ「いや、俺はただの合格。」
ユウト「えーユウタロ特待じゃなかったのー、絶対おれマグレだわ―。ヤベー、絶対ありえねー。ユウタロダメで俺が特待かよー。ねーなんで(笑)もしかしてオレ、天才(笑)?」
チャリンコに二人乗りして、時速50Kmで後ろからぶつかってやりたいが、自分も痛いので、やはり給食に下剤か…。
これらの恐怖話のようになるのはごめんだ。でも毎年何件か報告されている。そんなことにならないようこの冬期講習をしっかりと妥協することなく やっていこう。あと1ヶ月ちょっとで私立一般入試だ。もうすぐだ。

おやじから一言 2022 VOL.5

2022.11.25

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
 
さてさて、いよいよ11月も下旬にさしかかり、寒さもけっこうしみる時期になりましたな。ワシのクルマは今年新しいスタッドレスタイヤを買ったので、もう冬タイヤとなっている。スーパーの駐車場なんかで停まっているクルマのタイヤをよく見ると、10台に3台くらいは冬タイヤになっている。しかし、台原中のK君は17日の授業ではサンダルでした。恐るべし!
 先月の1回目の二者面談に続き先週から2回目の二者面談が行なわれている。もうほぼ私立受験校は決まっているようだが、話を聞いていると今のところだが数名は迷いがあるようだ。迷うのであればまだ良いが、この時期になってようやく本気で私立のことを調べる者もいる。オープンスクールに行っていない、説明会も行っていない、だからこのコースとこのコースで何が違うのかわからない。何となく成績的にこの高校にしておこうかな。という者たちなのだろう。ギリギリまでHPを見て調べるなり、ワシらに聞くなりしてちゃん-んと考えてくれよ。
 11月6日アエルで「進学情報Can」が行われた。ウチの塾生もかなり来てくれたな。ありがとね。今年は1,000人を超える来場者数があり、ウチも加盟しているのだが主催の学習塾協会もその数には満足している。ワシは教育相談コーナーの責任者だった。そこでは普段話す機会のない中学生保護者の方たちといろいろと話した。そんで今年は「関数スペシャル」ということで6階で40分の授業も行った。授業は自分で点数をつけるとすれば50点程度の内容だったと思う。まあ、反省点は理解しているので、もし来年もやることがあったら今度はビシッとやっちゃるゼ。ウチの中3生の7割以上の人は来てくれてたみたいだね。お疲れさまでした。たくさんの情報をゲットしたかな。そうそうラストのジャンケン大会では我がシンケンズが今年もけっこう勝ったな。南光台中のA君はブルートゥースイヤホンをゲットした。ジャンケンで勝った時のガッツポーズがまぶしかったぜ。ぜひ模試の結果を渡されたときにあのような表情を見てみたいものだ(笑)。情報Canは市内の私立高校がすべて参加してくれるし、公立高校も今年は14校の参加で、この時期に1ヶ所で情報がもらえるというイベントは他にはない。来てくれたみんなはほしい情報は手に入りましたか?各ブースで担当の先生と話をしていると、そういう一面もある学校なのね、へ―そんなこともしているんだ、などと新しい発見があったと思う。きっとみんなの私立受験校の選定の役に立ったと思うな。
 ところで、みなさんの中に「わたし、勉強しているのに全然上がらないの。なぜ、ホワーイ?」という人がいるはずだ。この様な人たちにけっこう共通するのが、“何かの教科が上がれば何かの教科が下がる”。この理由としては①知識が浅い、徹底されていない。つまり理科、社会等で知っているところはそれなりに解けるが定着が甘いところはダメ。というように問題によって20点以上得点が上下する者はまだまだ実力がついていないのだ。そういう人は得点が良い時のことを自分の実力と思いがちだが、まったく違うぞ。あたりまえだが、知識がしっかりと固まっている人は瞬発力がある。問題を読んで、解答欄に答えを書き終えるまでの時間が短い。知識があいまいだとこの時間が長――いのだ。問題を読んでいる最中に答えが頭に出てくるくらいで、「覚えた」ということになるのよ。
②集中力がもたない。模試は5教科連続なので、普段勉強していない者にとっては体調や気分によって集中力が大きく変化する。ノッているときは良いのだが、そうじゃないと×。数学、理科などの難しい問題で解説を見ながらでも理解しようとすることがとても大事。問題集の解説はあっさりしていて分かりづらいよね。特に数学の図形、関数系はなおさらだ。そこを粘って考えよう。解説見てもわかんないもーん!では集中力、理解力は鍛えられんぞ。まあ、それでもわからん場合はワシらに聞いてくれ。とにかく、集中力というのは「長い時間を机に向かっている経験」から得られるものなのであーる。わかったか?
さて、そろそろ今回11月模試の結果といきますか。その前に前回の振替りだ。
●新みやぎ模試 10月度
 
全体 54 48 47 55 53 257
57 61 58 64 66 306
SS 51 56 55 55 54 55
良かったんだよねー。県平均+49点でした。
そんで今回はこんな感じ。
●新みやぎ模試 11月度
 
全体 57 53 53 55 50 268
63 63 61 64 59 310
SS 52 55 54 54 54 54
おっと、ちょっと待った!前回の塾生平均SS55から54に落ちたのはマズイな。県平均+42点とはイマイチ。10、11月は私立受験校を決める時期でもあるので、みなさんお勉強するのよ。勉強とは「質×量」であーる。質が良くても量が少なければダメ。量が多くても集中していないのであれば、これもダメ。自分の勉強を質×量という観点から考えてくれ。
今回11月度模試で自己ベストの偏差値をたたき出したのはこいつらだ!エライ!
  
