進研学習会ブログ

中3生自宅で朝自習のススメ

2021.02.17

伊藤です

昨年はコロナの影響もあり、おととしまで行っていた公立受験直前の朝学習ができなかった。

(もとはと言えば、中3生が夜遅くまで勉強しているのを朝型に切り替えさせるために始まった)

朝学習とは朝6:40~7:45に塾で数・理・社の3教科を20分ずつ授業をする、その後に台中生と鶴中生は

我々講師が中学校までクルマで送っていくということをしていた。夜型のワシらにとってはまことにハードな

ことを14年間続けていたのだが、昨年はできず。今年もちょっとやれないので、それに代わる何かないかと

と考えていた。

んだ! 休校期間にZOOMで授業をしていたな。んだばそれを朝やるべか? 待てよ、自習の方が良いか?

朝型にするのが第一の目的なわけだからなー。数学だ、理科だと特定の教科をやるよりはそれぞれやりたい

教科をやる方が良いだろう。

んだば、まずは中3生に聞いてみるべ。

2月15日21:30 「ちょっと聞いてくれ、お前たちを朝型にするべくZOOMで朝自習をやろうと思う。
まずはテストとして明日の朝やる。参加する奴いるか?6時30分~7時20分だ。」

「えー、明日からは無理だよー」「急すぎるー」「来週からやるー、明日はやらなーい」というような

意見もあれば「私参加します」「俺も」というように手を挙げたのが全部で7人。

「んだば、明日その7人に招待メールを送るからな。まずは1回やってみて感想を聞くよ」

16日6時15分 ZOOMの招待メールを自宅から送信。入室してきたのは5人。

「じゃあ、始めるか。何をやるか一人ひとり聞くぞ。」

「はじめるよ、50分集中してやっていこう。カメラはON、マイクはOFFね」

真面目にやっていますねー、さすが自分から手を挙げた連中ですな、と感心した。

17時21分「はい、おしまいにしよー。みんな集中してやっていたねー。次回については

あさって木曜に話をするよ。じゃあ、学校に行く準備をしてめし食っていってらっしゃーい」

「ありがとうございましたー」との返答。

入試までちょっと続けてみようかな、と思った。

 

 

おやじから一言2020 VOL8

2021.01.27

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。また、HP上ではVOL6の次にVOL8になっていますが、VOL7は中3生に送る年賀状になっています。10pt.の大きさでビッチリ書いて送っています。

さてさて1月9日に冬期講習が終わり、そんで私立推薦・特待入試が1月13日におこなわれた。我がシンケンズからは5名がエントリーし、無事全員が合格した。私立の推薦は評定などの基準がありそれをクリアし、中学校長が推薦してくれればほとんどの場合、合格となる。まあそれでも本人から「合格しました」の声を聞くまではちょっと緊張するものだ。まずは皆さん合格おめでとう。その5名の進学先高校はコチラ。
榴ケ岡  TGコース 1名
古川学園 普通科   1名
常盤木学園 リバティ 1名
東北学院 TGコース 1名
生文大高 美・デ科  1名
また私立が第一志望ではないが、東北高校を「公立併願特待入試」を受験したものも3名いる。その名前のままだが「公立を受験しても良いよ、だけど公立が落ちたらウチに来てね。約束だよ。評定基準と1月13日の3教科の得点しだいでは授業料を免除、あるいは半額免除にするからさ。」というものである。
創進コース S特待  1名
創進コース B特待  1名
文理コース B特待  1名
受験した者たちに受験日の話を聞くと、試験の出題範囲外からの出題があり、「第〇問はやらなくて良いです。全員加点とします。」などとマヌケなことになったみたいである。創進・文理コースという進学コースの選抜をするテストでもあるのに本当に問題のチェックが甘いですな。
他にも城南でも公立を受験できる単願入試というものが行われた。こちらは1名がエントリーし、無事合格。
科学技術コース   1名
1月の中旬に行われる私立の推薦・特待入試でこのような公立を受験しても良い、という入試が行われるようになったのはいつからだろうか。6、7年位前からだっけかな? 本来1月中旬に行われる入試は推薦・特待入試なので、そこで合格したら、そこで受験は終了。はい、その学校で頑張りなさいよ。というものが本来の推薦・特待入試である。それを城南高校が入学を義務付けない入試にしたのだ。少子化が進むなか2月の一般入試前に受験者(入学者)を確保するために行ったのだろう。明らかにそれまでの私立受験のルールからは外れていた。しかし、それから数年経ち、他私立でもこのような1月中旬の推薦・特待入試を合格しても入学を義務付けない高校が数校出てきたのである。これも少子化の影響なんだろうね。
 大半の人は2月2・4日が入試スタートということになるのだが、今から2日までに何をするべきかを話そう。まあ、あまり時間がないが、それでもこれくらいのことはやれるハズ。
私立過去問のおさらい。すでに1回はやっているので、やるべきことは1回目に間違った問題をもう一度解く。全部でなくともOK。ミスした問題の半分ができるようになっていれば十分だ。できなかった、わからなかった問題が数学で10問あったら5問できるようになっていれば良い。全部当てないと!などとは考えない方が良いぞ。
私立過去問ではないが、12月・1月模試のおさらい。同じくミスした問題の半分ができるようになっていればOK。
英単語、漢字の練習。
ぶっちゃけ、私立はほぼ確実に受かります。自信あります。という人は理社の勉強を強化する。暗記がメインの教科なので3月の公立受験のことを考えるとそちらを見据えて理社を勉強しよう。私立は英数国の3教科のところがほとんどなので、ついつい理社がおろそかになりがちだ。もう私立は受かる予定です、という人は理社の勉強をガツガツやっていこう。
君らの中には今、ワシが書いたこのことをすでにやってしまっている者もいるだろう。そんな人は書店で問題集を買いましょう。普通の単元別に載っているものではなく、入試予想問題というようなタイトルのもので、全範囲が載っているものが良いね。模擬試験タイプのものだな。問題集を購入するときに意識しなければならないのは、「解答」のところだ。ここを見てわかりやすいかを確認するのだ。解答が分かりにくいと本当にイライラする。まあ、すでにそんな問題集を買ってしまっているのなら、わからない問題はワシらに聞いてくれ。
 入試というのは本当に緊張するものだ。ただ、緊張が大きいほど、狭き門であるほど、合格の時の喜びは大きい。今度の2月2・4日の私立受験校が第一志望の高校でないならばそんなに緊張することもないのだが、そうもいかないよね。生まれて初めての受検です!という人も多いよね。緊張して当たり前だわな。んだば、緊張を楽しもうぜ。「えー、結構オレ緊張しているよ。やべー、なんか頭がカーっとしてきたぞ。いやーなんか落ち着かねー」というように自分のその気持ち、様子を解説するのだ。アナウンサーのようにね。これだけでも楽しめる。(ワシは結構この緊張を楽しめるタイプなので得な性格だと思う。)
そうそうここで言っておかなければならないことがあった。私立の合否の発表が2月6-9日にあるのだが、これによって私立第一志望の者は受験終了!推薦・特待合格者を加えるとおそらくクラスの2割位の人はここで受験終了!そうなってくると悪魔のささやきが聞こえてくるようになる。「今度の日曜、ラウンドワンに行こうぜ。大丈夫、コロナとかマスクで十分だって!」「スイパラ行こうよ」「俺、ほとんど勉強してないけどツツジ受かったし、〇〇なら泉の普通科なんか楽勝だって、1日だけ遊ぼうぜ」恐ろしい、ささやきである。もし、そんな無神経な奴がクラスにいたら首からニンニクをぶら下げ、十字架を持ち「怨霊退散!」と叫びながら、そいつのおでこに十字架で傷をつけてニンニクをこすりつけてやれ。「ウザい!」という言葉はこういうヤツが当てはまるんだろうね。
「入試」という制度の良いところは何だと思う? 制度・ルールの話だ。ワシは入試の最も良いところは「公平」という点だと思っている。公立高校だと内申と入試時の得点が3:7とか4:6とか事前に公表されている。つまり入試の時の得点だけではなく中学3年間の生活態度や、成績がきちんと評価の対象になっているのだ。貧乏、金持ちの差もなく親の身分の差も関係ない。顔の良し悪しも関係なし。目が大きくてパッチリしているからプラス5点!ということもない。なんかチャラいからマイナス10点!ということもない。本当に公平だと思う。公平ということは言い訳ができないということだ。だから、その日に向けて体調を整え、真剣に挑んでほしい。入試が終わった後、「これでダメだったらしかたねーな。」と思えるくらい全力で挑んでほしい。そんな入試にすることができたら、仮に不合格であっても「次」につながる良い入試であったと。言えるんじゃないかな。(まあ、合格が一番良いんだけど…)
んだば前回12月の結果を振り返りつつ、1月模試の結果を見てみよう。
12月度
  合計
全体 55 48 47 53 54 257
53 54 47 55 56 266
SS 49 52 50 50 50 50
んだんだ、こんな感じだった。イマイチだった。そんでこれが今回。
1月度
  合計
全体 55 49 52 46 53 255
54 54 54 53 56 270
SS 49 52 50 50 50 51
むむー、こんな感じでしたか。
まあ、言いたいことはもう言ったので、あとは各自が第一志望の高校にこだわりをもって、「何が何でも受かってやるぜ!絶対に合格じゃー、ドスコーイ!」という気持ちで公立受験までの残り40数日を駆け抜けることができるかだ。とりあえず今は私立入試に集中だ。スライドなしでズバッと合格しよう。そして気持ちよく公立高校の受験に向かっていこう。
君を応援している家族のためにもここはもうひと踏ん張りしなくてはいかんぞ。あきらめてもいかんぞ。毎日ギリギリまで自分を追い込んでも勉強するんだ。それが自分を応援してくれる人への礼儀だからな。さあ、やれやれ、死ぬ直前まで勉強じゃ!   
お知らせ
今回のみや模試の集計データが閲覧できるのでぜひ見てくれ。志望校別得点分布などはとても良い資料になるぞ。「宮城新教育」で検索。“新みやぎ模試速報7”をクリック。パスワード画面で 「miyamoshi7」期間は1月29日から2月20日まで。
 

新年、あけました…

2021.01.11

鈴木です。

新年あけまして
 おめでとうございます

……3ヶ月ぶりに登場です。


2021年になりましたね。
今年は良い年になってほしいものですが
(昨年はコロナ的な意味で良い年ではありませんでした)
さてさて、どうなることやら。

昨日、仙台市で成人式が無事に行われたようです。
今朝出社してみると、入り口のドアのところに『懐かしい名前』とともに置き土産がありました。
久々に会いたかったですが私は休みの日…
塾長もタイミングが合わなかったようで…
ぜひ後日また顔を出してほしいものです。

 お待ちしております♪


冬期講習会が終わり、個別・集団とも先週末の金曜日から通常授業が始まりました。
冬期講習後に中1・中2の模試が水・木とあったので、金曜日が授業日だった人は連日参加となりました。
久々の通常授業でしたが、「忘れていました(汗」ということもなく、みんな休まず出席してくれました!
体調管理が難しい冬場ですが、このまま健康で過ごしていきたいものです☆


昨日は中3の模試が行われました。
自己採点結果を見ると、前回の模試よりは得点が高そうです。
早い人は明後日の水曜日から入試が始まります。
勉強面でのフォローなら、いくらでも力になります!!
どんどん声をかけてくださいね。


高校生は今週末に『共通テスト』が行われます。
受験生にとっては本番直前となっています!

……今週末は天気予報があやしいようです(北日本は特に荒れるらしい⁉)。
実力を十分に発揮できてほしいものです。


今年は年末年始(12月)から雪が多いようです。
気温も例年に比べて低い日が多いようです。
(体感でもそう思います)

ウチの子たちにとっては雪遊びができて良いようですが、通勤時間が片道1時間の私にとっては危険度が高くなるため勘弁してほしいです。
※積雪を楽しむべく、数十年ぶりに先日『足跡もない雪の積もった田んぼ』に寝ころびました♪

……天気がすごく良い日だったので、青空の青さと背中の積雪の白さを楽しみました!

田舎に住んでいればこそですね♪






 