  7月 8月 9月 10月 11月
AAAA AA(附) 65 66 66 65 68
BBBBBB(台) 63 63 62 62 65
CCCCCC(台) 57 60 62 62 64
DDDDDD(鶴)     57 60 62
EEEEEE(鶴) 50 53 51 52 55
FFFFFFF(東) 53 52 53 54 55
GGGGGG(附) 53 53 52 54 55
HHHHHH(八) 51 52 52 52 53
IIIIII(台)     49 49 51
JJJJJJJJ(西) 38 37 42 43 44
KKKKKK(東)    35 36 37 39
本当にエライぞ!当たり前だが回を追うごとに自己ベストを出すのは厳しくなっている。11月というこの時期で自己ベストを出したということは本当にすごいことで自信を持って良いと思うぞ。今回、名前が載ったこのすごい11人にはアイスだけではなく、何か1品追加しましょ!おめでとぅー。
さて、次回12月模試は全員一般会場での受験となる。朝早いし、知らない顔ばかりだし、休み時間に大声ではしゃぐ奴もいればマジメにガシガシと勉強している奴もいる。「本番さながら」とまでは言わないが。少なくとも自分の中学校の教室や塾で行うよりは本番に近いはずだ。休み時間にちらっと勉強するポケットブックとか何か持って行けよ。最後までしっかりと集中してな。なんといっても12月の模試でガクンと下がっちまうと、かなり心臓に良くない。私立受験校はもう変更できないしな。逆にここで自己ベストの偏差値をたたき出すことができたら、かなりの自信になるよね。12月ともなるとマグレでは自己ベストの偏差値は絶対に出ない。今までコツコツと積み上げてきたものがうまいこと発揮された者だけが、12月自己ベストを出せるんだろうな。いやーかなりむずいわー。でもそれは目指さなくてはならない。
そういえば、先日の二者面談でLLLLLLLさんとの話でうなずいたことがあったので、ちょっとだけ書こう。「中学生ができることはそんなに多くない。お金を稼ぐこともできないし。起業することもできないし。勉強とか部活とか、その程度しかできないから、そこで評価されるんだったら、その勉強をするしかないかな、、、。」という内容をワシに言ってきた。そんで次にワシが成績がイマイチつまり成績が悪い人たちに一言コメントするとすれば、という問いに「成績が悪い、というのは2通りあると思うんですね。やってもダメな人と、最初からやっていない人と。最初からやっていない人は、どうしようもないので別にいいとして、やってダメな人は高校受験の勉強にはなかなか結果が出ていないというだけで、勉強は続けていってほしいですね。どこかで、結果が出てくると思います。」イヤーすごいよ。考え方がすごい。中3生の仮面をかぶった学校の先生だよ。考えてみれば、中学生ができることはたかがしれている。中にはゆたぼんのようにクラウドでお金をもらいながら日本一周をした中学不登校者もいるが、それはかなりの例外だ。今の環境の中でやれることをしっかりやっていくことがとても大事なんだな。これから高校生になるが、中学よりも幅広いことができるし、大学生になったらなおさらだ。自分が何をやりたいのか、何に向いているのかを、少しずつでも考えるようにしていかないとな。それと結果が出てこなくても努力は続けてほしいですな。必ずどこかで成果が出ます!まあ、君たちが今しなければいけないことは「お勉強」ということは間違いない。スマホの誘惑に負けずに計画的にやってくれ。次回の新みやぎ模試は12月4日。
 

進学情報Can

2022.11.09

いつも進研学習会のブログを読んでいただきありがとうございます!
初めてブログを書かせていただきます、佐藤と申します。今後ともどうぞよろしくお願いします!
 
11月6日㈰に仙台駅前のAERにて、「第34回進学情報展2022 進学情報Can」が開かれました。
その様子をお伝えしたいと思います。
 
午前中は小学生の部でした。
最初は6階にて保護者向けの学校説明会が開かれました。
進行の都合上短い時間での説明になってしまったかと思われますが、各中学校の先生がそれぞれの魅力を存分に語ってくれました。
 
その後小学生は隣の会場で国語と算数の「到達度テスト」を受けて、そのまま親と子の作文教室が行われました。(みなさん一生懸命取り組んでいました!)
到達度テストの結果をもとに、どの分野の力が長けているのか、どの知識が足りていないのかなど、保護者と一緒に確認できたかと思います。
 
お昼頃から中学生の方、保護者の方々も来場してきました。
Canでは合わせて42校の学校が参加し、各ブースで高校の特徴や入試制度、学校生活を聞いたり、さらには生徒や保護者のお悩みを相談したりと、ここでしか得られないような情報を熱心に聞く姿がたくさん見えました。
遠いところでは、なんと北海道の函館から函館ラサール中学校・高等学校の先生がいらっしゃっていました!
 
会場では各学校の制服も展示されておりました。見比べてみるのに便利ですね。
 
ちなみに、進研学習会からは伊藤先生が「学習相談コーナー」で多方面から来場された生徒・保護者のみなさんの悩みを解決していました!
 
また、「高校入試重点講座」では数学の【関数スペシャル】の特別授業で伊藤先生が教壇に立たれました!
参加した中学生の真剣な表情が印象的でした。
 
余談ですが、学校関係の方、運営に携わる方にお弁当の配給があったのですが、下の写真の5種類のお弁当がら選ぶことができるという、なんとも贅沢なお昼ご飯でした・・・!
ちなみに私は豚肉の焼肉弁当をいただきました!とっても美味しかったです!
 
最後に、毎年Canの中で最大の盛り上がり(?)を見せる恒例のイベント、じゃんけん大会が今年も行われました!
各学校が豪華な景品を用意してくださり、参加者はそれを巡って熾烈な争いを繰り広げていました・・・。
 
そして、進研学習会の生徒が目玉の景品を見事勝ち取ったとかなんとか?!
おめでとうございます!
 
 
こうしてCanは無事に終了いたしました。
感染症対策もあって例年とは異なる進行もあったのですが、今年の参加者数はなんと過去最大ともいえるほど(集計が完了していないため正確な数字は分かりませんが)大盛況だったようです!
近年の状況を考慮して、アーティストのライブやスポーツ観戦など、様々なイベントが中止・縮小化される中、このような貴重な情報をたくさん得られる場が無事に開催されたこと、携わった一人としては非常にうれしく思います。
 
来年も開催されるとすれば、最後までこの記事を読んでくださった読者のみなさんはぜひぜひ参加してみてください!
きっと将来の夢につながる情報が得られると信じています。