おやじから一言2020 VOL.6

2020.12.25

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。

 さて、冬期講習が始まりました。本当はガツガツと君らを苦しめたいのだが、今年はなかなかそうはさせてくれないようだ。とにかく、冬休み期間が短かすぎるのだ。例年通りの集団ゼミの授業数を確保しようと思うと19日から始めるしかなかった。個別ゼミ生の授業時間数も例年の半分程度しか取れない。もっとゆとりをもって私立過去問演習をさせたいのだが今年はそうもいかない。先日、君らに私立の過去問演習スタートの号砲を鳴らしたのだが、順調に進んでいるだろうか。大事なのは丁寧にやること、時間を計ってしっかりと集中すること、採点を丁寧にすること。そうそう、自分の健康管理をしっかりやってくれよ。それも「受験生」として当然の行い・心構えだと思う。
 私立一般入試まであと40日ちょっとなったな。なんか、カウントダウンみという感じですな。私立入試では本番で6割を取ればまず受かります。特進ならば7割かな。私立の問題はたいてい教科主任が中心となり作成するのである程度パターンが決まってくる。例えばワシが数学の入試問題を作るとなると、図形の円に関する問題をラストの持ってきて(1)から(5)にかけて徐々にキツくしていく。文章問題はまあ、教科書レベルだな。因数分解は、ややムズのレベル。関数は1次関数と2次関数の混ざった問題。 と、こんな風になっちゃう。ぜひ、作る側の癖を見抜いて欲しい。また、キツイ問題が第何問にくるのかも意識してみよう。常盤木の数学は最もキツイ問題が2枚目の左から2、3番目の列、下段に来ることが多い。また、高校によっては国語の文学史、理科の環境問題を毎年出題するところもある。
ツツジのように古文を20数点の割合でガッチリ出してくるところもあれば、全く出さない高校もある。ただ、過去問をこなしていくのではなく、その高校のクセ、つまり傾向を探りながら進めていこう。
 12月13日仙台で初雪を観測した。例年より19日も遅い。本当に遅いと思っていましたよ。例年だと11月中旬に初雪が降り、おっとタイヤ交換の時期ね!解氷剤も用意ね。という感じだ。ころが今年は違った。「なんか今年は雪が遅いね。このまま暖かいまま1月になるんじゃないのかい」などと思っていたのが、一気に「冬」が来た感じだ。13日(日)から今日(18日(金))まで寒い日が続いているぜ。クルマの温度計がマイナス3℃の表示。ひょえーっ!もう完全に冬だぞ。昨日、つまり17日(木)なんかは大雪ですぞ。観音様近くの我が自宅では30センチ近く積もったと思う。雪かきが大変でした。顔や足が冷たい。「冬」を肌で感じました。ニュースで関越道で100台近くが大雪のため高速道路上で立ち往生、というのを見て、目でも「冬」を感じました。
 冬期講習は忙しくなるぞ。私立過去問演習も同時にこなしていかなくてはならない。もちろん冬期講習の予習、宿題もこなしていかなくてはならない。とにかくやることが満載なのだ。次の模試は1月10日だ。今回以上の結果が出ることを期待していますよ。ガンガンやろうぜ。世の中こんな状況だから大晦日、元旦はおとなしく家にいることになるだろう。もちろん2日の初売りなんぞに行けるはずもない。つまり、正月は勉強し放題!ということになるのであーる!イエイ!思う存分勉強するがよい。ワシらもプッシュするぜ!授業を真剣に受けよう。分からないところは質問する。そのままにしない。宿題は翌日提出。遅刻はしない。メシはきちんと食べる。手洗い、消毒、マスクをする。こんな当たり前のことをやっていればまだ上がる。あと偏差値2は上がる。たった10日間の冬期講習、丁寧に毎日の学習を進めよう。勉強以外のことは考えるな。「ガキの使いやあらへんで」は録画して3月の入試後に見ましょう。年賀状は書かなくて良い。もし、友だちから年賀状が届いて、受け取ってしまったら書かなくてはならなくなるので、その時間がもったいない。その時は仕方がないから勇気を出してその年賀状に「受け取り拒否」と赤のペンでオモテ面に書いて投函だ。相手に戻るので、一件落着。友だちがちょびっと減ってしまうが合格の為なら仕方がない。
 今年の中3生はなぜか国語が弱い。昨年の全国模試を同じだ。カズト先生がかなり考えて授業を組み立てているようだが、なかなか結果が出ないようだ。おそらく君らの代の国語力は過去最低に近いくらい悪い。これが他教科にも影響が出ていることは間違いないだろう。国語が苦手な人たちの共通点は想像することが苦手。これは国語の話だけではなく、これから生活する上でちょっと意識してほしいのだが、今までのさまざまな経験で「やったー」「えーガッカリ」というような感情を持った時、もう一歩踏み込んで、それがなぜそうだったのか、という理由を言葉として整理する癖をつけておきたい。できれば文章にするとさらに良い。昔、全国の小学校の(一部の)先生で「1行日記」が流行った時期がある。1日の中で最も大きかった出来事を1、2文にして毎日書くのだ。すごく良かったと思うのだがなぜかすたれてしまった。君らはもう中3生だ。友だちや家族などのような親しい人との会話だと何となく雰囲気で「キモいよね」「ヤバイよね」「信じられない」などの言葉の連発で少ない語いで話している者が多いと思う。実際、それで通じるから本人は問題なしと思ってしまうのは仕方がない。だが、それではちょっとマズイことになる、というか損をする場面が出てくると思うね。語いが少ないものはまず作文、小論文を書くのがヘタである。いま、大学の推薦入試、パワーポイントを使っての説明など文章を書く必要性が求められる場面が多いのだ。「えー信じられなーい」と口にしたら、何がどのように自分にとって理解できないことなのかをちらっとでも考える癖をつけてくれ。それだけで文章力は上がるはずだ。
さて、そろそろ12月度の模試の発表といきましょう。全員が一般会場で受検してもらいました。本番に近い雰囲気でテストを受けたことは良い経験になったはずだ。んだば、まずは11月模試の振り返りだ。
11月度
  合計
全体 56 54 53 53 56 272
55 62 56 56 59 288
SS 49 53 51 51 51 51
 
んだんだ、こんな感じだった。イマイチだった。そんでこれが今回。
12月度
  合計
全体 55 48 47 53 54 257
53 54 47 55 56 266
SS 49 52 50 50 50 50
 
いやー、一般会場とはいえこりゃ悪すぎるね。こうなったら容赦せずにビシビシやらさせていただきますよ。まあ、そんな中でもしっかりと自己ベストをたたき出した者が5名いた。
AAAA(附) なんとSS66!
BBBB(台)やったぜSS64!
CCCC(八)とうとうSS60!
DDDD(附)まだ上げるぜSS42!
EEEE(八)もっと行くぜSS42!
今回偏差値で2以上ダウンしたものが9名もいる。そのほとんどが前回の模試と比較しても下がったのが3、4教科ある。3,4教科も下がったのではどうにもならん。この時期になるとあまり勉強しなくても安定して得点を取れる教科がある奴とそうでない奴とで差が出ちゃうのよね。まあ、今さら言ってもどうにもならん。落ちた連中は「落ちた」ことをしっかり自覚して、模試の判定票にある「領域別の達成状況」を確認しよう。そんで正答率が高いのに自分がミスっている問題を確認しよう。必ずやってくれよ。
 さあ、冬期講習です。我々に言われたことだけをやっていたのでは成績はちょっとしか上がらんぞ。自分の課題つまり弱点をしっかりと見つめ作戦を練る。「理科・社会は私立受験教科に無いから、その分塾でしっかりやろう。」「家でもワークを1日1ページはやろう。」「数学の三平方、相似が苦手だ。伊藤先生に言ってプリントをもらおう。」「英語はとにかく長文がダメだ。三浦先生に言って何かヒントをもらおう。」みんなそれぞれ課題は違うはず。それをいくらかでもこの冬期講習でクリアしたいね。
「けっこうわかってきたぞ!」冬期講習後にそう思えるような講習会にしようぜ
 