おやじから一言 2022 VOL.4

2022.10.20

さてさて、10月も下旬にさしかかってまいりました。すっかり秋の気配が深まってまいりましたな。山は北から南へと紅葉が進んでまいりました。先月よりもグッと「ザ・秋」という空気ですね。昼間にあったかく感じても朝晩がけっこう寒さを感じるようになりました。チラシやテレビCMでもスタッドレスタイヤが出ていますな。本当に秋は深まっているのです。みなさんお元気ですか、伊藤です。
今回はワシが中学3年生の時にあみだした学習方法を紹介しよう。これは何年か前のおやじから一言にも書いたことがあるのだが、「マイ時計学習法」というものだ。まず、学校が終わって帰宅するときにアビコちゃんとコハタくんと一緒に帰っていたんだが、皆と別れて自分の家に帰るまで一人きりになる時間が5分程度あった。その5分で今日家でやる勉強内容を大ざっぱに決めていた。「今日の宿題が英語と理科で出たな。合わせて40分位だな。英語は先週の復習だな。あと、あの問題集の長文もやっておくか。あの問題集をもう一回だな。数学は証明を2つやって、あとあの問題集の続きでもやるか。理科は中1の計算関係をやっておくか。社会は…」と、いうようにこの一週間を振り返り、バランスがよくなるように決めていたと思う。そんで家に帰ってから具体的に紙に今日の勉強予定を書いていく。17:10~17:20昨日作った「翌日覚えているかチェックテスト」を実施。17:20~18:10英単語・熟語練習及び暗記。18:10~18:50数学証明3題と苦手な歴史文化のまとめ。メシ。18:50~19:15メシ。その後、数・歴合わせて20:10まで。歴史は暗記タイムも含める。本当に覚えているかのチェックテストを作成(明日実施分)これが15分。20:25~20:45休憩、週刊サンデー(マンガ)を読む。20:45~21:30……と、いうように忘れちまったが、かなりきっちり計画を立てていた。これを普通のアナログの目覚まし時計で管理する。計画の途中で電話がかかってくることもあるし、気分が乗らないときはラジオを聞いたりもした。この学習計画の途中で母ちゃんに「ちょっと手伝ってよ」と言われれば、手伝った。でも必ず学習計画はきちんと遂行されるのだ。途中で2時間マンガを読んだとしても計画はきっちりと守られるのだ。なぜかわかるか?途中でマンガを読みたくなったら、時計の電池を抜くのだ。時計は止まる。マンガを読み終わったら電池を入れる。時計は動きだす。電話がかかってきたら、電池を抜く。そして電話が終われば、乾電池を入れる。時計は動き出す。その目覚まし時計で管理しているから、電池を抜けば時間が止まったことになるのだ。学習計画は完璧に進行されていくのだ。ただ、問題なのは本当の時刻とマイ時計のさす時刻とでは相当の差が生まれてしまう、ということだ。「はー、やっと終わった。11時40分だな。全部終了ね。はい頑張ったよ~。」でも実際の時刻は1時30分だったりするのだ。サンデーとチャンピオンなんぞを読んだ日は実際の時刻とマイ時計との差3時間近くあったような気がする。サンデーとチャンピオンとオールナイトニッポンというラジオ番組なんぞを聞いた日にはマイ時計11:20分。実際の時刻は3時。なんていう日もあった。ガッツと体力勝負の「マイ時計学習法」です。キミらもせっかくの受験生なのだから、何か自分なりの学習法をあみだしてはどうだろうか? もし、すでにあみ出しているのならば、ぜひワシに教えてほしい。このおやじから一言で紹介するよ。
 最近、物の値段があがっていることを知っているよね?親がきっとグチっているよね。理由は大きく2つ。1つはロシアとウクライナの戦争。両国からの小麦を含む農作物の輸出が滞ってしまい、世界的に不足気味になっている。パスタ、うどん、ラーメンはすべて小麦。魚介類もけっこう輸入している。その国が戦争をしているからスムーズに貿易ができない状況になっている。困ったものだ。2つ目は円安ドル高、新型コロナで世界的に沈んだ経済からアメリカがものすごい早さで復活したのだ。まあ、アマゾンにしてもグーグル、メタ、アップル…、全部アメリカだもんね。日本は全然ダメ。円安ということは輸入するのにお金が多くかかる。もともと食べ物にしても製造業にしても輸入に頼っている国なので仕方なし。最も厳しいのが原油の輸入額の増大。日本の物品輸送の90%以上がトラック。その燃料代がものすごく上がっているのだからすべてに影響するわな。君らも気になったことはスマホ、PCなどを使ってどんどん調べようぜ。調べようと思ったらなんでも調べられる便利な世の中だ。ゲームだけではもったいないぞ。
さてそろそろ今回10月の結果を発表しよう。その前に9月模試を振りかえるべ。
●新みやぎ模試 9月度
 
全体 63 48 48 56 53 268
65 61 58 63 62 308
SS 51 56 55 53 54 54
 
県平均プラス40点でした。
●新みやぎ模試 10月度
 
全体 54 48 47 55 53 257
57 61 58 64 66 306
SS 51 56 55 55 54 55
おっ、かなり良いんじゃないの。県平均+49点ですな。しかし、全体が良いといっても国語が毎回イマイチだな。おそらく教科書に沿った形での出題にしか慣れていない連中が多いんだろう。国語はまずは語句の意味が分からないと解けません。この語い力不足が響いているんだろうな。スマホで動画ばっかり見てんじゃねーの?脳みそ使わないで済むもんね、楽だ。でも脳を休ませすぎると働かなくなりますぞ。若年性認知症まっしぐらだぞ。数学・理科は県平均+13点で良くできた。エライ!今年は中3のメンツを見ても理系の連中が多いような気がするね。+13点は良くできたな。次もたのむぜ。英語も+11点。良いよね。英語で県平均+10点越えは久しぶりだ。社会は+9点でまずまず。各教科のコメントはこんなもんだ。さて、今回自己ベストの偏差値(SS)をたたき出した連中はこいつらだ。
  7月 8月 9月 10月
AAAAA(台) 64 64 63 67
BBBBB(南) 63 63 60 64
CCCCC(南) 56 55 54 57
DDDDD(鶴) 52 54 55 56
EEEEE(南) 55 54 54 56
FFFFFF(東) 53 52 53 54
GGGGG(附) 53 53 52 54
HHHHHH(西) 45 49 48 51
IIIIIII(東) 43 46 45 50
JJJJJJJJ(台)    46 48 49
KKKKKK(台)  41 41 40 45
LLLLLLL(西) 38 37 42 43
MMMMM(鶴)  39 38 40 41
 
14人もいるではないか。こりゃ!また、今回自己ベストタイという人も7人。良いですね。ぜひ次回もちょっとで良いので上げてくれ。ここに名前が出ている14人にはアイスプレゼント!勝利のアイスは格別だ。先月名前が載った人でまだアイスをもらっていない、という人も早めにワシに「アイス請求」をしてくれ。そうそう、皆さんにもう一つ報告があります。なんと今回、台原中のNNNNNくんが5教科県1位をとりました!すごいことです。5教科1位は進研学習会で初めてです。昔3教科1位は出たことがあるが5教科は初である。472点(理科・社会が100点)。アイス1個と緑のタヌキ1個と伊藤おすすめのなべの素4つをプレゼント。
問題なのは今回まったく振るわなかった連中だ。今回の模試で自己ワーストの偏差値を出してしまった者が3人いる。何の教科が悪かったのか、というところも大事だがまずは模試の見直しと勉強量を増やしましょう。平日3.5時間以上、休日6時間以上あと、わからない問題はきちんと解決する。解答を見る、友だちに聞く、ワシらに聞く。早期に解決、納得するようにしましょう。次の模試までそんなに時間はないぞ。やってくれよ。    
さて君らはそれぞれ来年の4月にはどこの高校に通っているのでしょう?ぜひ希望する高校に入ってほしいものだ。そのためにも今本気で勉強しなければならん。学校の授業は真剣に聞いているか? 学校で習ったことはなるべくその時に頭に入れるようにしてくれよ。後で覚えます!家に帰ってから覚えようかな、なんて考えている人はここから先、絶対に伸びないぞ。なんとなくだが今年の中3生は「入試なんてずっと先のことだもーん」というように考えている人がまだけっこういるような気がする。カレンダーを見てみろ。もう10月も後半だ。私立受験校が決まるのは来月末。
受験生としての意識を高めてほしいし、時間をムダにしないでほしいし、わからない問題はスグ質問するというような姿勢を持ってほしいね。たのむよ。
 そうそう毎年今の時期に中3生から「先生、私立と公立の過去問はいつから始めれば良いんですか?」と聞かれるのだが、公立過去問は2月の初めから、私立過去問は12月初めからやりましょう。
当たり前だが入試はほとんどの私立高校で中3の最後の単元まで出題される。まあ昨年と一昨年は新型コロナの関係で入試出題範囲が中3の10月までね、という高校もあったが今年はどの私立高校からも出題範囲についての話はない。だから、まずは中3範囲を終わらせないと過去問はできないのよ。あまり焦るな。
さて次回11月模試が終わったらまた二者面談を行う、そんで保護者面談。スグに中学校で三者面談が行われる。私立受験校決定となる。あと11月で偏差値を1でも良いから上げてくれ。あと半年で高校生。ここでの頑張りが来年から3年間の生活場所が決まるのだ。

おやじから一言2022VOL3

2022.09.28

9月初めの雨が何日か連続で降った日から気温がぐっと下がりましたな。最近は晴れて気温が上がって、暑いな~と思っても夕方には涼しい、いや寒いと感じる。これが「秋」でございます。君らの服装もすっかり半袖から長袖に、、、と思ったが、1年中ずっとジャージの者がほとんどだった(笑)。まあ、それでも鈴木ユウタロウ君の服装を見てもわかる通り、Tシャツ、短パンではなくなっている。これは秋を意味しているのだ。また、セミの鳴き声がしなくなったよね。そんで今はマツムシ、スズムシの鳴き声が聞こえる。君らの中で虫の鳴き声にちょっとでも興味がある人はどれくらいいるだろう。おそらく皆無。ワシも若い時は全く興味なし。若い特に10代だと刺激的なものを好むね。しかし、不思議なもので30代、40代あたりで感覚が変わってきたように思う。なんというか「自然」が目につくというか気になるというか、そんな感じである。山の色が秋になるにつれ少しずつ緑が薄らぎちょっと茶色っぽくなったり、田んぼの稲の色を見て「そろそろ稲刈りだな」とか。海を見ても夏のギラギラした感じから、最近ではすっかり和らいだ感じがする。まあ、大人になるとこんな感じでなんか自然が気になるのよね。でも、この気になることが多い方が楽しいのは間違いない。佐藤はると君のように「他人のゲームをやっているところが流れているユーチューブを見るのが楽しいです!」と数学の授業では見せたことのない表情で目をランランとさせながら語っていた。これも本人にとっては気になることなので、楽しいことだと思う。SixTONESの〇〇くんが気になる、エンゼルス大谷が気になる、隣のクラスの○○さんのことが気になる、、、。気になることがあってそのことを調べたり、想像することは楽しいよね。まあ「楽しい方の気になる」の場合だけどな。ヤバヤバだった前回の模試の結果が気になる、勉強しても覚えられない、いや覚えてもすぐ頭から抜けてしまう。これって伊藤先生が言っている若年性認知症なのかと気になる。などの「嫌な方の気になる」もある。この場合は悩んでどうにかなるのかを考えよう。悩んで何らかの解決法、あるいは和らげる方法があるのであれば悩むのは良い。しかし、解決法がないのであれば悩むのはやめよう。ぜひ「楽しい方の気になる」をたくさん持ってくれ。
さて、10月のスケジュールだが君ら中3生と1:1で面談を行う「二者面談」というのがある。どの高校を考えているのか。特に私立受験校についてだ。公立は2月まで考えれば良いが、私立は11月下旬には決めていなければならない。どの私立高校をどの入試方式で受験するのかを、一緒に考える。入試方式には「一般」「推薦」「特待」「公立併願特待」など、私立高校によっていろいろある。
なぜ、その私立を受験したいのかを聞くのでしっかりと考えておいてくれよ。あと、受ける可能性がある私立高校のオープンキャンパス、個別説明会などのイベントには参加するべし。必ず1回はその高校に足を運ぼう。やはり高校によって雰囲気が大きく違うものだ。設備面も違う、体育館、グランド、制服も違う。その高校に行けば肌で感じられる。進学実績やカリキュラム、学校の理念みたいなものはだいたいHPで確認できるが、「雰囲気」はそこに行かなければわからないものだ。ワシのようなものより、君らの方がよっぽど感受性が強い分、感じる部分が大きいと思う。できれば親も行ってほしいね。※ぜひワシがこのように書いていたことを親に伝えてくれ。
もしかしたら、自分が来年春に通うことになるかもしれない高校だ。しっかり見てほしい。まだ行っていないという人は必ず行ってくれよ。昨年はワシが今回と同じように伝えたのに、1校も行かなかった者が4名もいた。武蔵丸2枚をプレゼントした。彼らは悲しい顔をしていた。それはまるでカエルがヘビにゆっくりと丸のみされていく様子を見てる時の表情であった。アーメン。
数年前からちょっと気になることがあるのだが。ワシが生徒たちによくきくのが、「将来、何やりたい?」。これは大げさに言えば「将来の夢」である。まあ、夢と書いて「希望職種」と読むのかも知れんがな。この「将来、何やりたい?」の質問に昔は、「幼稚園の先生」「ゲームを作りたい」「薬の開発」「高校の数学の先生」「英語と接客が好きだからCA」などなど。なかには「中学の吹奏楽部の顧問」という回答もあったな。まあそれでもけっこう話してくれる人たちが多かった。これがここ数年、「まだ、決まっていません」と返してくる生徒が3分の2はいるんじゃないのかなー。なりたい職業があって、ワシに言うのが恥ずかしいから、という者もいるとは思うが、それでもあまりにも「未定」「わかりません」が多いのだ。もっと夢(希望)を持とうぜ、若者たちよ!消防士になりたいと今言っても、数年後に「やっぱりハヤサカで自転車売りてー。」でもOKだと思う。何でもそうだが、イメージと現実はけっこう離れているもんだ。調べたら労働のわりには給与が安すすぎてダメだ!だとか、頭がよくないと絶対になれない職業だとか、後からいろいろとわかってくることがあると思う。でも「そんなのカンケーねー」by小島よしお
※小島よしお…早稲田大学卒業、サンミュージック所属、お笑い芸人。2007年「そんなのかんけーねー」が流行語大賞10位に入賞、一発屋と言われているが2020年ユーチューブで「おっぱっぴー小学校」チャンネルを開講。型破りな「授業」が面白い上に分かりやすいと評判を呼んでいる。テレビで見ることはほとんどない。
親はついつい安定した職業に誘導しようとするが、まずは自分がどういうことに興味があるかが大事なんだよ。なりたい職に就いている人はほんの一握りだ。現実的には第2、第3希望あたりの職に就いている人がほとんどだ。
自分がどういうものに興味があるのか、何に向いているのかを考えよう。そして口に出そう。来月になってそれが変わっていてもかまわない。具体的じゃなくてもいいんだ。IT系のベンチャーに入ってガッチリ稼ぎたーい、外国で生活したーい、会社で働きながら、土日は好きなサッカーをやりたーい。 さあ、将来のことを考えよう。口に出そう。夢を持とう! さて、そろそろ今回9月の結果を発表だ。
●新みやぎ模試 8月度
 