おやじから一言2020 VOL.5

2020.11.24

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。

はい、こんにちはー。きみらが11月度模試を受けたのが11月3日だった。前から言っている通り今月末、あるいは来月初めに学校で三者面談が行われ、そこで私立受験校が決定する。その前に我々との二者面談、親との教育相談。今回11月の模試の結果はとても大事であることはみんなも承知しているハズだ。先月の10月模試の二者面談のアンケートで「私立の説明会、オープンキャンパスなどに行ったことがある学校をすべて書いてください」というのがあったが、全く行っていない、オンラインでも参加していない、という人が思ったよりも多かった。
「俺、公立しか興味ねーから、私立はどこでもイイっす。」などと思っている奴はいないと思うが、もしいたら体育の授業中にバスケットボールが顔面にあたることを祈る。確かに僕は公立が第一ですから、と言う者が多いとは思うが私立は受験するわけでそこに行く可能性は0(ゼロ)ではないのでやはり真剣に考えてほしいですな。11月でも私立によってはまだ個別相談会という形で土曜日や平日夕方におこなっているところがあるので、興味はあるがまだ行ったことがない、という高校があるならその学校のホームページを見てほしい。もしまだやっているようなら、行って話を聞いてほしいね。
今月3日の模試の結果から現在教育相談の真っ最中である。君らが納得したうえで「私立ではここに行きたい!」「高校では○○をやりたいから△△高校に行きたい!」など積極的な私立受験校選びであることを期待している。またそうでなければいけないよね。
 君らが模試を受けた翌日、つまり11月4日だが泉ヶ岳に初冠雪というニュースが流れた。平年より2日早いという。日中はほどほど暖かいとはいえ、朝晩が寒くなったよねー。先週近所にあるビバホームに行ったらズラーとファンヒーター、こたつ、ホッカイロなんかが入口付近の目立つところに並んでいた。夕方16時30分にはもう真っ暗だよね。冬至までどんどん日照時間が短くなる。今年の冬至は12月22日らしい。そのころには私立受験校はすでに決まっており、WEBで願書を送信し、受験料を払い終わっているんだろうね。その時期にならば中3範囲の単元がほぼすべて終わり、私立の過去問演習、冬期講習…。まあ予定はぎっちり詰まっていますな。毎年思うのだが、泉ヶ岳に雪が降ると「あーまたこの時期が来たなー、受験ですなー」と思う。忙しくなるなー。と思いつつ、ふと自分自身のことも考える。タイヤもスタッドレスにしなきゃなんねーな―、とか雪かき壊れていないかなー、融雪剤まだあったかな、クルマのガラスの解氷スプレーは? などと大人は何かと冬準備のことを考える。我が家は11月から4月中旬までのワシの休みの日の夕食はほぼ「鍋」になるので、新製品として今年はどんな「鍋の素」が売り出されるのだろう、とスーパーに行った時に探すのが楽しみなのである。話はワシの話にそれてしまった。君らはこの中3の11月から3月までのことはきっと頭に残るんだろうね。何年か経って「中3の冬は勉強したな―、きつかったなー。でもよくあれだけ頑張れたなー」とニヤニヤしながら思い返せることができれば良いね。
 そうそう、忘れないうちに知らせておかなければいけないことがあったので、それを書こう。私立受験校の過去問を購入してほしいのだ。最低でも3年分はやってほしいね。今書店にいったら学参コーナーに私立の過去問が山積みになっている。できれば紺色がメインの表紙になっている東京学参のものを購入してほしい。ドミニコと明成以外は発行されているようだ。書店で売り切れ、取り寄せというのならばネットでも購入できる。遅くても12月7日までには買っておいてくれ。ドミニコ・明成受験の生徒は他メーカーでも私立過去問を出してくれているのでそちらで購入してくれ。東京学参は解説が良いのでお勧めなのである。公立過去問も東京学参がおすすめなので、一緒に買っておいた方が良いかも。2月には書店からなくなり、取り寄せもできなくなるからね。
「先生、○○高校に行ったとき昨年分の過去問をもらってきたんですけど、それで良いですか?」と聞いてくる奴がいるが最低でも3年分は必要。ちょっとお金はかかるがやはり合格のために購入してほしいですね。12月になったら実戦的な問題に取り組むことになる。実戦的な問題って、今やっている問題と何が違うの?と思う人たちもきっと多いと思う。実践的な問題とはつまり入試っぽい問題、模試なんかがそれに近いよ。簡単に言えばこの定理とあの定理を使うような問題が一つの問題に含まれている混合問題である。なに?まだピンとこないとな?数学の一次関数で言えば2つの直線が点Pで交わっていて、その2直線とX軸との交点をA,Bとする…。まあよくありがちな問題だわな。ここまでは完全に一次関数なのだが、ここで三角形PABをX軸を軸として1回転させた時の立体の表面積、体積を求めよ。となると中1の2月に習った立体図形の問題になるよね。このようにいくつかの単元がミックスされた問題が実践的な問題なのだ。英語で言えば長文がそうだよね。中1から中3の文法が混ざって出てくる。こういうものが入試によく出る。私立過去問は必要なものなので必ず購入しておいてくれ。
さて、そろそろ11月模試の結果を発表だ。いつも通り前回10月模試を振り返ろう。
10月度
  合計
全体 51 53 46 48 55 253
47 59 48 51 61 263
SS 47 53 51 51 52 51
 いやいや、こんな感じだった。それでも半分近い人たちが自己ベスト、あるいは自己ベストタイ(過去のベストと同じ)の偏差値をたたき出してくれたので、そういう人たちのことは本当に認めているぞ。頑張ったよね。そんでこれが今回。
11月度
  合計
全体 56 54 53 53 56 272
55 62 56 56 59 288
SS 49 53 51 51 51 51
 
むむー、私立受験校決定の材料になるのが今回の模試だったわけだが、全体的には横ばいという感じだったな。国語はあと1点で県平均でしたね。次回は絶対に越えてくれよ。それでもこの11月という時期で自己ベストの偏差値をたたき出したものが9人もいた。これはすごいことだ。また、自己ベストタイの者も4名(AAA64、BBB62、CCC46、DDD40)いた。健闘したな!
今回自己ベストのSSをたたきだした連中はこちらでござる
名  前(学校) 7月 8月 9月 10月 11月
EEEE (台) 60 64 62 62 68
FFFF  (鶴)  57 57 58 60 63
GGGG (台) 57 57 58 59 63
HHHH (台) 57 57 59 61 62
IIII     (八)   55 57 56 59
JJJJ (幸) 49 53 56 52 58
KKKK (幸)  43 40 41 41 46
LLLL (八)   41 44 44 45
MMM (南) 35 36 37 38 41
次は12月6日(日)だ。全員会場で受験ということになる。本番に近い形でどれだけ自分の力を出せるかが問われる。朝の受付時間がとても早いので、気をつけてくれ。8時頃には会場に着くようにしましょう。
さて、繰り返しになるが、12月になったら私立受験校が決まるわけなので、ここから自分の受験する私立の過去問をやっていかなければなりませんな。そうそうほとんどの人が私立を2つ受けると思うが、優先順位を最初に決めておいてくれよ。スライド合格があるところを受験する人たちだぞ。例えば東北創進と榴ケ岡特進を受ける場合、東北創進、東北文理、榴ケ岡特進、榴ケ岡総合などスライドを考えると、合否が何通りか出てくる。優先順位を決めておかなければならない。東北が創進で合格、榴ケ岡が総合で合格、その時どっちに一時金を納めるのか。きちんと今から順番を考えておこう。それによって公立受験校も変わる可能性があるしね。私立受験が2月2・4日。ここから約2ヶ月ちょっとだね。まずはそこで勝つための準備だな。試験範囲の確認。コロナで私立高校の出題範囲が狭くなっているところがほとんどだ。募集要項を見てくれ。そしてそれに基づいて試験範囲の学習をさっさと終わらせる。公立が第一志望で私立は眼中にありませんぜ、という人は公立の試験範囲で考えてくれ。そんで次に私立過去問をやりつつ、冬期講習の予習だな。ここからの1ヶ月でやらなければならないこと、考えなければならないことはたくさんある。迷ったり悩んだりすることがあったら、我々にすぐに言ってくれ。さあみなさん!受験校全勝目指して頑張るべ。限界ギリギリまで頭に詰め込んでいこうぜ。特に○○は詰め込め!今のままでは4月からフリーターになっちまうぞ。