全体 53 51 43 50 51 248
55 62 51 58 60 285
SS 51 54 54 54 54 54
そうそう、平均点プラス37点でした。そんでこれが今回、ハイッ。
●新みやぎ模試 9月度
 
全体 63 48 48 56 53 268
65 61 58 63 62 308
SS 51 56 55 53 54 54
県平均プラス40点ですな。まずまずというところだ。今回は夏期講習をすべて受け終わっての模試なので、7月と今回9月を比較してみよう。偏差値(SS)が2以上アップしていれば上昇、±1以内なら横ばい、2以上ダウンした者は下降として、割合を表した。上昇は38%、横ばい46%、下降16%。上昇がちと足りないな~。7月のおやじ~で書いた通り、誰かが上がれば誰かが下がるのが偏差値。全員が上がることはない。甘くなーい、少し位勉強してもちょびっとしか上がらなーい。それが偏差値。 7月から連続3回受験している者で今回がベストの偏差値を出したのはこいつらだ。       
  7月 8月 9月
A(鶴) 60 59 62
B(台) 57 60 62
C(南)
57 57 61
D(鶴) 57 59 60
E(南) 54 59 60
F(鶴) 52 54 55
G(南) 52 51 54
H(幸) 38 39 45
I(西) 38 37 42
J(鶴) 39 38 40
また今回受験者3801人中ベスト100位に入ったのはこの2名。
K(台) 454点 11位
L(八) 441点 37位
すげーなー。ここに名前が載っている12名はアイスプレゼント。
前述したが今度の10月模試が終わればその結果をもとに二者面談を行い、11月の模試で2回目の二者面談、そんで保護者との教育相談。そして学校での三者面談で私立受験校が決定!あと2ヶ月だ。ここまで迫ってきているのに、余裕をかましていられるのか?本当に今のままの勉強で行きたい高校に受かるんですかね?平日2時間、休日で4時間程度の勉強では7月ならともかく10月では現状維持ができるかどうか、というところだ。受かりたいなら勉強すれば良いし、どっちでも良いなら無理しない範囲で勉強していればよい。しかし、それで不合格でも文句は言うなよ! でも、やっぱり不合格は嫌だよね~。受かりたいよね~。だって、来年4月からの3年間通う学校だ。ここからの5ヶ月間をどのように過ごすかで、決まってしまう。やろうぜ、みんな!次回は自己ベストの偏差値をたたき出そうぜ!そんでアイスをもらおうよ。そのためにもまずは休日の勉強量を上げていこう。今までの模試の復習からやってみよう。
 

今週と来週…

2022.09.06

鈴木です。
今週と来週、多くの中学校で前期期末考査が行われます。


先週の土曜日に1回目のテスト前補講を開催しました。
テストまで日数があるし、この日は南光台中が文化祭があるし、あまり参加者がいないかな?と懸念していましたが…
なかなかの人数が参加してくれました♪

文化祭が終わってから補講に参加する強者(ツワモノ)も何人かいて…
みんな、やる気があってよろしい!!


明日の夕方には第一回プチ授業(テストが今週の中学校が対象)、土曜日の午前中には第二回プチ授業(来週テストがある中学校が対象)を開催します。
土曜の午後は中3の特別講座・日曜の午前には中3の模試・そして午後にはテスト前補講と、今週末は(特に中3は)強制勉強時間が設定されてしまうので、来週テストがある生徒たちは、しっかり計画を立ててテスト勉強を進めてほしいです。
いつもの5教科以外の教科まで仕上げなければいけませんからね。


……テスト2週間前に「もう間に合わない」と言っている生徒もいますが、1日何時間勉強するつもりなのですかね?
普段あまり時間をとっていないのでしょう。
そのままいつもと同じペースでやっていては当然間に合いませんね。
ペースを上げるのはもちろん、2週間前よりも早くテストに向けて勉強を始めてくれれば問題ないはずなのですが…
何度経験しても同じ過ちを繰り返してしまうのですね…(涙)


「もう無理だぁ~」

……そう言っている暇があったら英単語の1つでも覚えましょう。
1歩1歩進んでいくしか無いのですから。


目指せ自己ベスト更新!
目指せ納得のいく点数!
目指せ満点!!

自宅学習&明日の補講&今週末の補講(質問)で、今回のテストも乗り切ろう!



【 高校生対象の補講は来週末と再来週末に開催する予定です♪ 】



10月の秋休み前にもらう通信簿が良い結果となりますように……。

 

おやじから一言2022VOL2

2022.09.02

伊藤です。「おやじから一言」の8月号です
 
えー、vol2ということは当然vol1がありました。今回、初めてこれを読む人もいるので、簡単にこのおやじから一言を説明しよう。「おやじ」とはワシ、伊藤のことである。伊藤が新みやぎ模試の結果について本音でズバッと語る場がこの「おやじから一言」で、模試の結果が出るたび発行となる。
 さて、夏期講習も終わり、中学校生活も始まりましたな。夏休み中、駅伝の練習をしていた人たちは大変でしたね。忙しかったな。夏期講習と駅伝練習とでは厳しかったと思うよ。もうすぐ本番です。選手に選ばれなかった者もいるだろうが、駅伝の練習でヒーヒー言いながら走ったことは決して無駄な経験ではないと思う。他の人たちが経験できないことをできたわけで、このような経験は後で必ず活きてくるものだ。選手に選ばれなかった者として正選手たちに大きなエールを送ってくれ。選ばれた人たちは選ばれなかった者たちの分まで走るつもりでしっかりと体調を整えないとな。
 この夏休みは例年になく翻弄(ほんろう)された夏休みでした。誰に翻弄されたというと、コロナ野郎です。新型コロナが宮城県で3000人以上の日が続き、4000人オーバーという日も何日かあったよね。本当にドキッとしてしまう。この夏期講習中にウチの会員で感染してしまった生徒・児童は6人、「家族が感染してしまって〇日まで塾に行けません。」というように濃厚接触者になってしまった生徒・児童が6人。また講師でも1人が感染してしまった。朝、早い時間に電話が鳴るとドキッとしてしまう。もうこうなると誰が感染しても全くおかしくない状況である。しかし、かからない方が良いに決まっているので、やはり、マスク、消毒、換気等やれることはやっていきましょう。ウィズコロナという言葉がありますが、避けたいですねー。デス(death(死) )コロナの方が良いな。当然ですが一人でガツガツとする勉強はコロナ感染という視点から考えれば非常に安全ですな。誰かとペチャクチャと話すこともなく、不特定多数の人達が使ったペンではなく自分のペンを使用し、黙々と進めていける勉強。むむ、これは素晴らしいではないですか。家で一人で勉強している間はほぼ「絶対に」と言って良いくらい感染しないのです。これはナイスだぜ。さあ、やろうよ勉強、感染が怖いなら、絶対勉強だよ、安全だぜー。
 中学生活もあと半年とちょっとになりましたな。実力テスト、期末試験、文化祭など君らの中学校での行事が一つずつ消化されていく。大人になって中学時代を振り返った時、楽しい思い出があればうれしいよね。これからの学校生活ではいろんなことに積極的に動き、思い出を作っていこう。友だちとの共通の話題をたくさん話して大いに盛り上がろう。ワシの中学3年の時の思い出は大きなもので4つある。①野球部なのに陸上部員として県体出場 ②修学旅行実行委員ではないのに旅行業者との打ち合わせの担当 ③土曜日3週連続学校のガラスが割られる事件 ④(友人の)セッツが仁美ちゃんへの思いを放送。  何?聞きたいだって?んだば一つだけ話そう。どれが良い?まあ、中3だからねー。何年か前にこのおやじから一言で書いたやつがあって、④の「セッツの仁美ちゃんへの思いを放送」 でしたな。これにするか。
中3時にワシに「セッツ」というあだ名の友人がいたのだが、セッツは同じクラスの仁美ちゃんが好きだった。それをぶちまけようと、我々「悪の組織」が公開処刑をおこなったのだ。土曜日の午後だ。当時は土曜でも午前中に4コマの授業があり、給食なしで掃除して終了。そんな土曜の午後だ。悪の組織5人とそうでもない者数名とセッツは土曜午後のたまり場である放送室の中でたわいもないことをダラダラと話していた。悪の組織のナンバー3である伊藤はナンバー1と2と一緒にいたずらを考えた。セッツに仁美ちゃんのことをどの程度好きなのかを語らせ、それを校内放送しようと、、、、。 土曜の午後は先生方が2人位しかいない、しかもテレビがある応接室にこもっていたりするのだ。今では考えられないだろうが、それが「昭和」なのだ。悪の組織のナンバー1,2がセッツをガンガン質問攻めにしていった。「なんだセッツは仁美ちゃんのことその程度なのかよ。もっと本気だと思ってたよ。」などとナンバー2がセッツをあおる。ナンバー1もセッツに「どこが良いのよ。全部言ってみろよ。」とバンバンつっこむ。バックミュージックはイエローマジックオーケストラが流れている。(知らねーだろうな、検索)  話が盛り上がってきた頃に、職員室以外の特定の教室にその会話を放送したのだ。ボリュームは下げぎみだ。各学年1クラスずつの小さい中学。その日は部活なしの日、その土曜午後に校内にいるのはおそらく2、30人だろう。中3生は残って勉強している者がけっこういたような気がする。仁美ちゃんへの思いを照れながらも語るセッツ。それを深堀りしてさらに語らせるナンバー2、大きくうなずくナンバー1、そしてその他3人。ナンバー3の伊藤はスイッチャーとして中1、中2、中3の教室、マルチルーム限定で流す。セッツはかなりノッてきた。「だって髪型もなんか良いじゃん、、、、」生中継のセッツの告白。仁美ちゃん及びその友人たちは我々の中継を妨害すべく放送室にやってきた。しかし、放送室には鍵をかけておいたので、しかも防音対策十分なので、こちらからの放送に影響はなかった。一通りセッツが仁美ちゃんに対する愛を語ったところで終了。放送室を出るとそこには仁美ちゃんとその仲間たちがいた。セッツはことのいきさつを知り、顔を真っ赤にしながら『オーマイガッ!ノー!』と何回も叫んでいた。 そしてナンバー1に蹴りを数発入れたのだ。  終
ワシは小学校から大学までの学生時代のことをけっこう覚えている。それは楽しいことや辛いこと、ハプニングがいくつもあったからなんだろうな。大人になって中学時代の友人と「あの修学旅行の時に露点風呂入ったさ、その時マコトちゃんがさ、、、」なんて語れるのは楽しいものだ。ぜひ君らも残りの中学生活で思い出となるようなことをたくさん作ってほしい。そのためにも前述したが何にでも参加することが大事。しらけた目で「自分に関係ないし」「別にいいや」なんて消極的だと大人になって何も思い出に残っていないぞ。たくさん楽しい思い出を作ろうぜ。 
 さて、9月11日は模試である。今回ダメだった人も何とか次は結果を出したいところだ。前回のおやじ~でも書いたが、偏差値は誰かが上がれば必ず誰かが下がるものだ。全員が上がることはない。自分の今の勉強で本当に上がるか?その勉強量で上がるか?模試は言い訳なしの結果がすべてだ。ここが当たっていたら…、本当はわかっていたんだけど…、初めは5って書いていたんだけど…。そんな言い訳は通用しない。入試で見られるのは結果だけだ。
さて、そろそろ今回8月模試の発表だ。と、その前に前回7月の結果を見てみよう。
●新みやぎ模試 7月度
上段:受験者平均点 中段:塾生平均点  下段:塾生平均偏差値
 