おやじから一言2020 VOL4

2020.10.20

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
 
10月は晴れている日が多いイメージがあるのだが、なんか曇りの日が多いしね。台風なんかもちらほらと来ているしねー。朝、晩となんか、すっかり寒さが増してきているしね。本当に「ザ・秋」という感じだ。
 さて、君らのお勉強は順調だろうか?まあここで「順調です!」と言える者はほとんどいないハズ。5教科という科目数を考えるとやってもやっても終わりがみえてこないよね。だって考えてみてくれ。中学で習う英数国理社を細かく分けると英語は文法、熟語、英単語をマスターしながら長文を読解する。国語は古文・漢文、詩歌、論説文やらなんだかんだ沢山あって漢字もやらなければならん。数学は計算、関数、図形、証明・説明。理科は生物、地学、化学、物理。社会は歴史、地理、公民。まあ世の中のこと全部!と言っても過言ではないな。世の中の基本的なことを薄―く広―く学べるのが中学の勉強なのだ。だからそう簡単に受験用の勉強が終わるはずがない。勉強は「質×量」である。ダラダラと集中できずに4時間が過ぎました。こりゃダメだ。またすごく集中して1時間半勉強しました。これもダメ。まあ中3の夏休み前だったらこれでもOKなのかもしれんが、中3の10月ということを考えると足りない。「質×量」の質の部分を数値化できない分なかなかピンとこないかもしれないが、自分なりにマックスに集中しているときの自分を4点として、ダラダラな時の自分を1点としてカレンダーにでも「質×量」を書いてみてはどうだろうか。今日は2.5時間勉強した。初めの1時間はダラダラと苦手な社会の一問一答を教科書を見ながら埋めていった。集中度は2点。質×量は2点×1時間=2ポイント。次の1時間は好きな英語で結構はかどった。集中度は4点。4点×1時間=4ポイント。次の30分は数学の宿題。集中度は3点。3点×0.5時間つまり1.5ポイント。本日は合計7.5ポイント。という感じでやってみてはどうだろうか。中3の男子連中には通じるかもしれんが、中3男子というものは腹筋やら腕立てなりの筋トレに目覚めるのだ(たぶん‥)。ワシも中3時に筋トレに励んでいたのだが、何回やったのかをカレンダーに記録するようにしてから、サボらずに毎日やるようになったと思う。しかも前日よりも多くやろう、という感じで気持ちの上で前向きになったことを覚えている。誰にでもできるものなので、1週間だけでもやってみてはどうだろうか。きっと習慣という意味では効果があると思うよ。
11月下旬には私立受験校が最終決定となるのできちんと私立の説明会には参加してくれよ。気になる私立のHPは見るようにしましょう。公立が第一志望の人がほとんどだとは思うが、自分が通うことになるかもしれないわけだからしっかり真面目に考えましょう。高校を正しく選ぶためにはまず、自分は高校で何をしたいのかをはっきりイメージしてほしい。「高校では部活をバリバリやるぜ。それでも成績は真ん中よりは上にいたいのが本音です。」「もし、公立に落ちて、私立に行くことになったら勉強に青春を捧げる。リベンジだぜ。遊ぶのは大学生になったからにするわ。」「高校ではたくさんの資格を取りたい。英数国は苦手だけどパソコン、簿記とかだったらがんばれそうだし、、、」「高校では野球に専念したい、それで付属の大学に内部推薦で楽に進学したい。」「僕ははっきり言って勉強が嫌いだ。高校ではあまり勉強で苦労したくないから、自分があまり無理しなくても中くらいのところにいられる高校にしたい」などなど。この程度のことでも十分である。イメージするのが大事! そうするとどのような学校に進めば良いのかが絞られてくるはず。ただ、君らはまだ中学生なので、これから考えが変わる可能性があるわけだ。と、いうか変わる人の方が多いだろうね。君らのことをよく知っている親ときちんと話し合って受験する私立・公立高校を決めてほしいですな。「親に話すと、親の意見ばかりが優先されるから話してもムダだよー」と思う人もたくさんいると思うが、仮にそうなったとしてもやはり肝心な場面では自分の本音を親に伝えなければならない。親を少しでも納得させられるだけの根拠や考えをぶつけることが大事。親と自分の進路について話し合えるのは人生で何回あるのだろう。高校受験と大学受験、就職ぐらいだろうか。中3の今の時期だ、親は真剣に聞いてくれると思うぞ。
 この秋休みに入る前日、つまり10月9日は君らが通信票をもらったよな。こちらにも報告してもらったが、「ふむふむ、そうだよね、こんなもんでしょ。」と納得できる者がほとんどだったが、「えー、実技はこんなにダメなの?」「あの期末の得点でこんなに良いの?」などと意外だった者もいましたな。高校受験時の内申に記載されるのは次の後期中間までが審査である。中間まではしっかり授業を聞いて、いくらかでも内申を稼いでくれ。間違っても授業中に寝てしまうようなことはないようにしてくれ。特に板〇、寝るんじゃねーぞ。
話しはガラッと変わるが、鶴谷中の方たち、修学旅行を楽しめたようで本当に良かったですね。天気にも恵まれて、那須の大自然の中で結婚式もできるリゾートホテルに泊まり、りんどう湖、那須ハイランド、日光東照宮などなど。け〇くん、な〇ちゃん、た〇〇くんお土産ありがとね。えー次は八乙女ですね。塾へのお土産はけっこうですよ。本当にいらないからね。でも、どうしても‥というのならその時は受け取りますけど。決してねだっているわけではないので一応。旅行は天気でその80%が決まる。これはあの旅の神様ともいえる松尾芭蕉が言った言葉だ(ウソ)。ワシが天気が良くなるよう祈りを捧げておこう。
さて、そろそろ今回10月模試の結果発表と行きますか。その前に前回9月模試の結果を振り返ってみよう。なんかちょっとねー。ぱっとしないわねー。
9月度
  合計
全体 56 45 45 57 64 267
51 49 49 59 69 277
SS 46 52 51 51 52 51
 
こんな感じでした。国語はボロボロでしたな。他の4教科もなんか平凡でしたな。1、2教科キラッと光る教科が欲しいですな。さて今回は…
10月度
  合計
全体 51 53 46 48 55 253
47 59 48 51 61 263
SS 47 53 51 51 52 51
 
ひえー、ひどいね、というかほとんど変化なし。国語ボロボロ、何の教科もキラッと光っていません!10月19日からの二者面談でひとり一人に勉強のアドバイス、志望校についての話をしていく。
今回自己ベストの偏差値をたたき出した連中はこいつらだ。
名 前 (学校) 7月 8月 9月 10月
AAAA(鶴)  67 65 65 68
BBBB(南)  58 61 63 64
CCCC(台)  57 57 59 61
DDDD(南) 55 55 57 61
EEEE(鶴)  57 57 58 60
FFFF(台) 57 57 58 59
GGGG(南) 54 53 53 57
HHHH(南) 51 48 55 57
IIII(鶴) 48 49 52 55
JJJJ(南)  51 49 50 52
KKKK(台) 42 47 48 51
LLLL(八) 46 49 49 50
MMMM(南) 42 43 42 46
NNNN(鶴) 33 37   39
OOOO(南) 35 36 37 38
 
パチパチッ! 次もこの調子で、上げていこう! いやーKKKK(台)は走り高跳びで10月17日の全国大会に出場でした。それなのにこれだけ上げるとはすばらしいですな。伊〇〇〇(南)は苦手な数学で72点を取りました。エライ!佐〇〇(南)、渡〇〇(鶴)、佐〇〇(台) 、岩〇〇(八)の4名は7月から下がることなく10月までじわじわと偏差値を上げてきましたぞ。しっかりやっていますね。すごいことです。この4名にはアイス券をプレゼントだ。
逆に今回、自己ワーストの偏差値を出しちゃった者が3名もいる。何が悪かったのかを考えないといけないね。単純に勉強していないからなのか、やっているけど「何とかなるでしょ」という感じで甘く見ていたのか…。反省して即次の11月に向けて走り出さないと、次回も残酷な結果が出てくることになるぞ。まあ、詳しくは二者面談で話すことにしよう。
 秋分の日が過ぎ冬至に向かって日がどんどん短くなっていることを実感しているだろう。夜は本当に寒くなったよね。君らの服装も厚くなってきた(あのMMMMでさえサンダルをやめた)。もう冬が近づいてきている。君らの受験が近づいてきているのだ。来月下旬には私立受験校が決定する。そしてあと3ヶ月ちょっとで私立の一般受験(2/2)をむかえる。準備を急がなければならん。まずは今回の模試の裏面に載っている「領域別・達成状況分布表」と模試の問題を並べてチェックだ。自分が間違っていて正答率が高い問題はどれなのか。これをしっかりと確認するだけで500点満点で15点程度はすぐ上がる。前にも言っているが復習すれば前進できるのだ。やみくもに勉強するよりは効率良く勉強したいだろ。そのためにもまずは10月模試の復習だ。
 

 

まもなく秋休み

2020.10.07

鈴木です。

今週末は中学校の新人戦があります。
部活動強化期間に入ったため、授業に遅れてくる生徒や曜日変更を申し出る生徒がでてきました。
今年度は中総体が中止になっているため、当時は新人戦についても開催が不安視されましたが、どうやら大丈夫そうですね。
中1・中2の皆さんは、ケガの無いように気をつけつつ、全力でプレーしてきてください!