全体 60 53 51 57 47 268
62 63 60 63 57 305
SS 51 54 53 52 54 54
全体的にバランスはとれていましたな。県平均プラス37点でしたな。そんで、今回は…
●新みやぎ模試 8月度
上段:受験者平均点 中段:塾生平均点  下段:塾生平均偏差値
 
全体 55 51 43 50 51 248
55 62 51 58 60 285
SS 51 54 54 54 54 54
まずまずですな。若干国語は悪いが今回もバランスは取れている。
全体のSS(偏差値)は54で変わらず。まあこれはまだ夏期講習が終わっていない時に受験したものだからね。パーフェクトマスターを受けた後のものではないので、次の9月に期待しようではないか!
さて今回素晴らしいことに受験者5893人中5教科順位が100位以内の者が3人いた!スゲーよな。
AAAAA(台) 468点  3位
BBBBB(八) 437点 36位
CCCCC(南) 425点 85位
いやー素晴らしいですね。そして7月と比べて5科偏差値が4以上アップした者たちが10人もいる。なかなかそこまで上がりませんぞ。たいしたもんだパチパチ!
 
  7月 8月 増加
AAAA (台) 70 74 +4
CCC (南) 65 69 +4
DDDDD(南)  61 67 +6
EEEE(台) 58 64 +6
FFFFFF(台) 56 61 +5
GGGGG(南) 54 59 +5
HHHHHH(南) 54 58 +4
JJJJJJJ(西)  45 49 +4
KKKKK(南) 38 44 +6
LLLLLL(鶴) 29 36 +7
 (実際には実名が書かれています)
このページに名前が出ている人にはお菓子をプレゼント!
今回上がっていない、つまり下がった、横ばいの人はちょっと考えてほしい。本当に頑張ったか?手を抜かずにやったか?もし、手を抜かずにやっとよ!というならばもう少し続けよう。おそらく今後2回以内には結果が出てくるだろう。しかし、そんなにやっていない、あるいは上がった連中のなかでもなんとなーくたまたま上がったという者もいるだろう。ここで努力しないと下がるのはアッという間だぞ。勉強は筋トレと同じだと思う。1,2週間頑張ったところで目に見える結果は得られない。2、3ヶ月続けてようやく結果が出てくるものだ。スグには上がらないのが学力、試験の結果である。さあ、次は9月11日だ。期末試験の勉強もしなければならない。しかも期末とみや模試の試験範囲はほとんどが別。頑張るしかないよね。やるしかない!学校の授業、塾での授業を大事にしよう。質問大歓迎!バンバン聞いてくれ。