……新人戦が近いということは…秋休み期間が近づいているということで、前期の授業が終了することを意味します。
ということは、生徒たちはもうすぐ通知表をもらってくるわけですね。
先日期末テストが行われましたが、通知表はどうなることやら。。。
特に、中1の生徒は小学校の通信簿とはまた違った評価を受けるわけですから、楽しみに待っていてくださいね。


期末テストといえば…
中間テストと比べて40~60点くらい伸びた生徒がけっこういたようです♪
本人がテスト前に力を入れたという教科で、しっかりと結果が現れたという報告を聞くと安心しますね。

『勉強した』→『結果が出た』

…ゲームのレベル上げと違い、普段の生活では「努力した分がすべて結果につながる」とは限りません。
コップに水をあふれるまで入れていく感覚と一緒で、すぐに結果は現れません。
しかも、コップの水と違い、努力した分がそのままたまっていくとは限りません。
覚えたはずの英単語を忘れちゃう、なんてことはよくある話です。

でも、思い出すことはできますし、覚えなおすこともできます。
「覚えなおす」は初めて「覚える」ときほどの努力がなくてもできる場合が多く、また、忘れにくくなると私は思います。
テスト勉強のような短期間の勉強では、なかなか「覚える」&「覚えなおす」ための時間を確保するのが難しいです。
覚えていることが多い人や覚えるまでの時間が短い人は結果を出しやすいのも事実です。
そうではない人こそ普段から勉強時間を作ってほしいのですが、そう簡単ではないのが現実です。

普段の生活に勉強の時間を優先的に設定できる人ほど、やはり結果を出している傾向にあります。
覚えていることが多い人などは「勉強する」ことをそれほど苦にしないのでしょう。

とはいえ、それは少数派と言わざるを得ないのでしょうか。

部活やゲームなど、自分がやりたくてやっていることに優先的に時間を使っていて、勉強は最後の最後に時間があればやるという意見(行動)が多いように感じますね。
(楽しいこと・好きなことに時間を使いたくなる気持ちは大いに理解できます)
学校の宿題・課題や、塾の予習・宿題などといった「最低限やるべきこと」でさえ、『時間がなくてできない』『忙しかったからやっていない』と、まるで正当な理由であるかのように我々に言ってきますからね(汗)。
いつから宿題は「ヒマな人がやるもの」になったのでしょうか?

正直、自己管理ができないのは「子ども時代の特権の1つ」と思わなくもないです。

それができるようになることは、1つの「成長」なのでしょうからね。



……夏期講習で使ったプリントの整理を講習終了から1ヶ月半が経過しているのにまだしていない(できていない)私も、決して自己管理能力がある人間とは言えません(爆)

はやく成長したいものです。
(…と書いている時間に片づければよいものを、未だ手付かず!)



今週末から来週前半が「新人戦・秋休み」の期間です。
(附属中は秋休みが無いそうですが)
塾では『中3秋期講習(増量)』と『中1中2秋休み講習(例年通り)』を開催します。
まだ募集を締め切ってはいませんので、申し込みがまだの方はお早めにご連絡ください。





 

おやじから一言2020 VOL3

2020.09.28

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
 
9月14日(月)
もうすっかり秋の気配になってきましたな。空気の湿っぽさもほとんどなくなり、すっかり「秋」です!という感じだ。今年は梅雨が長く「こりゃ梅雨明け宣言ないかもね」なんて思っていたら8月上旬にガンガン暑くなり、平年よりも2週間近く遅い梅雨明け宣言でした。その後もその暑さは続いたよね。それがこの涼しさ。きっとすぐ寒くなるよ。これががっちり寒くなった頃に君らの私立入試がやってくる。 私立受験校を真剣に考えているだろうか。ちゃんと説明会などに参加しているかな?このご時世だから私立高校によってはオンラインで実施のところもあるだろうが、興味のある高校ならば参加するべきだな。オンラインではない通常の学校に行っての説明会ならばなおさら参加してほしい。行けば必ず刺激になる。自分の中に「自分は受験生なのだ」という自覚が高まるのは間違いない。まだ、説明会に申し込んでいない人がいたらぜひさっさとその私立のホームページから申し込んでほしい。
 今回の模試が行われたのが昨日13日。模試終了後の自己採点ではみなさん8月よりも良い顔で自分の答えをチェックしていましたな。「おっ、これはきっと8月よりも手ごたえがあったな」
ワシはみんなの表情を見ていてピンときたぜ。その後、自己採点票を出してもらいながら一言、二言会話したな。まあ、問題が前回からちょっと簡単になったことは間違いなさそうだが、それでも君らの表情、提出してもらった自己採点を見ている限り、ほんの数人を除いてそれなりに良い結果になるんだろう、と思っている。
9月15日(火)
やらかしてしまった!
今日は火曜なのでワシの休日である。基本的にワシはアウトドア派なので雨が降らない休日は家にはいない。
朝、外を見てみると雨上がりの感じで何となく曇りとはいえ西の空は晴れていたので、「んだば久しぶりに米沢(山形県)でも行ってみるべか」と愛車3号のHonda shadow phantom 750にまたがり、いざ宮城インターへ。高速道路を時速90キロ程度で白石インターまで走った。高速を降り白石市内の国道4号のファミマによって、バイクを降り後ろにあるはずのカバンを取ろうと思ったら、ない!荷台のネットから落としてしまったのだ。カバンには財布とスマホ、クレジットカード3枚、キャッシュカード2枚、その他のカード5、6枚が入っている。顔面蒼白、「やっちまったー」慌ててきた道を戻り反対車線を見ながらインターチェンジまで戻り、再びさっきのファミマまでを一回往復した。ない!ない!焦る伊藤。まずは冷静になろう。落としたのは自宅からこのファミマまでの約50キロのどこかである。そのほとんどは高速道路。バイクの振動で落とすだろうか。荷台のネットからすり抜けるだろうか。あり得るとすればブレーキをかけた時あるいは発進時…。今探せるのはどこだべ? 減速するのは、発進するのは、、、、。インターチェンジの料金所、あと4号線の信号3~5ヶ所。まずはインターチェンジに戻り、その事務所に行って高速道路、インターチェンジでの落とし物がないか聞くところからやってみるか。それから交番に行くプランを立てた。白石インターの事務所に行ったら、カバンが届いていました!どうやら料金所を通過する際、減速したときに落としたらしい。中を確認してください、と言われカバンを見るとすべてあった。しかし、クルマに踏まれてしまったため、スマホがダメ、財布がダメ、カード類の数枚が割れていた。まあ不幸中の幸いと自分を言い聞かせたがすっかりへこんでしまい帰路についた。やっちまったー、でも見つけてくれた人に感謝である。
以上、ワシのひとり言。
9月17日(木)
本日の中3のBクラスの授業中に良い意見がでました。KKくんが「今度の月曜日、休みですよね」すっかり忘れてしまっていた。祝日だった。「んだば、今度の月曜日は13:30に集合ね。「へいらっしゃい」を持ってくること。」と言うと、一部のやる気のある連中から、「よし!やるぜ!」という声が… 上がることもなく、それでもNSくんは「おい、みんなで暗記やってやろうぜ、『へいらっしゃい』は久しぶりだから覚えているかなー?」なんてちょっと嬉しそうな表情を浮かべ… というこもなく、大半はその発言をしたKKに「おい!やめてよー」「はー」というため息交じりの声にはならない声を漏らしていたね。啓太朗くんの一言にワシは危なく大事なチャンスを逃してしまうところだった。ありがとね。
9月21日(月)
今日は13:30から進研オリジナル暗記テキスト「へいらっしゃい」
を使用しての豆テスト7連発。16:30過ぎに終了し、飯タイムを挟み18:15より集団ゼミ生は国理社の通常授業、個別ゼミ生3人も授業有り。集団ゼミは21:30頃に終わり皆それなりに充実感のある表情をして帰っていきました。めでたし、めでたし。
9月25日(金)
いやー皆さんの模試の結果が塾に届きました。7月、8月と散々な結果でした。涙。しかし夏休みの講習がすべて終わっての9月模試。これで上がらんかったら、どないするべか??いや上がっているハズだ。クロネコの人からそのブツをいただき、イザ開封!
ぬな!!!!
結果は…その前に8月模試を振り返る。
8月度
  合計
全体 55 41 40 48 51 235
53 42 39 51 51 236
SS 50 50 50 51 50 50
そんでこれが9月じゃー。
9月度
  合計
全体 56 45 45 57 64 267
51 49 49 59 69 277
SS 46 52 51 51 52 51
 
なんかねー、ちょっとねー。
君らの自己採点より結構低い人が多いのよね。自己採点では400点です、320点です!という人たちが370点です、290点です、などワシらをガッカリさせる者が多数! あんなに景気の良い自己採点だったのによ、ふたを開けてみればこんなもんかい!  まあそれでも今までの3回の模試の中で今回が自己ベストの偏差値をたたき出したぜ、という者がたくさん出てくれたことは非常に嬉しい。えーと13名ですね。すごいね。
名前(学校) 7月 8月 9月
KKKK 付属 64 62 65
AAAA八乙女 62 63 65
BBBB南光台 58 61 63
CCCC南光台 61 60 62
DDDD台原 57 57 59
EEEE台原 57 57 58
FFFF鶴谷 57 57 58
GGGG南光台 55 55 57
HHHH幸町 49 53 56
IIII 南光台 51 48 55
JJJJ鶴谷 48 49 52
KKKK南光台 41 43 47
LLLL南光台「 35 36 37
 
みなさん、ぜひ次回10月で自己ベストの偏差値をたたき出してちょうだい。偏差値(SS)が1上がるということは500点満点のテストで8.8~9.7点上がったということである。だからSS5アップの場合46点くらい上がったということだ。290点から336点になったのと同じ。これはすごいよね。
7月と9月の比較ではHHHH(幸)がSS7アップ. KKKK(南)が6アップ、CCCC(南)が5アップ。頑張りましたな。この3人にはアイス券と東京ディズニーランドのチラシをプレゼントだ。
 みんな、もう10月だ。本当に早いよね。君らの私立入試が2月4日だから今からおよそ4ヶ月後である。んだば、それと同じ期間で4ヶ月前は、、、というと5月下旬、6月のアタマあたりだな。君らの休校期間が終わり学校に行き始めた頃だね。これが4ヶ月という期間だ。えーそれしかないのー、と思うヤツもいれば、まだまだあるな、と思う者それぞれだと思う。しかし、大半の者は「それしかないの」の方だと思う。皆はきちんと私立受験校を考えているか?苦手教科を克服するために何をするべきかを考えているか?きちんと模試の成績票を見て、成績の推移やできているところできていないところを見ているか?成績を上げるためにはまず自己分析である。どうせダメだからといって目を背けているようでは上がるはずがない。まずは自分の悪いところ良いところをしっかりと考えることが大事。
あと一緒に頑張れる友だちがいたら本当に良いよね。
ワシが中3の時の話だが、友人にはとても恵まれていた。勉強に関することから学校行事のこと性格、恋愛‥、お互いにガツガツと言い合っていたと思う。勉強に関しては仲間兼ライバルといえるものが3、4人のいた。とても仲が良かった。「〇〇は自分のこと低く見すぎているよね、実際かなりがんばっているよね。やり続けているんだからもっと自信もって良いと思うよ。」「そうだよ昨日だって2時まで勉強してたんだろ、まあ俺は2時15分までやったけどさ、、、」「勉強は時間じゃねーって、いかに要領よくできるかが大事なんだよ。」「んじゃあ、△はどうしてんのよ。」… 時々ヒートアップして、感情的にムキになってしまうこともあったが、家に帰って一人になった時にちょびっと反省していた。おそらく他の連中も同じだったと思う。翌日にはリセットされまたお互いにじゃれあっていた。放課後にはお互いに教えあっていたしね。他人に教えると自分の理解が深まるしね。すごく良い関係だったと思う。自分のことを思ってくれる、気にしてくれる友だちは本当に良いもんだ。なんか話があっちこっちそれてしまってまとまらなくなってしまった。
次の模試は10月4日。今度の日曜だ。成績を上げたいのならまずは今回の模試の判定票の裏面をしっかり見てくれ。そこにヒントがあるはずだ。
 

 

前期期末テストへ

2020.09.07

鈴木です。

9月になりました。
今月は中学校や高校の定期テストが行われます。

前回の7月の中間テストの際は、コロナへの不安・テスト日程が分散していたこと・テストを実施しない学校があったことなどがあり、補講は行いませんでした。
今回は、9/5と9/6に中学生を対象としたテスト対策を行いました。
全学年対象の補講&プチ授業を行いましたが、今回は両日ともたくさんの参加者がありました。
予想より多い参加者だったため、急遽教室内の座席を増やしたり、教室を分けたりして、なんとか対応しました。

プチ授業では各教科の範囲内重要ポイントを確認しました。
私の担当の「社会」では、重要語句の基礎確認を行いました。


……昨日の反応を見るに、テスト直前にもかかわらず、仕上がりが悪い印象です。

今回は5教科+αと、試験の教科数が多いです。
テストまでの短い時間でどこまで「社会」に時間をとれるかは個人差があると思いますが、もう少しまとまった時間の学習が必要に思われます。
『ワークを一通り終わった』は最低限です。
その最低限をテスト直前にギリギリ終わらせるようでは勝負になりません。


今日・明日がテスト当日という学校もいくつかあります。
午後から自習用に教室を開放するという案内を昨日各家庭へ送りましたが……現在まだ来塾者なし(汗)
 ☆その後7名の生徒が勉強しに塾に来ました♪☆

家で各自しっかり勉強していると信じましょう★



高校のテストは今月下旬の連休前後から始まります。
特に高1生の中には今回が初テストという人もいます。

今回は例年よりも回数を増やして補講を設定しました。
【全5回】
9/19,9/21,9/22,9/26
…14:00~16:30
9/27
…10:00~12:30

中学生と同様に多くの生徒に活用していただき、より良いテスト結果を目指してほしいと思います。
現在通塾中の生徒には、今日から案内(所定用紙)を配布します。
※メールで各家庭へ連絡済み
中学校まで通塾していた生徒にはメールで案内しました。
…参加希望者は電話かメール、所定用紙の提出をお願いします♪
※9/21と9/22は最大定員7名です。



 今週いっぱいは暑い日が続くものの、来週になると急激に最高気温が下がるらしい。。。
約10℃も違うとか⁉
みなさん、体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。

私は昨夜AM3:00に頭痛で目を覚まし、バファリン様のお世話になりました。
 


 