おやじから一言2022VOL1

2022.08.04

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
 
 
みなさんはこの「おやじからの一言」について簡単に説明しよう。
「おやじ」とはワシ、塾長伊藤のことである。伊藤が新みやぎ模試の結果について本音でズバッと語る場がこの「おやじから一言」で、かなり昔(15年以上前)から書いている。だから、君らの兄ちゃん、姉ちゃんで昔、ウチの塾に通っていた者がいたら、もしかしたらこの「おやじ~」を覚えているかもしれない。
この「おやじ~」は新みやぎ模試の結果について書くわけなので7月からは月1回の発行になる。文章は伊藤が自宅で焼酎、またはハイボールを飲みながらキーを打つことが多いので、常体、敬体が混在する時があるが、あくまでワシのひとり言なので許してくれ。これは君らに配布するものであって、君らのお母さんに対してのものではないので、母親に渡す必要がない。したがって、読むのも読まないのも君らの自由。捨てるのも自由である。成績が上がったら、その者の名前を出して褒めるし、怠けてるなコイツ!とワシが思えば名指しで怒る。ぜひ良い方で名前が出るよう頑張ってほしい。そうそう、これはウチのホームページのブログにも載せるのだがそこでは名前は伏せている。Aくん、Bくんという表示になる。
さて。いよいよ中3最後の夏休みに突入しましたな。部活で県体出場者が数名いた。悔いなく戦えましたか?良い経験になったことだと思う。お疲れさまでした。そうそう先日南光台中男子剣道部が団体で東北大会出場というニュースを聞いた。8月上旬に行われる東北大会での活躍を祈る。本当にすごいことですな。悔いなく自分の力を存分に出し切ってきてっくれ。
ところで、夏休みに入ってもう何日経った?今日は何日だ?カレンダーを見てくれ。思うように勉強は進んでいるだろうか?み自分からすすんで勉強に向き合っているだろうか。この夏、受験生としてやらなければならないこと、考えなければならないことがある。それは「学力を上げること」と「受験したい高校を公立、私立それぞれ数校に絞ること」
である(特に私立受験校については早く絞ってくれよ)。そして、目標をもって残りの夏休みを過ごしていってほしい。今は夏休みで学校の授業がない。だから「差」がつくのだ。普段の学校がある時は朝から15時半くらいまでみんな同じ授業を受けているのだから、そんなに大きな差はつかない。しかし、夏休み中は1日24時間×約1ヶ月がフリータイム。1日3時間しか勉強できない奴と8時間勉強した奴では差が1日5時間。それが1ヶ月となると150時間分以上の差がつく。勉強は時間だけが勝負ではないので単純にこのようには計算できない。しかし実際は150時間の差ではなく300時間以上差がつくのだろうね。1日8時間勉強できる奴はきっと目標や考えがあって頑張っているのだろう。そうでなければなかなか8時間という時間はキツイよね。一方1日3時間の者は塾の予習や宿題、夏休みの宿題のみなのだろう。「言われた分は最低限、やってまーす。義務だからやってマース」なのではないだろうか。この2つのタイプの者の差が1日5時間だけとはとても思えない。2倍くらいの差はついちゃうんだろうね。
 言われたから、義務だからやる奴と自分から積極的に進む奴とは君らが思っている以上の差がつくのだ。今まであまり勉強の習慣がない者でもこの夏休み中に、習慣のきっかけ程度でも良いから身につけてほしいものだ。
ところで、毎年1回目の「おやじ~」に書いているのだが、「成績が上がる」とはどういうことなのかを話そう。(毎年のことなのでここからしばらくは昨年のコピペ)
「学力(得点)が上がる」と「成績が上がる」では意味が違う。「成績が上がる」は「偏差値が上がる」という意味と同じであると考えて良い。んだば、偏差値とは何ぞや? ちょいちょい授業中に話しているがあらためてここで整理しておこう。
偏差値はSSと書いて表現することが多い。まあ、これは覚えておいてくれ。まず、君たちに尋ねよう。ゆっくり読んでくれ。前回の数学のテストで78点を取った。その時の平均点は65点。今回は72点だった。平均点は60点だ。これって上がったの?下がったの?それとも横ばい? わからないでしょ。前回よりも6点下がったとはいえ、平均点が5点下がっているし…。答えは「これだけではわからない!」です。なんかインチキくせーなー、と思うかもしれんが、本当にそうなのだから、しかたがない。平均点から自分の得点の間に受験者全体のどれくらいの人がいるかが大事なのよ。と言ってもさっぱりわからんだろう。そこで偏差値というものが活躍する。単純に偏差値の数字が上がっていれば上昇。下がっていれば下降なのである。今後、模試を受け続ける限り、ずーっとまとわりついてくるのが偏差値(SS)だ。さて、もう少し説明しよう。これから高3までの模試の判定票には必ず偏差値が載っていて、その数字で合格率が判定されるのだ。偏差値は平均点を取った人がいつも50で表される。平均54点の時に54点を取ったら偏差値は50!平均点が68点の時に68点を取ったらもちろん偏差値50!そして、成績が上がったかどうかを見るには偏差値を見れば一発で分かる。前回5教科の偏差値が45だったのが今回は48。これは「上がった」ことになる。もし今回が44ならば「下がった」ことになる。点数を見るよりは偏差値を見た方が上がったか、下がったかがわかりやすいのだ。便利だな。
それでは次に「成績が上がる」とはどういうことなのかを話そう。「成績が上がる」とは「偏差値が上がる」ことである。一般的に、「得点が上がる=偏差値が上がる」と思われがちだが、そうではない。学力(得点)が上がっても偏差値が下がることはあるのだ。
図1(略)
この図を見てくれ。時間が経てば学力はつく。当たり前だ、勉強してアホになる奴はいない。縦軸に学力、横軸に時間をとったグラフで考えたときに、宮城県で真ん中の生徒が常に偏差値(SS)50なのだ。SS50の生徒の傾きとA君の傾きは同じ(差が一定)なので、SS55ではじまったAくんはずーっと55のままなのだ。B君は緩やかに学力は上がってはいるもののSS50の生徒と差が少しずつではあるが広がっている。これは下がっていることを意味している。ウチの夏期講習受講生全員の偏差値が上がるかと言うと、そうではない。さっきのグラフを考えたら、そんなわけないことが分かるだろ。そんなに甘いものではないことがわかってきたと思う。次の図のC君のように宮城県でど真ん中の生徒よりも傾きを大きくしないと偏差値は上がらないのだ。
図2(略)
前のグラフのようにA君は横ばいなのよ。B君は下降。このグラフのC君のようにグイッと上げていかないと「成績が上がった」ことにはならないのだ。普通に勉強をしていても偏差値は1も上がらないんだからな。成績を上げるというのは本当に大変なことなんだ!繰り返すがただなんとなく言われたことだけをしていては偏差値は上がらないからね。ここ数年のウチのデータだが、7月と9月との偏差値を比較すると、夏期講習受講生の約6割がSS3以上のアップ。4割が横ばいか下降。全員のSSが上がったことは一度もない。これが現実である。この夏、何をしなければならないのかを考えて、実際に行動しなければならん。わからないところの質問はいつでも受け付けるぜ。バンバン質問してくれ。
さて、今回7月模試の結果です。
●新みやぎ模試 7月度
上段:受験者平均点 中段:塾生平均点  下段:塾生平均偏差値
 
全体 60 53 51 57 47 268
62 63 60 63 57 305
SS 51 54 53 52 54 54
7月模試を受験した人たちの家にはすでに判定票が届いていると思うが、しっかり分析しろよ。判定票には「受験者正答率」が載っている。その部分を見れば、たいして難しくない、みんなが当てている問題をいかに落としているかがすぐにわかる。そこを見直すのだ。見直すことにより自分のミスの仕方のパターンもわかってくるようになる。それがウルトラ大事!次の模試は8月11日だ。そんなに時間はないぞ。
さて、今回400点オーバーだった者は5人。
名前(中学) 得点 偏差値
AAAA(台原) 463点 70
BBBB(南光台) 416点 65
CCCC(南光台) 414点 65
DDDD(附属) 409点 65
EEEE(台原) 405点 64
 
模試の試験範囲は広いから、しんどいのはわかる。しかし、そういう問題に慣れていかなければ、入試は突破できんぞ。やるしかない、この夏どこが分かっていて、どこができないかを把握する。授業中「大事だ」と言われたところはその場で理解する。わからなかったら即質問。 さあ、まずは目の前にある夏期講習のテキストをしっかり学んでいこう。
 
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