おやじから一言2020 VOL2

2020.08.31

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
 
イヤー暑い、熱い。この気温くらい君らの成績も熱ければ良いのだが…。悲しいことにずっと梅雨状態。冒頭からこんなことを書くのはたぶん初めてのことだと思う。数日前、8月11日におこなった新みやぎ模試の結果が送られてきた。鈴木先生から宅配便を受け取り「どれどれ、どないな結果だべな?まあ、自己採点があんな感じだったから、あまり期待はできねーけど、、、、」「オウ!ボウイ!ほわっちゅはぷん??」
となっちゃうくらい悪かったですな。まず間違いなく8月模試の結果としては平成14年の開塾以来、最悪の結果だろう。県平均と塾平均がほとんど変わりなし。成績上位者が薄く、200点以下が豊富にいる。授業をしていても全体的にやる気のレベルが低い。自らやらねば!という気持ちを持っている奴が本当に少ない。あまり文句ばかりは書きたくないが、ワシの正直な気持ちを書くのがこの「おやじから一言」なので遠慮なしに書く。部活だから塾休みます、クラブチームがあるので休みます、と平然と言ってくる親がいるが、自分の子がどれだけ家で勉強しているのか見てから言っているのかね?入試はずっと先と思っているのかもしれないが、カレンダーを見てほしいね。自分の周りでクラブをやりながら三高に進んだ奴を想像しながら、ウチの子も…と思っているのだろう。こう言ってはなんだが、あまり学生時代に真剣に勉強しなかった親ほど近くにいるレアなデキスギ君タイプの子を見て、ウチの子もやればきっとできるハズ。などと思ってしまうのだ。もっと客観的に自分の子を見てほしい。子どもに勉強してほしいのか、部活・クラブを頑張ってほしいのか、親がどこまで考えて言ってるのかわからんが自分の子の模試の判定票を見ながら考えてほしいものだ。そうそう先日の教育相談である保護者から「○○はやればできると思うんです。今は…。」というようなセリフを聞いた。やればできる?ハー?と思ってしまう。そもそも「やればできる!」という言葉はどういう意味なのだろう。ワシなんかは「やればできる!」は小学生低学年の子にあてはめて使うのならばアリだと思うが、これを中学生に使えるかというとちょっと疑問である。やればできる、とは「やっていない人」を対象に使う言葉である。君らが親から「やればできるんだから、頑張んなさい」と言われているのならば「あんたは勉強していないよね。やれよ。」というのが親の本音である。「きっかけがあればきっと…」とその保護者は続けたが、ワシはそこから数分かけて否定した。きっかけなんて今までいくらでもあったハズ。それでもやらないんだから…。もっと根本的に自力で突き進んでいかなければならないのに、なんか違うんだよね、とやめよう。この話をしたらきりがない。
君らは模試を受験する時に志望校を書いているよね。第一志望の高校にどれだけこだわりがあって、どういう魅力があって書いているのだろう。廊下に貼ってある偏差値ランキングの表をみて、何となく書いているのであれば、全くダメだ。何となくでも行きたいと思う高校をいくつかピックアップして、その高校のことを調べよう。もし先輩でその高校に通っている人がいるのならばぜひその高校の行事のことや授業のことを聞いてほしい。そういう先輩がいないのであればワシに言ってくれればその高校に通っている人に塾に来てもらうことも可能だ。とにかく何を言いたいのかというと、本気で行きたい、と思える高校を探せよ、そんでその高校に受かるための勉強をしろよ、ということだ。すでにそういう志望校を持ち、その高校の合格に向けて走り始めている者たちがいる。もう夏休みは終わった。時間がない。まだ走り始めていない人はすぐに行動してほしい。
あまりにも君らの成績が悪すぎて、文句が長くなっている。本来この「おやじから」はもう少しおもしろいものなのだがワシの腹がおさまらん。
勉強を習慣化することが受験生にとっての第一歩なのだが、それがとても難しい。勉強はめんどうだ、やっていても面白くない、テストのたびに親からなんだかんだ言われる。こんな感じのことを思っている奴に勉強を習慣化させるのはかなり厳しいし難しい。しかし、中3生としてやらなければいけないことはわかっているハズだ。もう少し大人になってこの中3生としての勉強を考えてもらいたい。
まず時期だ。①いつまで頑張らなければならないのか。
まあ普通に考えてれば公立を受験するとして3月の初旬までだな。6ヶ月だ。君らが6月2日に休校期間が解けてから3ヶ月が経っていることを考えるとそんなに長くはないと思う。 ②どの程度の時間をやらなければならないのか。
これは集中の度合いの個人差があるので、なんとも言えない。長方形の面積に例えていうと縦が時間、横が集中の度合いとした時の面積が大事だと考えている。時間が長くても集中していないのであれば面積は小さい。また短い時間を集中してやりました、と言っても同様だ。人間だからその日のコンディションで集中の度合いに差が出るのは当たりまえだ。むむー、こうしたらどうだろう。自分の集中の度合いを数値化する。あまり集中していなかったら「1」、すごく集中していたら「5」というようにしてその日の勉強時間にその数値をかけてカレンダーに書く。今日は3時間30分、集中度3。だから3.5×3=10.5 なんて感じ。この目に見える形で記録していくというのが大切だ。
③何をすれば良いのか。
模試、定期テストが実施されたらその復習。これ大事。偏差値が55以下の者たちはほぼやらない。一度やった問題をやりたがらないのが成績が上がらない連中の共通していること。すべて復習しようと思うから大変になってしまう。もっとラクに考えよう。取れなかった得点の半分を復習するだけでも十分だ。つまり模試で60点ならばとれなかった得点40点の半分、つまり20点分だけの見直しで良い、ということだ。50点の者は25点分の見直しだ。
また、今の時期はどの教科も進み方が早いので塾の予習やら宿題、学校の宿題などで平日はそれなりに忙しいと思う。しかし、中1・2年内容の復習もしなくてはならない。「へいらっしゃい」や「夏期講習テキスト」の見直し、昨年学校で使用したワークブックの復習。中1・2年の学習を今週は理科はココまで、数学はココからココまで、というように計画を立ててやっていこう。やることはなんぼでもあるぞ。次の模試は9月13日。前回・今回のようなひどい結果はもう見たくない。期末試験が近いということを理由にせずに両方の勉強をしてくれ。そういえば、これを書いていてふと思いだしたのだが、勉強法についての話だ。昨年の中3生で八乙女中のRという者がやっていた方法でなかなか面白い勉強方法なので紹介しよう。自分一人で机に向かってやることはなかなか飽きてしまって集中力が続かない。そんなRくんは自分の勉強している姿をスマホで毎日録画したのだ。録画された画面には時計が写っている。誰かに見られている感覚があるので真面目に長い時間できるらしいのだ。もし、君らの中で「おもしろそう、やってみよう」と思えるものはぜひ実行してくれ。
んだば今回の模試の結果を発表だ。その前に前回7月の結果だ。
●新みやぎ模試 7月度
 
全体 55 38 44 60 50 247
53 39 45 61 55 252
SS 50 50 50 50 52 50
そんで8月はこんな感じ。

●新みやぎ模試 8月度

 
全体 55 40 44 41 50 235
53 42 39 51 51 236
SS 50 50 50 51 50 50
 
※400点以上の者がいませんでした。
このひどい結果を受けて、これからどのように家庭学習をしていくのか。ヒントはこの用紙にいろいろと書いた。
勉強は結果が出るまで時間がかかるものだ。今、頑張っても結果が出るのは1~2ヶ月後だ。今から必死にやっても9月の模試で結果が出ない連中がかなりいるでだろう。しかし、勉強を続けよう。続ければ成績は上がる。やり続ければ上がる。勉強が習慣化されれば持続時間が長くなる。集中力も増すハズ。そんで我々に質問すればもっと上がる。学校の授業を大事にすればさらに上がる。苦手教科を毎日30分、休日に90分もやれば、2ヶ月後にはがっちり上がる。信じろ。
 

 

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